長谷川采配的中のFC東京が“仕上げのリンス”初披露で鹿島に逆転勝利!《J1》
2018.08.01 21:31 Wed
▽明治安田生命J1リーグ第19節の鹿島アントラーズvsFC東京が1日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、アウェイのFC東京が2-1で逆転勝利した。
▽7位の鹿島と2位のFC東京による強豪対決。前節、下位に沈むガンバ大阪と1-1のドローに終わり連勝がストップした鹿島はその試合から先発2人を変更。内田と永木に代わって西とレオ・シルバを起用した。
▽一方、前節V・ファーレン長崎に競り負けて10戦ぶりの敗戦を喫したFC東京は、バウンスバックが求められるこの一戦に向けて先発6人を変更。GK大久保、丹羽、太田、大森、橋本、永井に代わってGK林、チャン・ヒョンス、小川、米本、田邉、富樫が先発に入った。なお、森重はこの試合でJ1通算300試合出場を達成した。
▽開始直後にボックス左に抜け出したFC東京のディエゴ・オリヴェイラが際どいシュートを放つなど、オープンな攻防を予感させる。すると、試合は序盤からゴールの奪い合いとなる。
▽まずは13分、左サイドのタッチライン際で味方から斜めのパスを受けた安西がカットインからボックス手前でファーポストを狙ってクロス性のミドルシュートを放つ。これが前目の立ち位置を取っていたGK林の頭上を越えてゴール右上隅に決まった。東京ヴェルディ生え抜きの安西はFC東京相手の公式戦初対戦で今季2ゴール目を記録した。
▽20分までに1ゴールずつを奪い合った一戦はその後も激しい攻防に。25分にはボックス手前の好位置で得たFKをキッカーの東が直接狙うと、GKクォン・スンテの手を弾いたボールが右ポストを叩く。さらに昌子不在の相手守備陣に対して優位性を保つディエゴ・オリヴェイラを起点に相手の緩い左サイドの守備を突き、東と室屋のコンビが再三チャンスを創出。一方、鹿島は三竿らのボール奪取からショートカウンターに転じ好調の土居らにチャンスが訪れるも、相手の堅守をこじ開けられない。
▽1-1のスコアで折り返した試合は後半も拮抗した展開に。やや中盤が間延びし始めた中でレオ・シルバや鈴木の仕掛けで鹿島がロングカウンターでチャンスを窺う。62分にはボックス手前で得たFKをレオ・シルバが直接狙うも、これはわずかに枠の右に。その後も、鹿島が押し気味に試合を運ぶものの、前半同様に2トップがなかなか仕事をさせてもらえない。
▽後半も半ばを過ぎると疲労の影響もあり試合はこう着状態に陥る。そして、75分に両チームのベンチが動くと、この選手交代が試合の流れを決めることに。すでに中村に代えて永木を投入していた鹿島は安部に代えて金森を投入。対するFC東京は富樫とディエゴ・オリヴェイラの2トップを下げて永井、リンスを投入する2枚替えを敢行した。
▽すると77分、右サイドのスペースに出たボールに対してDF犬飼が永井より先にクリアをしようとスライディングを試みるが、これがまさかの空振りに。そして、このボールを拾った永井がボックス右に持ち込んでグラウンダーで折り返すと、ゴール前に飛び込んだリンスがGKより先にワンタッチで流し込んだ。
▽途中投入の2選手の活躍からリンスに移籍後初ゴールが生まれたFC東京は前がかる鹿島相手にその2トップを生かしたカウンターがハマる。79分には東の絶妙な折り返しからゴール前の永井に絶好機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。
▽一方、ホームで負けられない鹿島は失点覚悟の前がかりな攻撃で同点を目指すも、なかなか相手の堅守をこじ開けられない。後半アディショナルタイムにはペナルティアーク付近でクリアボールを拾った永木が切り返しでシュートコースを作って左足を振り抜くが、枠の右を捉えたシュートはGK林のビッグセーブに阻まれて万事休す。長谷川監督の采配が完璧に的中したFC東京が富樫とリンスの今季J1初ゴールによって敵地で見事な2-1の逆転勝利を飾った。
