柏木の左足からW杯帰りの遠藤&槙野が圧巻の3発! セットプレー3発の浦和が名古屋撃破で4戦ぶり白星《J1》
2018.07.18 21:56 Wed
▽明治安田生命J1リーグ第16節の浦和レッズvs名古屋グランパスが18日に埼玉スタジアム2002で行われ、ホームの浦和が3-1で勝利した。
▽3戦未勝利で中断期間に入った14位浦和と、13戦未勝利で最下位に低迷する名古屋による、浮上のキッカケを探る中断明けの重要な初戦。二度の監督交代を経た浦和は今回の中断期間を通じてオリヴェイラ体制移行後、初めてまとまった練習時間を確保し、戦術の落とし込みを徹底。次節からファブリシオら新戦力の登録が可能となる中、今回の一戦に向けてはW杯帰りの槙野と遠藤を早速起用し、[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。
▽一方、開幕連勝スタートもそこから13戦未勝利と泥沼の状態に陥った名古屋は今夏に丸山や中谷、エドゥアルド・ネットを獲得しJ1ワーストとなる30失点を喫した守備の立て直しに動いたが、今回の試合では現有戦力での戦いに。件の最終ラインは宮原、新井、櫛引、和泉となり、2トップはジョーとガブリエル・シャビエルが起用された。
▽試合は開始直後から互いに決定機を作り合うオープンな展開に。開始1分、宇賀神のヘディングの落としに抜け出した興梠がボックス内で反転シュートを試みるが、これを枠に飛ばせない。直後の7分にはボックス手前で得たFKの場面でガブリエル・シャビエルのシュートのこぼれ球を宮原がゴール前に流すと、オフサイドラインぎりぎりで抜け出したジョーがスライディングシュートもここはGK西川の好守に阻まれる。
▽その後は名古屋のハイラインの裏を狙うマルティノスを起点に浦和が決定機を作れば、名古屋も22分に児玉のお膳立てからガブリエル・シャビエルがクロスバーを掠める強烈なミドルシュートでゴールに迫る。
▽迎えた後半もやや統制が取れていない名古屋の守備陣を相手に浦和が前半同様にチャンスを作っていくが、最後の砦であるGKランゲラックの牙城を破れない。流れを変えたい浦和ベンチは59分にマルティノスを下げて荻原、68分には宇賀神を下げて阿部をピッチに送り出す。すると70分、左CKの場面でキッカーの柏木がアウトスウィングのボールを入れると、これを今度はファーサイドの槙野が頭で合わせ、再び日本代表のゴールで勝ち越しに成功した。
▽さらに畳みかける浦和は78分にも再び柏木の左足がゴールを演出する。左CKの場面でアウトスウィングのボールをニアに入れると、これを遠藤が頭でゴール右に流し込み、この試合2点目を記録した。
▽同じ形のセットプレー3発で2点のビハインドを負った名古屋は3失点目直前に入れた内田に加え、80分に児玉と玉田に代えて佐藤と八反田を同時投入。ここからリスクを冒して前に出ていく。しかし、試合終盤に興梠を下げて森脇を投入するなど、完全に逃げ切り態勢に入った堅守浦和を脅かすような攻撃を見せられぬまま試合はタイムアップ。直近の天皇杯の松本山雅戦と同様に柏木のプレースキックが光った浦和はW杯で悔しさを味わった遠藤、槙野の攻守に渡る活躍で3-1の完勝。リーグ4戦ぶりの勝利で中断明け初戦を飾った。一方、セットプレーの守備に大きな課題を残した名古屋は厳しい3連敗で未勝利記録を14試合に更新した。
▽3戦未勝利で中断期間に入った14位浦和と、13戦未勝利で最下位に低迷する名古屋による、浮上のキッカケを探る中断明けの重要な初戦。二度の監督交代を経た浦和は今回の中断期間を通じてオリヴェイラ体制移行後、初めてまとまった練習時間を確保し、戦術の落とし込みを徹底。次節からファブリシオら新戦力の登録が可能となる中、今回の一戦に向けてはW杯帰りの槙野と遠藤を早速起用し、[3-4-2-1]の布陣で臨んだ。
▽試合は開始直後から互いに決定機を作り合うオープンな展開に。開始1分、宇賀神のヘディングの落としに抜け出した興梠がボックス内で反転シュートを試みるが、これを枠に飛ばせない。直後の7分にはボックス手前で得たFKの場面でガブリエル・シャビエルのシュートのこぼれ球を宮原がゴール前に流すと、オフサイドラインぎりぎりで抜け出したジョーがスライディングシュートもここはGK西川の好守に阻まれる。
▽その後は名古屋のハイラインの裏を狙うマルティノスを起点に浦和が決定機を作れば、名古屋も22分に児玉のお膳立てからガブリエル・シャビエルがクロスバーを掠める強烈なミドルシュートでゴールに迫る。
▽前半半ばから終盤にかけても一進一退の攻防が続く中、浦和がセットプレーでゴールをこじ開ける。40分、左CKの場面でキッカーの柏木がアウトスウィングのボールを入れると、これをゴール前でフリーになった遠藤が豪快に頭で合わせ、W杯帰りの日本代表が今季初ゴールを決める。しかし、名古屋もすぐさま反撃に出ると、前半ラストプレーでジョーからボックス手前でパスを受けたガブリエル・シャビエルが左足を振り抜くと、ブロックに入ったDFマウリシオに当たって大きくコースが変わったボールがゴール左隅に突き刺さり、試合は1-1のスコアで折り返すことになった。
▽迎えた後半もやや統制が取れていない名古屋の守備陣を相手に浦和が前半同様にチャンスを作っていくが、最後の砦であるGKランゲラックの牙城を破れない。流れを変えたい浦和ベンチは59分にマルティノスを下げて荻原、68分には宇賀神を下げて阿部をピッチに送り出す。すると70分、左CKの場面でキッカーの柏木がアウトスウィングのボールを入れると、これを今度はファーサイドの槙野が頭で合わせ、再び日本代表のゴールで勝ち越しに成功した。
▽さらに畳みかける浦和は78分にも再び柏木の左足がゴールを演出する。左CKの場面でアウトスウィングのボールをニアに入れると、これを遠藤が頭でゴール右に流し込み、この試合2点目を記録した。
▽同じ形のセットプレー3発で2点のビハインドを負った名古屋は3失点目直前に入れた内田に加え、80分に児玉と玉田に代えて佐藤と八反田を同時投入。ここからリスクを冒して前に出ていく。しかし、試合終盤に興梠を下げて森脇を投入するなど、完全に逃げ切り態勢に入った堅守浦和を脅かすような攻撃を見せられぬまま試合はタイムアップ。直近の天皇杯の松本山雅戦と同様に柏木のプレースキックが光った浦和はW杯で悔しさを味わった遠藤、槙野の攻守に渡る活躍で3-1の完勝。リーグ4戦ぶりの勝利で中断明け初戦を飾った。一方、セットプレーの守備に大きな課題を残した名古屋は厳しい3連敗で未勝利記録を14試合に更新した。
|
関連ニュース