【会見2】「可能なら次の大会からでも呼びたい」森保一監督がOAの早期召集を望む理由は?《アジア競技大会》
2018.08.03 16:46 Fri
▽日本サッカー協会(JFA)は3日、インドネシアのジャカルタで開幕する第18回アジア競技大会に臨むU-21同国代表メンバー20名を発表した。
▽U-21日本代表は、A代表を兼任する森保一監督が指揮。同代表は2020年に自国開催となる東京オリンピック世代であり、今大会での活躍に期待が集まる。
▽メンバー発表会見に出席した森保一監督は、自身不在で参戦となったトゥーロン国際大会の総括を踏まえ、東京オリンピックを見据えたチーム作りのプランをオーバーエイジ枠も含めて語った。
◆森保一監督(U-21日本代表)
──森保監督自身は4度目の活動になるが、チーム作りや戦術面で新たにトライしたいことは。また、前回のトゥーロン国際大会時にはA代表に同行していたが、スタッフからどのようなトゥーロン国際大会の総括を受けたか。
「これまで我々がやってきたこと、そしてこれからやっていくことという部分では、積み上げるところはしっかりと積み上げていきたいと思っています。私はロシア・ワールドカップにスタッフとして帯同させてもらい、色々なことを学びました。西野朗監督からもそうです」
「戦術的なところで、今までやってきたこと+システム上での変化をもって戦うということのトライを今大会でどうするかはわからないですけど、チーム作りをしていく上ではトライしていきたいと思っています」
──この2年間どうチーム作りをしていくか、オーバーエイジを呼ぶタイミングを含めてイメージはあるか
「オーバーエイジを呼べるのであれば、次の大会からでも呼びたいです(笑) なぜかというと監督、コーチ、指導者から選手たちがいろいろな影響を受けて成長する、指導者の働きかけで成長することはあると思いますが、経験のあるベテラン選手から言葉で伝えて、共にプレーして感じることや背中を見て学ぶこともあります。経験の浅い選手は刺激を受けて成長につながると思います。できれば次の大会で来てほしいなという思いはあります」
「これまでの東京オリンピックを目指すチームで起こっているミスはだいたい一緒です。失点についてもトゥーロンではそれが解消されたり、改善されたということは聞いています。例えば1失点すると短時間で失点を重ねてしまうメンタルの弱さや戦い方として踏ん張り切れない部分があります。経験豊富な選手がいたら、そういう時にどうやって戦えばいいか、どういうメンタルを持って続けていければいいかなども含めて、そこは東京オリンピック世代のこれまでの課題というふうに考えています」
「様々な局面で経験が豊富な選手から伝えてもらう、見せてもらうということは大きいと思うので、そこの融合は早い方が良いなと思います。ただ、いろいろな大会があると思うので、そこはタイミングで考えていきたいです」
「チーム作りとしては、2020年の東京オリンピック本大会が一番大切だと思うので、そこで最強のチーム、一番力を発揮できる状態のチーム作りができればと思っています。もちろん毎回毎回、毎試合毎試合勝ちにこだわっていく部分や大切にしていくということはありますけど、無駄な時間は全くないので、その時のチームにとって良いこと、選手にとって良いこと、次につながることを考えながら本大会で最強のチームを作れるようにやっていきたいです」
──イメージとしては早めにチームを固めていきたいところか
「大会が近くなればなるほど、チームとして戦っていくということ、特にコアな部分を詰めていくことはあると思います。ただ、それは全部自然なことだと思っています。チームを固めていくということを考えていても、この世代の選手だけでなく、実力や調子でパフォーマンスは変わっていくことがサッカーだと思います。本大会に向けてチームを作っていくことに変わりはないですけど、そこまでに競争していくということで選手の状態を見て、作っていきたいです」
──A代表の選手もすでにOAとしてオリンピックに出たいと意思表明している選手もいるが、そういう選手たちに対してどう思っているか
「今A代表の選手たち、ロシアW杯に出た選手たちが東京オリンピックに向けて、OAでのプレーを表明してくれていることやチーム作りに貢献したいと言ってくれていることは本当にありがたいですし、心強いです。何より嬉しいです」
「最終的に誰を選ぶかということはもちろん現段階では決まってないですけど、東京オリンピック世代の選手たちには『OAも含めて競争だ』と伝えています。そういう意味ではOAがチームのどこに必要なのか、誰が必要なのかということを考えなくてはいけません」
「嬉しいのは、代表チームを日本人として支えていきたい、よりレベルアップしていきたい、貢献していきたいという気持ちです。自分としても、まだまだ経験の浅い東京オリンピック代表チームに、経験豊富な選手たちにいろいろな関わりを持ってもらって、経験を伝えてもらう、より良い選手になるために接点を持てるという環境が作れたら良いなと思っています」