▽7位の鹿島と2位のFC東京による強豪対決。前節、下位に沈むガンバ大阪と1-1のドローに終わり連勝がストップした鹿島はその試合から先発2人を変更。内田と永木に代わって西とレオ・シルバを起用した。
▽開始直後にボックス左に抜け出したFC東京のディエゴ・オリヴェイラが際どいシュートを放つなど、オープンな攻防を予感させる。すると、試合は序盤からゴールの奪い合いとなる。
▽まずは13分、左サイドのタッチライン際で味方から斜めのパスを受けた安西がカットインからボックス手前でファーポストを狙ってクロス性のミドルシュートを放つ。これが前目の立ち位置を取っていたGK林の頭上を越えてゴール右上隅に決まった。東京ヴェルディ生え抜きの安西はFC東京相手の公式戦初対戦で今季2ゴール目を記録した。
▽一方、やや不運な形から先手を許したFC東京もすぐさま追いつく。19分、東の縦パスに対してバイタルエリアで屈強なポストワークを見せたディエゴ・オリヴェイラが右サイド深くに走り込む室屋に繋ぐと、室屋がグラウンダーで入れたピンポイントクロスに反応したゴール前密集の富樫がワンタッチで流し込んだ。
▽20分までに1ゴールずつを奪い合った一戦はその後も激しい攻防に。25分にはボックス手前の好位置で得たFKをキッカーの東が直接狙うと、GKクォン・スンテの手を弾いたボールが右ポストを叩く。さらに昌子不在の相手守備陣に対して優位性を保つディエゴ・オリヴェイラを起点に相手の緩い左サイドの守備を突き、東と室屋のコンビが再三チャンスを創出。一方、鹿島は三竿らのボール奪取からショートカウンターに転じ好調の土居らにチャンスが訪れるも、相手の堅守をこじ開けられない。
▽1-1のスコアで折り返した試合は後半も拮抗した展開に。やや中盤が間延びし始めた中でレオ・シルバや鈴木の仕掛けで鹿島がロングカウンターでチャンスを窺う。62分にはボックス手前で得たFKをレオ・シルバが直接狙うも、これはわずかに枠の右に。その後も、鹿島が押し気味に試合を運ぶものの、前半同様に2トップがなかなか仕事をさせてもらえない。
▽後半も半ばを過ぎると疲労の影響もあり試合はこう着状態に陥る。そして、75分に両チームのベンチが動くと、この選手交代が試合の流れを決めることに。すでに中村に代えて永木を投入していた鹿島は安部に代えて金森を投入。対するFC東京は富樫とディエゴ・オリヴェイラの2トップを下げて永井、リンスを投入する2枚替えを敢行した。
▽すると77分、右サイドのスペースに出たボールに対してDF犬飼が永井より先にクリアをしようとスライディングを試みるが、これがまさかの空振りに。そして、このボールを拾った永井がボックス右に持ち込んでグラウンダーで折り返すと、ゴール前に飛び込んだリンスがGKより先にワンタッチで流し込んだ。
▽途中投入の2選手の活躍からリンスに移籍後初ゴールが生まれたFC東京は前がかる鹿島相手にその2トップを生かしたカウンターがハマる。79分には東の絶妙な折り返しからゴール前の永井に絶好機も、ここはシュートを枠に飛ばせない。
▽一方、ホームで負けられない鹿島は失点覚悟の前がかりな攻撃で同点を目指すも、なかなか相手の堅守をこじ開けられない。後半アディショナルタイムにはペナルティアーク付近でクリアボールを拾った永木が切り返しでシュートコースを作って左足を振り抜くが、枠の右を捉えたシュートはGK林のビッグセーブに阻まれて万事休す。長谷川監督の采配が完璧に的中したFC東京が富樫とリンスの今季J1初ゴールによって敵地で見事な2-1の逆転勝利を飾った。
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