レーティング:バルセロナ 2-1 セビージャ《スーペル・コパ》

2018.08.13 07:14 Mon
Getty Images
▽スーペル・コパ2018、バルセロナvsセビージャが12日にモロッコで行われ、2-1で勝利したバルセロナが2年ぶりの優勝を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。

▽バルセロナ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 テア・シュテーゲン 6.5
失点はノーチャンス。同点直後の前半終盤にサラビアの決定機を阻止。最後は自ら与えたPKをストップ
DF
2 N・セメド 5.5
立ち上がりこそ良い攻撃参加を見せたが、時間の経過と共に攻撃面で手詰まり感が目立った

3 ピケ 6.5
値千金の同点ゴールを記録。守備ではカウンターの対応に苦戦もマイボール時には持ち出しやスイッチを入れるパスで起点に

15 ラングレ5.5
古巣初対戦で気合いが空回りしたか、やや攻守に細かいミスが散見
18 ジョルディ・アルバ 6.5
自身の攻め上がった後方のスペースを使われたが、持ち味の攻撃参加で幾度も決定機に絡んだ

MF
2 ラフィーニャ 5.5
プレシーズンに比べて自由度が制限されたが、幾度か左足の際どいパスでチャンスを演出

(→ラキティッチ 5.5)
W杯後初出場ということもあり、ややキレを欠いた

5 ブスケッツ 5.5
絶妙な浮き球パスでチャンスを演出したが、守備の局面では幅広いスペースのケアに苦戦

8 アルトゥール 5.5
イニエスタの背番号8を背負って初めてプレー。攻守にそつなくプレーしたが、プラスアルファはなかった

(→コウチーニョ 5.5)
メッシと共に鋭い仕掛けで決定機に絡んだ

FW
10 メッシ 6.5
仕掛ける回数は多くなかったが、視野の広さとプレー精度の高さが抜群。多くの決定機を演出。デンベレの決勝点もアシスト

9 スアレス 5.5
動き出しの感覚は悪くなかったが、イメージとコンディションのズレが目立った

11 デンベレ 6.5
惜しいシュートや鋭い仕掛けで見せ場は作り、最後は圧巻のゴラッソで勝利の立役者に

(→ビダル -)
バルセロナデビューを飾る

監督
バルベルデ 6.0
[4-3-3]の布陣に戻しまずまずの内容で今季初タイトル

▽セビージャ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 バシリク 6.5
2失点も再三の好守を見せる。とりわけ、シュートコースの切り方や反応速度が秀逸

DF
25 メルカド 5.5
相手の強力な攻撃に対して危険なエリアを身体を張って埋めた

(→イェデル -)

4 ケアー 6.0
スアレスに粘り強く対応。ビルドアップの場面でも質の高さを見せた

3 セルジ・ゴメス 6.0
攻守に及第点の出来。崩されかけた場面で冷静な対応が光った

MF
16 ヘスス・ナバス 6.0
アルバの攻め上がりに対応しつつ、幾度かカウンターの場面で鋭い仕掛けを見せた

10 バネガ 6.0
守備の局面で身体を張りつつ前線に正確な縦パスを通してカウンターの起点に

7 ロケ・メサ 5.5
苦手の守備で後手を踏んだが、攻守に多くの仕事量をこなした

18 エスクデロ 5.5
献身的な守備を見せたが、やや攻撃面で物足りなかった

FW
17 サラビア 6.5
先制点を奪取。質の高い動き出しとキック精度で相手の脅威に

(→アレイシ・ビダル 5.5)
古巣初対戦でPK奪取も勝利に繋がらず

14 ムリエル 6.5
先制点をアシスト。うまくスペースでボールを受けてそこから馬力のある仕掛けで再三の決定機に絡んだ

(→アンドレ・シウバ 5.5)
セビージャデビュー。一定の起点となった

22 フランコ・バスケス 6.5
決定的な仕事はなかったが、献身的なプレスバックと左足の技術とアイデアを武器に攻撃を牽引

監督
マチン 6.0
新布陣が機能するなど、難敵相手に実りのある敗戦に

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
デンベレ(バルセロナ)
▽試合を通して存在感を示したメッシや相手守護神バシリクの活躍も見事だったが、試合を決める驚愕のゴラッソを決めたデンベレをMOMに選出。バルセロナ残留を決断した中、今後のポジション争いに向けた大きなアピールに。

