マルシャル退団希望も有力新天地候補バイエルンは獲得に興味なし…

2018.08.04 14:48 Sat
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▽マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表FWアントニー・マルシャル(22)の新天地は果たしていずことなるのか。

ジョゼ・モウリーニョ監督の起用法に不満を抱いているとされ、今夏の移籍が取り沙汰されてきたマルシャル。
▽先日、マルシャルは息子の誕生を祝うため、アメリカで行っているプレシーズンツアーから離脱しフランスに帰国。しかし、その後しばらく再合流しなかった同選手に対して、モウリーニョ監督は「彼はここに居るべきなのに、いない」と批判。マルシャルは、直後に「申し訳ないが、家族は何よりも大切」と反論とも取れる返答をSNS上でしており、最終的にチームに合流したものの緊張関係が高まっている。

▽ユナイテッドは以前からマルシャルを放出する場合、国外のクラブのみと考えており、その有力な新天地に挙げられているのが、今季限りで元フランス代表MFフランク・リベリと元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの2選手の退団が濃厚となっているバイエルンだった。

▽しかし、バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOはドイツ『ビルト』でマルシャル獲得に関心がないことを明言した。
「(マルシャル獲得の可能性について)我々にはリベリ、ロッベン、コマン、ニャブリと4人のアウトサイドアタッカーがいる。同様に(新加入のアルフォンソ・)デイビスもいるんだ」

「これ以上、同じポジションのプレーヤーを増やすべきではない。もちろん、そういった補強を行うクラブもあるが、監督に問題を引き起こすものだ」

▽今回のルンメニゲCEOの発言によってマルシャルのバイエルン行きの可能性は消滅することになり、マルシャルの今季のユナイテッド残留の可能性が高まっている。もちろん、モウリーニョ監督が国内のライバルへの放出を希望した場合、トッテナムやチェルシーが獲得に乗り出す可能性はあるはずだ。
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