▽U-21日本代表は、A代表を兼任する森保一監督が指揮。同代表は2020年に自国開催となる東京オリンピック世代であり、今大会での活躍に期待が集まる。
◆森保一監督(U-21日本代表)
──森保監督自身は4度目の活動になるが、チーム作りや戦術面で新たにトライしたいことは。また、前回のトゥーロン国際大会時にはA代表に同行していたが、スタッフからどのようなトゥーロン国際大会の総括を受けたか。
「これまで我々がやってきたこと、そしてこれからやっていくことという部分では、積み上げるところはしっかりと積み上げていきたいと思っています。私はロシア・ワールドカップにスタッフとして帯同させてもらい、色々なことを学びました。西野朗監督からもそうです」
「戦術的なところで、今までやってきたこと+システム上での変化をもって戦うということのトライを今大会でどうするかはわからないですけど、チーム作りをしていく上ではトライしていきたいと思っています」
「私はトゥーロン国際大会には帯同できませんでしたが、スタッフから聞いているのはチームとしてのこれまでの積み上げは確実にできているということ。戦術の浸透というところでは、新たな選手のもたらす影響がポジティブだったことを聞いています。コンセプトの部分でより意思統一しながらできていると。ただ、結果的には主導権を握っていても自分たちのミスから試合を落としたりということは起こっているので、そういう部分でやるべきことと個人のクオリティは上げなくてはいけないと聞いています」
──この2年間どうチーム作りをしていくか、オーバーエイジを呼ぶタイミングを含めてイメージはあるか
「オーバーエイジを呼べるのであれば、次の大会からでも呼びたいです(笑) なぜかというと監督、コーチ、指導者から選手たちがいろいろな影響を受けて成長する、指導者の働きかけで成長することはあると思いますが、経験のあるベテラン選手から言葉で伝えて、共にプレーして感じることや背中を見て学ぶこともあります。経験の浅い選手は刺激を受けて成長につながると思います。できれば次の大会で来てほしいなという思いはあります」
「これまでの東京オリンピックを目指すチームで起こっているミスはだいたい一緒です。失点についてもトゥーロンではそれが解消されたり、改善されたということは聞いています。例えば1失点すると短時間で失点を重ねてしまうメンタルの弱さや戦い方として踏ん張り切れない部分があります。経験豊富な選手がいたら、そういう時にどうやって戦えばいいか、どういうメンタルを持って続けていければいいかなども含めて、そこは東京オリンピック世代のこれまでの課題というふうに考えています」
「様々な局面で経験が豊富な選手から伝えてもらう、見せてもらうということは大きいと思うので、そこの融合は早い方が良いなと思います。ただ、いろいろな大会があると思うので、そこはタイミングで考えていきたいです」
「チーム作りとしては、2020年の東京オリンピック本大会が一番大切だと思うので、そこで最強のチーム、一番力を発揮できる状態のチーム作りができればと思っています。もちろん毎回毎回、毎試合毎試合勝ちにこだわっていく部分や大切にしていくということはありますけど、無駄な時間は全くないので、その時のチームにとって良いこと、選手にとって良いこと、次につながることを考えながら本大会で最強のチームを作れるようにやっていきたいです」
──イメージとしては早めにチームを固めていきたいところか
「大会が近くなればなるほど、チームとして戦っていくということ、特にコアな部分を詰めていくことはあると思います。ただ、それは全部自然なことだと思っています。チームを固めていくということを考えていても、この世代の選手だけでなく、実力や調子でパフォーマンスは変わっていくことがサッカーだと思います。本大会に向けてチームを作っていくことに変わりはないですけど、そこまでに競争していくということで選手の状態を見て、作っていきたいです」
──A代表の選手もすでにOAとしてオリンピックに出たいと意思表明している選手もいるが、そういう選手たちに対してどう思っているか
「今A代表の選手たち、ロシアW杯に出た選手たちが東京オリンピックに向けて、OAでのプレーを表明してくれていることやチーム作りに貢献したいと言ってくれていることは本当にありがたいですし、心強いです。何より嬉しいです」
「最終的に誰を選ぶかということはもちろん現段階では決まってないですけど、東京オリンピック世代の選手たちには『OAも含めて競争だ』と伝えています。そういう意味ではOAがチームのどこに必要なのか、誰が必要なのかということを考えなくてはいけません」
「嬉しいのは、代表チームを日本人として支えていきたい、よりレベルアップしていきたい、貢献していきたいという気持ちです。自分としても、まだまだ経験の浅い東京オリンピック代表チームに、経験豊富な選手たちにいろいろな関わりを持ってもらって、経験を伝えてもらう、より良い選手になるために接点を持てるという環境が作れたら良いなと思っています」
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