バルセロナ 2-1 セビージャ
【バルセロナ】
ピケ(前42)
デンベレ(後33)
【セビージャ】
サラビア(前9)
関連ニュース

5選手がウルグアイ代表を早期離脱、アラウホは負傷リスク回避でバルセロナへ帰還

バルセロナのDFロナルド・アラウホらがウルグアイ代表から離脱した。 23日、バスク代表との親善試合を行い、1-1のドローで終えたウルグアイ代表。続いて26日にはコートジボワール代表との親善試合が控える。 ウルグアイサッカー協会(AUF)は24日、マルセロ・ビエルサ監督がコートジボワール戦での起用を考えていない5名の選手の代表離脱を発表。バスク戦でメンバー外だったアラウホの他、先発起用されたラツィオのMFマティアス・ベシーノ、オーランド・シティのFWファクンド・トーレス、ブラガのMFロドリゴ・サラサール、グラナダのDFブルーノ・メンデスが途中離脱となった。 スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、アラウホは太ももの過負荷のため、早期にバルセロナへ帰還する運びになったとのこと。大きな問題ではないというが、予防のためにクラブで回復させる決断に至った模様だ。 ウルグアイ代表のチームディレクターを務めるホルヘ・ジョルダーノ氏は、ウルグアイ『Carve Deportiva』でアラウホの状態に言及。トレーニングは問題なく行ったと明かしている。 「彼とは10日間を共にし、14回のトレーニングを行った。これは非常に重要だった」 「たとえ彼がフィットしていたとしても、リスクを負わないよう代表の試合には出場させないことにした。彼は頼りにできる選手だ」 バルセロナが次に臨むのは、代表ウィーク明けの30日に行われるラ・リーガ第30節ラス・パルマス戦。アラウホはひとまずこの試合の出場を目指すことになりそうだ。 2024.03.26 22:03 Tue

2025年夏のハーランド獲得をバルセロナが検討? 個人合意の過去も後押しか

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(23)の獲得を、バルセロナが再び検討している。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 2022年夏にドルトムントからシティへ移籍し、加入初年度から3冠達成、個人ではプレミアリーグ得点王やチャンピオンズリーグ(CL)得点王を獲得と、驚異的な活躍を見せたハーランド。今シーズンもここまで公式戦出場34試合で29ゴールをマークしている。 そんな中、2025年夏のハーランド獲得を夢見ていると報じられたのがバルセロナ。『ムンド・デポルティボ』によると、現在改築中のカンプ・ノウの工事が終われば、収入増加により財政を改善できると踏んでいることから、ワールドクラスのスター確保に動きたい模様だ。 ジョアン・ラポルタ会長はハーランドの代理人を務めるラファエラ・ピメンタ氏との関係が良好で、2月末にはスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏がピメンタ氏らと会談。さまざまな話題が飛び交う中、ハーランドに関する話し合いも行われたと考えられている。 また、シティは財務規定違反の問題が浮上しており、プレミアリーグ側の判決が保留されている状況。ジョゼップ・グアルディオラ監督とシティの契約も2025年6月までと、こういった複合的な要素がハーランドらの将来に大きく影響する可能性がある。 ハーランド獲得に向け多少の希望があるバルセロナだが、過去を見ればさらなる勝算も存在。以前もハーランドの獲得に動いていたバルセロナは、2021年夏、翌シーズンからの加入で個人合意に達していたという。 その後の2022年3月には、チャビ・エルナンデス監督が自らミュンヘンまで赴き、クラブのプロジェクトを説明。ハーランドもバルセロナ入りに興奮していたというが、財政面の理由から獲得を断念する運びとなった。 現在のハーランドの考えは定かではないが、少なくとも個人合意の目はありそうなバルセロナ。その他の問題を解決し、思惑通りに事を進めることができるだろうか。 2024.03.26 19:26 Tue

アトレティコやサウジのクラブから関心も…レヴァンドフスキにバルサ退団の意思なし

バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(35)には、複数クラブからの関心があるようだ。 ドルトムントやバイエルンでは大エースとして君臨してきたレヴァンドフスキ。2022年夏にバルセロナへ加入してからもゴールを量産し続けると、加入1年目から公式戦46試合33得点8アシストの活躍でラ・リーガ優勝に貢献した。 今シーズンはややペースが落ちながらも、公式戦39試合20ゴール9アシストを記録。ただし、チャビ・エルナンデス監督が退任を発表したクラブが新体制に舵を切った場合、レヴァンドフスキの売却を選択肢に入れる可能性もある。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、レヴァンドフスキには同じラ・リーガのアトレティコ・マドリーや、サウジアラビアのクラブからの関心があるとのことだ。 ただし、レヴァンドフスキ自身にはかねてから公言する通り、バルセロナを離れる意思はなし。2026年夏までの契約を全うするつもりであり、オファーはすべて拒否しているようだ。 バルセロナ側が今夏にどのような対応をとるかは不透明だが、よほどのことがない限り希代のストライカーは来季もラ・リーガでプレーすることになるだろう。 2024.03.26 17:20 Tue

