逆転に次ぐ逆転…! 磐田vs鹿島の白熱シーソーゲームはドロー決着《J1》
2018.07.18 21:15 Wed
▽明治安田生命J1リーグのジュビロ磐田vs鹿島アントラーズが、18日にヤマハスタジアムで行われ、3-3の引き分けに終わった。
▽8位の磐田(勝ち点21)が11位に沈む鹿島(勝ち点18)をホームに迎えた、中断期間明け最初の一戦。15日に閉幕したロシア・ワールドカップの熱気冷めやらぬままに、両チームが幸先の良いリスタートを目指した。
▽中断前最後のリーグ戦で湘南ベルマーレに0-1で敗北して連敗を喫していた磐田は、最後尾にGKカミンスキー、最終ラインに大井、新里、高橋、中盤に小川、田口、松浦、宮崎、上原、櫻内、1トップに川又を起用した。
▽中断前最後のリーグ戦でベガルタ仙台に1-2の敗北を喫し3連勝を逃していた鹿島は、最後尾にGKクォン・スンテ、最終ラインに西、犬飼、町田、安西、中盤に三竿、永木、遠藤、安部、最前線に土居、鈴木を起用。プライドをかけた一戦に臨んだ。
▽10分、鹿島に決定機が訪れる。相手陣内中央付近でボールを持った安西が、左サイドにスルーパスを供給。抜け出した土井がボックス左で折り返し、安部が飛び込む。しかし、枠を捉えたシュートはGKカミンスキーにセーブされた。
▽21分、鹿島が反撃に出る。ボックス右に侵攻した土居が、ふわりとしたクロスを供給。しかし、ボックス内の鈴木が至近距離で放ったシュートはGKカミンスキーにまたしても阻まれ、スコアを同点に戻すことは叶わない。
▽28分、磐田がさらに攻勢をかける。流れるようなパスワークから右サイドボールを持った櫻内がボックス手前中央にボールを送ると、反応した田口がダイレクトで浮き球のスルーパスを通す。しかし、川又のヘディングシュートはGKクォン・スンテに阻まれた。
▽すると34分、危うい展開を凌いだ鹿島に流れが傾く。右サイドでボールを持った安部が右足でクロスを上げ、ファーで待ち構えていた鈴木が頭で中央に落とす。走り込んだ遠藤が勢いよく左足を振り抜くと、力強いシュートがバーに当たってゴールに突き刺さり、GKカミンスキーの牙城を打ち崩した。遠藤にとってはこれが今シーズンのJ1初ゴールとなっている。
▽しかし、直後に遠藤が左太ももを抑えてピッチに倒れ込み、担架で外に運び出される。プレー続行不可との判断で38分に中村充との交代を余儀なくされた。それでも、逆転ムードに沸く鹿島がその後も攻勢を保ったまま、前半が終了。1-1のスコアで後半を迎えることに。
▽53分、ホームの声援を受ける磐田が、気持ちのこもったプレーを見せる。左サイドに抜け出した川又が、ゴールライン際から強引にシュートを放つ。枠を捉えなかったものの、積極的に仕掛けていった。
▽ところが、69分に磐田がミスからピンチを招く。DF新里のディフェンスラインから出した縦パスが中村充にカットされ、素早くボックス手前の安部にボールが送られる。フリーの安部はGKカミンスキーの動きを見て冷静にチップキックを放ち、待望の逆転弾とした。
▽しかし77分、磐田が主導権を奪い返す。ボックス手前やや右の松浦がドリブルを仕掛けると、鹿島DFの激しいチェックに遭いボールがこぼれる。後方から反応した途中出場の山田が、右足の強烈なシュートをゴール右に突き刺し再び同点とした。
▽さらに82分、セットプレーの流れから山田が左サイドからクロスを供給。ニアに飛び込んだ川又が頭で逸らすような形でヘディングシュートを放ち、逆転弾とした。
▽それでも、鹿島が再び意地を見せる。試合終了間際の88分、縦パスを受けた鈴木が右サイドに展開。走り込んでいた山口がグラウンダーのクロスを折り返すと、土井が右足で合わせて今シーズンJ1初ゴールで同点に。すると結局、試合は3-3のスコアで終了を迎えることとなった。
▽この結果、共に連敗こそ回避したものの、勝ち切ることができず。シーソーゲームは痛み分けに終わった。
▽8位の磐田(勝ち点21)が11位に沈む鹿島(勝ち点18)をホームに迎えた、中断期間明け最初の一戦。15日に閉幕したロシア・ワールドカップの熱気冷めやらぬままに、両チームが幸先の良いリスタートを目指した。
▽中断前最後のリーグ戦でベガルタ仙台に1-2の敗北を喫し3連勝を逃していた鹿島は、最後尾にGKクォン・スンテ、最終ラインに西、犬飼、町田、安西、中盤に三竿、永木、遠藤、安部、最前線に土居、鈴木を起用。プライドをかけた一戦に臨んだ。
▽10分、鹿島に決定機が訪れる。相手陣内中央付近でボールを持った安西が、左サイドにスルーパスを供給。抜け出した土井がボックス左で折り返し、安部が飛び込む。しかし、枠を捉えたシュートはGKカミンスキーにセーブされた。
▽鹿島が逃すと、今度は磐田が決定機を得る。17分、右サイドでボールを持った櫻内がクロスを上げると、上原がボックス内に飛び込む。ボックス内で待ち構えていたDF安西の対応も及ばず、上原がヘディングでJ1初ゴールを奪い切った。
▽21分、鹿島が反撃に出る。ボックス右に侵攻した土居が、ふわりとしたクロスを供給。しかし、ボックス内の鈴木が至近距離で放ったシュートはGKカミンスキーにまたしても阻まれ、スコアを同点に戻すことは叶わない。
▽28分、磐田がさらに攻勢をかける。流れるようなパスワークから右サイドボールを持った櫻内がボックス手前中央にボールを送ると、反応した田口がダイレクトで浮き球のスルーパスを通す。しかし、川又のヘディングシュートはGKクォン・スンテに阻まれた。
▽すると34分、危うい展開を凌いだ鹿島に流れが傾く。右サイドでボールを持った安部が右足でクロスを上げ、ファーで待ち構えていた鈴木が頭で中央に落とす。走り込んだ遠藤が勢いよく左足を振り抜くと、力強いシュートがバーに当たってゴールに突き刺さり、GKカミンスキーの牙城を打ち崩した。遠藤にとってはこれが今シーズンのJ1初ゴールとなっている。
▽しかし、直後に遠藤が左太ももを抑えてピッチに倒れ込み、担架で外に運び出される。プレー続行不可との判断で38分に中村充との交代を余儀なくされた。それでも、逆転ムードに沸く鹿島がその後も攻勢を保ったまま、前半が終了。1-1のスコアで後半を迎えることに。
▽53分、ホームの声援を受ける磐田が、気持ちのこもったプレーを見せる。左サイドに抜け出した川又が、ゴールライン際から強引にシュートを放つ。枠を捉えなかったものの、積極的に仕掛けていった。
▽ところが、69分に磐田がミスからピンチを招く。DF新里のディフェンスラインから出した縦パスが中村充にカットされ、素早くボックス手前の安部にボールが送られる。フリーの安部はGKカミンスキーの動きを見て冷静にチップキックを放ち、待望の逆転弾とした。
▽しかし77分、磐田が主導権を奪い返す。ボックス手前やや右の松浦がドリブルを仕掛けると、鹿島DFの激しいチェックに遭いボールがこぼれる。後方から反応した途中出場の山田が、右足の強烈なシュートをゴール右に突き刺し再び同点とした。
▽さらに82分、セットプレーの流れから山田が左サイドからクロスを供給。ニアに飛び込んだ川又が頭で逸らすような形でヘディングシュートを放ち、逆転弾とした。
▽それでも、鹿島が再び意地を見せる。試合終了間際の88分、縦パスを受けた鈴木が右サイドに展開。走り込んでいた山口がグラウンダーのクロスを折り返すと、土井が右足で合わせて今シーズンJ1初ゴールで同点に。すると結局、試合は3-3のスコアで終了を迎えることとなった。
▽この結果、共に連敗こそ回避したものの、勝ち切ることができず。シーソーゲームは痛み分けに終わった。
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