大宮9試合ぶり敗戦…主将MF岩尾憲の1G1Aで徳島がホーム3連勝! 《J2》
2018.07.21 21:20 Sat
▽明治安田生命J2リーグ第24節の11試合が21日に各地で行われた。
▽15位徳島ヴォルティスが7位の大宮アルディージャを鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムに迎えた一戦では、2-1で徳島が勝利した。
▽10分、徳島ボールの右CKの場面でキッカーの岩尾がクロスを蹴り込むと、ボックス手前左の大本がダイレクトシュートを放つ。しかし、大宮DFのブロックに遭い、得点には繋がらない。
▽対する大宮は、23分にボックス内で味方のフィードを収めた大前が、反転して強引にシュートを放つ。しかし、怖さを見せたシーンだったが、徳島DFに阻まれて枠を捉えることが出来ず。
▽結局、一進一退の攻防が続く試合は、ゴールレスで折り返しを迎えることとなった。後半に入ると、徳島が先に結果を出す。
▽しかし、直後の59分に大宮が反撃を浴びせる。左サイド浅い位置でボールを持った河面がクロスを上げると、ボックス内に抜け出した大前が、右足でダイレクトシュートを放つ。これが同点弾となり、大前にとっては5試合連続ゴールとなった。
▽それでも66分、徳島が再びリードを奪う。初先発していた新戦力のピーター・ウタカからスルーパスを受けた岩尾が、ボックス内で巧みな切り返しを披露して大宮DFを剥がし右足を振り抜く。ニアに確実に沈め、勝ち越し弾とした。
▽その後、大宮は大前や途中出場のロビン・シモシッチを中心として猛攻をかけるが、再びスコアを同点に戻すことはできず。徳島がリードを保ったまま、試合を終えた。この結果、徳島はホームでの公式戦3連勝を飾ることに。対する大宮は、リーグ9試合ぶりの敗北を喫した。
▽また、首位の松本山雅FCが最下位の京都サンガF.C.を松本平広域公園総合球技場に迎えた一戦では、1-0で松本が勝利した。
▽大混戦のJ2リーグ。首位松本の勝ち点41に対して、2位FC町田ゼルビア、3位大分トリニータ、4位レノファ山口FCが同勝ち点40で追走、5位アビスパ福岡、6位横浜FCも同勝ち点39で食らいつき、7位の大宮アルディージャが勝ち点48と、7チームが首位に立つ可能性を残した今節。
▽その中でも勝利でアドバンテージを維持することが可能な松本は、試合の立ち上がりから積極的に仕掛けていく。1分、相手陣内中央付近でボールを持った前田がボックス手前までドリブルで運び、思い切ってミドルシュートを放つ。シュートは枠を外れたものの、京都ゴールを脅かした。
▽続く3分にも松本がボックス手前左でFKを獲得。岩上のクロスに飛び込んだ前田の頭がボールを掠めると、5分には高崎の遠い位置から狙った低い弾道のシュートが右ポストを叩いた。
▽その後も、松本の選手が幾度もバイタルでボールを受け、矢継ぎ早にチャンスを作り出していく展開が続く。耐える京都は、16分にショートカウンターからボックス左に抜け出した重廣が左足を振り抜くが決め切れず。直後に迎えた松本のチャンスシーン、セルジーニョのボックス内でのシュートはGK清水がセーブしたものの、京都はなかなか主導権を奪うことができない。
▽39分には、前田がボックス内で一対一を迎えたが、そこではGK清水に軍配。しかし、ゴールレスのまま折り返しを迎えるかに思われた42分、ボックス手前でボールを持ったセルジーニョが、高崎とのワンツーからシュートを放つ。これがゴール左隅を捉え、先制弾となった。
▽1-0のスコアで迎えた後半、守備から入る松本は球際を激しくチェックし、京都をなかなか危険なゾーンに入り込ませない。それでも54分、京都が決定的なシーンを生み出す。ボックス右でボールを持った岩崎が深い位置からグラウンダーのクロスを供給。小谷松が合わせたシュートは枠を捉えなかったものの、松本のゴールに迫った。
▽さらに62分にも、相手陣内中央付近でボールを受けた庄司がグラウンダーの鋭いシュートを放つ。シュートは左に逸れて得点とはならなかったものの、徐々に京都がペースを掴んでいく。
▽しかし結局、最後まで松本の牙城を崩すことは叶わず。1-0のスコアで松本がリードしたまま試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、リーグ5試合負けなしとした松本が首位をキープ。京都はリーグ6試合勝ちなしと、光明を見出すことはできなかった。
◆明治安田生命J2リーグ第24節 結果
▽7/21(土)
FC町田ゼルビア 1-0 ツエーゲン金沢
カマタマーレ讃岐 2-1 ジェフユナイテッド千葉
松本山雅FC 1-0 京都サンガF.C.
ヴァンフォーレ甲府 3-2 ロアッソ熊本
横浜FC 3-0 FC岐阜
アビスパ福岡 0-0 東京ヴェルディ
徳島ヴォルティス 2-1 大宮アルディージャ
レノファ山口FC 2-2 水戸ホーリーホック
モンテディオ山形 1-2 アルビレックス新潟
愛媛FC 2-0 ファジアーノ岡山
大分トリニータ 0-0 栃木SC
▽15位徳島ヴォルティスが7位の大宮アルディージャを鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムに迎えた一戦では、2-1で徳島が勝利した。
▽対する大宮は、23分にボックス内で味方のフィードを収めた大前が、反転して強引にシュートを放つ。しかし、怖さを見せたシーンだったが、徳島DFに阻まれて枠を捉えることが出来ず。
▽結局、一進一退の攻防が続く試合は、ゴールレスで折り返しを迎えることとなった。後半に入ると、徳島が先に結果を出す。
▽56分、ボックス手前左でボールを持った岩尾が、右足のアウトでボックス内にスルーパスを供給。反応した前川がボックス内左から左足を振り抜き、ゴール右隅を射抜いた。
▽しかし、直後の59分に大宮が反撃を浴びせる。左サイド浅い位置でボールを持った河面がクロスを上げると、ボックス内に抜け出した大前が、右足でダイレクトシュートを放つ。これが同点弾となり、大前にとっては5試合連続ゴールとなった。
▽それでも66分、徳島が再びリードを奪う。初先発していた新戦力のピーター・ウタカからスルーパスを受けた岩尾が、ボックス内で巧みな切り返しを披露して大宮DFを剥がし右足を振り抜く。ニアに確実に沈め、勝ち越し弾とした。
▽その後、大宮は大前や途中出場のロビン・シモシッチを中心として猛攻をかけるが、再びスコアを同点に戻すことはできず。徳島がリードを保ったまま、試合を終えた。この結果、徳島はホームでの公式戦3連勝を飾ることに。対する大宮は、リーグ9試合ぶりの敗北を喫した。
▽また、首位の松本山雅FCが最下位の京都サンガF.C.を松本平広域公園総合球技場に迎えた一戦では、1-0で松本が勝利した。
▽大混戦のJ2リーグ。首位松本の勝ち点41に対して、2位FC町田ゼルビア、3位大分トリニータ、4位レノファ山口FCが同勝ち点40で追走、5位アビスパ福岡、6位横浜FCも同勝ち点39で食らいつき、7位の大宮アルディージャが勝ち点48と、7チームが首位に立つ可能性を残した今節。
▽その中でも勝利でアドバンテージを維持することが可能な松本は、試合の立ち上がりから積極的に仕掛けていく。1分、相手陣内中央付近でボールを持った前田がボックス手前までドリブルで運び、思い切ってミドルシュートを放つ。シュートは枠を外れたものの、京都ゴールを脅かした。
▽続く3分にも松本がボックス手前左でFKを獲得。岩上のクロスに飛び込んだ前田の頭がボールを掠めると、5分には高崎の遠い位置から狙った低い弾道のシュートが右ポストを叩いた。
▽その後も、松本の選手が幾度もバイタルでボールを受け、矢継ぎ早にチャンスを作り出していく展開が続く。耐える京都は、16分にショートカウンターからボックス左に抜け出した重廣が左足を振り抜くが決め切れず。直後に迎えた松本のチャンスシーン、セルジーニョのボックス内でのシュートはGK清水がセーブしたものの、京都はなかなか主導権を奪うことができない。
▽39分には、前田がボックス内で一対一を迎えたが、そこではGK清水に軍配。しかし、ゴールレスのまま折り返しを迎えるかに思われた42分、ボックス手前でボールを持ったセルジーニョが、高崎とのワンツーからシュートを放つ。これがゴール左隅を捉え、先制弾となった。
▽1-0のスコアで迎えた後半、守備から入る松本は球際を激しくチェックし、京都をなかなか危険なゾーンに入り込ませない。それでも54分、京都が決定的なシーンを生み出す。ボックス右でボールを持った岩崎が深い位置からグラウンダーのクロスを供給。小谷松が合わせたシュートは枠を捉えなかったものの、松本のゴールに迫った。
▽さらに62分にも、相手陣内中央付近でボールを受けた庄司がグラウンダーの鋭いシュートを放つ。シュートは左に逸れて得点とはならなかったものの、徐々に京都がペースを掴んでいく。
▽しかし結局、最後まで松本の牙城を崩すことは叶わず。1-0のスコアで松本がリードしたまま試合終了の笛を聞くこととなった。
▽この結果、リーグ5試合負けなしとした松本が首位をキープ。京都はリーグ6試合勝ちなしと、光明を見出すことはできなかった。
◆明治安田生命J2リーグ第24節 結果
▽7/21(土)
FC町田ゼルビア 1-0 ツエーゲン金沢
カマタマーレ讃岐 2-1 ジェフユナイテッド千葉
松本山雅FC 1-0 京都サンガF.C.
ヴァンフォーレ甲府 3-2 ロアッソ熊本
横浜FC 3-0 FC岐阜
アビスパ福岡 0-0 東京ヴェルディ
徳島ヴォルティス 2-1 大宮アルディージャ
レノファ山口FC 2-2 水戸ホーリーホック
モンテディオ山形 1-2 アルビレックス新潟
愛媛FC 2-0 ファジアーノ岡山
大分トリニータ 0-0 栃木SC
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