ビッグクラブからの関心を受けるチアゴ・モッタ監督、「誇りに思う」としつつ「将来のことは何も決めていない」

ボローニャのチアゴ・モッタ監督(41)が、ビッグクラブからの関心を喜んだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 現役時代はバルセロナやインテル、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーし、数多くのタイトルを獲得してきたモッタ監督。2018年にPSGで現役引退を発表すると指導者の道を歩み始め、ジェノア、スペツィア・カルチョを経て2022年にボローニャの監督に就任した。 ボローニャでは優れた手腕を発揮しており、今シーズンはセリエAで29試合を消化して4位と好位置をキープ。トップ4争いに加わる快進撃を見せており、指揮官としての評価は急上昇している。 そんなモッタ監督は当然ビッグクラブが放っておかず、ミラン、ユベントス、バルセロナなどが招へいに関心。今シーズン終了後には、いずれかのクラブが具体的なオファーを出す可能性もあるという。 去就が注目されるモッタ監督もカスティリオーン・フィオレンティーノでのイベントに出席した際、こうした自身の関心について言及。名誉なことだとしつつ、今のところ決まっていることは何もないと強調している。 「(他クラブからの関心は)もちろん嬉しいし、誇りに思っている。非常に喜ばしいことだ。結果だけでなく、ピッチ上でそれを手にする方法についても、我々チームがしてきたすべてが評価された形なのだからね」 「とても気分は良いが、正直に言って自分の将来のことは考えていない。なぜなら、我々は現在とても素晴らしい瞬間を経験しているからだ。それを最大限に楽しみたいと思っている。そしてその時が来たら、将来のことを考えたい」 2024.03.26 11:15 Tue

販売価格は最高で1着49万円か、バルセロナが次のクラシコでも特別なユニフォームを着用へ

バルセロナが、4月21日に行われるラ・リーガ第32節のレアル・マドリーとのエル・クラシコでも特別なユニフォームを着用するようだ。 2022年から音楽のストリーミングサービスを世界に展開する『Spotify』と契約している バルセロナ。通常時は『Spotify』のロゴが入ったユニフォームを着用している。 ただ、これまでのクラシコでは、『Spotify』のロゴ部分をタイムリーなアーティストにまつわるロゴに変更した特別なユニフォームを着用。今シーズン初のクラシコとなった2023年10月の試合ではザ・ローリング・ストーンズのロゴが入ったユニフォームを着用していた。 次のクラシコは4月21日に行われるが、バルセロナではそこでも特別なユニフォームを着用することになるようだ。スペインのラジオ『RAC1』の情報をもとに『Footy Headlines』が伝えている。 バルセロナは、次のクラシコで、2月の第66回グラミー賞(R)で最優秀ラテン・アーバン・アルバムも受賞したコロンビアの世界的歌手であるカロルGとコラボ。ユニフォームの胸に、カロルGが腕に入れている茨の心臓のタトゥーを白く表現したロゴがあしらわれる。そのタトゥーは、彼女の人生における困難な時期からの回復と人間的成長を象徴しているという。 この特別なユニフォームは、クラブ創設年にちなんで1899着が用意されるということ。複数の種類が用意され、400ユーロ(約6万5000円)から3000ユーロの(約49万円)という高価な価格帯のものも展開されるようだ。 <span class="paragraph-title">【画像】最高で1着49万円か、ハートのロゴが入ったバルセロナの特別なユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">: Barcelona Kit to Feature Karol G Logo Against Real Madrid [<a href="https://twitter.com/rac1?ref_src=twsrc%5Etfw">@rac1</a> <a href="https://twitter.com/El_Clausulazo?ref_src=twsrc%5Etfw">@El_Clausulazo</a>]: <a href="https://t.co/gDXvwtlQeV">https://t.co/gDXvwtlQeV</a></p>&mdash; Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1771168471507738801?ref_src=twsrc%5Etfw">March 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:50 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly