日本人対決は実現せず、冨安フル出場も植田のデビューはお預け《ジュピラー・プロ・リーグ》

2018.07.29 05:01 Sun
▽ジュピラー・プロ・リーグ第1節が28日に行われ、シント=トロイデンvsセルクル・ブルージュは0-0で引き分けた。

▽シント=トロイデンでの2シーズン目を迎えたDF冨安健洋はフル出場し、チームのクリーンシートに貢献。新加入のMF関根貴大とDF遠藤航は招集外で、セルクル・ブルージュのDF植田直通はベンチ入りも出場機会はなく、デビューはお預けとなった。
▽また、アンデルレヒトはコルトレイクとのアウェイ戦に臨み、4-1で快勝したが、構想外と伝えられるアンデルレヒトのMF森岡亮太は招集外となっている。
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「一から戦い直そう」数的不利のHTの反応を語った藤田譲瑠チマ、苦しみながらも勝ち点3に「良い流れに乗れる」

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【パリ行きの命運を託された23選手】大岩ジャパンのダイナモ、この世代筆頭の藤田譲瑠チマが主将としても引っ張る

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、藤田譲瑠チマにフォーカスする。 ■藤田譲瑠チマ(MF/シント=トロイデン) この大岩ジャパン発足時からの大黒柱はナイジェリア人の父を持ち、Jリーグ屈指の育成力を誇る東京ヴェルディのアカデミー出身。2020年の昇格を待たずしてプロデビューの経歴を持ち、1年目からJ2リーグ41試合出場で3ゴールと堂々たる数字を残した。 2021年から徳島ヴォルティスでのJ1リーグ挑戦を決断し、翌年からは横浜F・マリノスにステップアップ移籍。アンカーでも、ダブルボランチでも、インサイドハーフでも攻守にわたってダイナモぶりを遺憾なく発揮し、横浜FM1年目からJ1リーグ優勝に貢献した。 その横浜FMで1年半を過ごし、昨夏から満を持してシント=トロイデンでの欧州挑戦を決意。試合途中からも多いが、ここまで公式戦24試合に出場して、ジュピラー・プロ・リーグ第20節のスタンダール・リエージュ戦では記念すべき初ゴールをマークしている。 2022年夏にフル代表を経験済みの代表キャリアも順調そのものといえる22歳有望株の売りは170cm前半のサイズをカバーする予測の良さとボール捌き。狭いエリアでも失わないキープ力と精度の高い縦パスも魅力で、個性派揃いの中盤でも中心を託される。 また、大岩ジャパン全体においても持ち前の統率力で一線を画す存在で、この世代を率い始めてから明確なリーダーを置いてこなかった大岩剛監督もパリ行きに向けて一丸が求められるとの認識をより強め、主将に指名。名実ともに中心として今大会を迎える。 試合ではというと、松木玖生や山本理仁らとともに逆三角形の中盤を支える役割が求められ、底がメインポジション。主なプレータスクは奪って繋ぐ。プレーヤーとしても、主将としても繋ぎ手となり、パリ行きの切符に導いていきたい。 2024.04.16 17:00 Tue

【パリ行きの命運を託された23選手】世代屈指のゲームメーカー、山本理仁が今大会も中盤でタクトを振るう

パリ・オリンピックのアジア最終予選を兼ねるAFC U23アジアカップが15日に開幕する。出場16カ国が4組に分かれてのグループステージから始まる五輪出場もかけた戦いは約2週間ちょっとのスケジュール的にも勝ち上がれば勝ち上がるほど総力戦が必至。ここではパリ行きの命運が託されたU-23日本代表の23選手を紹介し、山本理仁にフォーカスする。 ■山本理仁(MF/シント=トロイデン) Jリーグ屈指の育成力に定評のある東京ヴェルディのアカデミー育ちで、2019年に高校2年生でプロ入り。いわゆる飛び級でプロの世界に飛び込んでからというもの、東京VではJ2リーグが主戦場ながら1年目から戦力となり、20歳にして通算100試合出場を数えた。 そんな左利きの司令塔が大きな決断をしたのが2022年夏。ガンバ大阪でのJ1リーグ挑戦だ。ただ、慣れない関西の地では移籍早々に左足甲の骨折がわかり、新天地デビューは10月になってから。結局、そのデビュー戦を含む2試合に途中出場したのみに終わった。 ダニエル・ポヤトス新体制のもとで迎えた2年目でもレギュラー定着とまでいかないなか、公式戦15試合出場と出番を増やしていったが、その夏にシント=トロイデンでの欧州挑戦を決断。今夏までのローン選手としてG大阪からベルギーに渡り、現在に至る。 ベルギーではというと、かつてヴィッセル神戸を率いたトルステン・フィンク監督のもと、ここまで32試合に出場。そのうち、先発は8試合のみと途中出場が主だが、今回の代表参加を除けば、不出場は2試合だけとチーム内で戦力に計算される存在であり続ける。 武器はアンカーやインサイドハーフをこなすなかで、左足から繰り出すキック精度。組み立てる力はこの世代屈指で、エリート街道の世代別代表キャリアにおいて、どのカテゴリーでも司令塔役を任され、大岩ジャパンでも不動のゲームメーカーという立ち位置だ。 今大会の中盤陣でも藤田譲瑠チマをはじめ、松木玖生らとともに主軸と目され、[4-3-3]のシステム下ではインサイドハーフが主なポジション。海外組5選手の1人として参戦する今大会もゲームメーク力と視野の広さをもってして中盤からの手綱捌きが期待される。 2024.04.15 06:00 Mon

“大王わさび”で伊藤涼太郎と川辺駿がともにアシスト!シント=トロイデンvsスタンダール・リエージュは計6発打ち合いのドロー

両チームの日本人MF2人がゴールに直結する活躍を見せた。 ジュピラー・プロ・リーグ第33節となるプレーオフ2、シント=トロイデンvsスタンダール・リエージュ大王わさびスタイエンスタジアムで行われ、3-3の引き分けに終わった。 シント=トロイデンは山本理仁と藤田譲瑠チマがU-23日本代表の活動でメンバー外となり、日本代表GK鈴木彩艶はフル出場し、伊藤涼太郎は後半アディショナルタイムまでプレーして1アシストを記録。小川諒也はベンチ入りも出場なく、岡崎慎司はメンバー外となった。また、スタンダール・リエージュの川辺駿はフル出場し、1アシストを残している。 プレーオフに入って2連勝中のシント=トロイデンに対し、1分け1敗と未勝利のスタンダール・リエージュ。この試合でも開始早々の4分にシント=トロイデンが試合を動かす。 バイタルエリア中央で受けた伊藤涼太郎がドリブルでボックス内に侵入すると、引き取ったエリック・ジュニオール・ボキャが力強くネットを揺らした。 伊藤にアシストが付いたシント=トロイデンだったが、スタンダール・リエージュも9分にウィルフリード・カンガのゴールですぐさま追い付き、折り返して57分のPK献上時はGKアルノー・ボダールが見事なセーブ。するとその2分後には川辺駿が魅せる。 ワンツーを駆使して中盤右サイドでフリーとなった川辺は、味方の動き出しを見て正確なクロスを供給。ファーからダイアゴナルに走り込んだウィリアム・バリクウィシャのボレー弾をお膳立てした。 逆転に成功したスタンダール・リエージュは、81分にも相手のパスミスを突いてカンガが追加点を奪取。だが、シント=トロイデンもその3分後、またも伊藤が絡んで1点を返す。ゴール正面、ペナルティアークから狙った伊藤の右足ミドルはGKに阻まれたが、こぼれ球をアドリアーノ・ベルタッチーニが押し込んだ。 シント=トロイデンはさらに88分、ファティ・カヤにリーグ戦初ゴールが生まれ、土壇場で同点に追い付くと、試合はこのままタイムアップ。打ち合いの末に、両者勝ち点「1」を分け合った。 シント=トロイデン 3-3 スタンダール・リエージュ 【シント=トロイデン】 エリック・ジュニオール・ボキャ(4分) アドリアーノ・ベルタッチーニ(84分) ファティ・カヤ(88分) 【スタンダール・リエージュ】 ウィルフリード・カンガ(9分、81分) ウィリアム・バリクウィシャ(59分) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】伊藤が2得点に絡み川辺はピンポイントクロス!シントトロイデンvsS・リエージュは打ち合いに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xFKGp1WaNRY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.13 18:40 Sat

シント=トロイデン伊藤涼太郎が大逆転に導く2ゴール! 途中出場で大仕事

シント=トロイデンMF伊藤涼太郎が大仕事だ。 ジュピラー・プロ・リーグのレギュラーシーズン9位でフィニッシュしたシント=トロイデンは7位から12位までのチームで争うプレーオフ2に回り、5日の第2節で8位のメレヘンと対戦。鈴木彩艶、小川諒也、山本理仁、藤田譲瑠チマが先発した。 伊藤はベンチからのスタートだったが、0-2の58分に山本との交代でピッチに入ると、67分に反撃の狼煙を上げる一発。敵陣中央の伊藤が右に叩いてボックス中央のスペースに駆け、その流れで受けたリターンパスから右足でゴール左に決めた。 その後、75分にコイタが今季15発目となる右足ミドルで同点弾を決めると、89分に伊藤が左CKの流れからこぼれ球を拾って中に切り込み、バイタルエリア左から右足を一閃。これがゴール右下に突き刺さり、最終盤に勝ち越した。 途中出場から2発の伊藤は今季得点数を6ゴールに。今季初となる3連勝のシント=トロイデンはこのプレーオフを連勝とした。 <span class="paragraph-title">【動画】伊藤涼太郎が途中出場で2発の大仕事</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>カッコ良すぎる!<br>\<br><br>途中出場の伊藤涼太郎が2ゴールで逆転勝利に導く<br>決勝弾はカットインからのゴラッソ<br><br>ベルギーリーグプレーオフ<br>メヘレン×シント=トロイデン<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信 <a href="https://t.co/PGPG0VveYv">pic.twitter.com/PGPG0VveYv</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776428007793537029?ref_src=twsrc%5Etfw">April 6, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.06 08:50 Sat
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