フィオレンティーナが日本を模範にロッカールームを整理整頓「おもてなしありがとう」

2018.07.30 13:46 Mon
フィオレンティーナがデュイスブルクのロッカールームに残したメッセージが話題になっている。イタリアメディア『スカイスポーツ』が29日、報じている。

フィオレンティーナは今夏、デュイスブルク、フルアム、アスレティック・ビルバオの4チームによるカップ・オブ・トラディションズに参戦し、決勝ではフルアムをPK戦の末、下し、優勝を飾った。だが大会終了後のフィオレンティーナのある行動が称賛されている。ステファノ・ピオリ率いるヴィオラは、大会が行われたデュイスブルクのスタジアムを去る際、ロッカールームをきれいに清掃し、「デュイスブルク、おもてなしをありがとう!」とドイツ語で書かれたメッセージを残した。

このためイタリアでは、ロシア・ワールドカップで話題となった日本代表のロッカールームのようだと注目を集めている。イタリアメディアは、「フィオレンティーナが日本と同じく、マナーのレッスン。きれいなロッカーと感謝の言葉」との見出しで伝えたほか、「デュイスブルクでフィオレンティーナはピッチ内とピッチ外で2回勝利した。ヴィオラはトロフィーを掲げた後、美しい行動で主役となった」などと綴っている。


提供:goal.com

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