岡山とゴールレスドローの松本が首位キープ! 平戸3アシストで4戦ぶり白星の町田が2位浮上!《J2》
2018.07.16 21:13 Mon
▽明治安田生命J2リーグ第23節の3試合が16日に行われた。
▽シティライトスタジアムで行われたファジアーノ岡山vs松本山雅FCは、0-0のドローに終わった。
▽前節、東京ヴェルディを相手に7試合ぶりの勝利を収めた8位の岡山と、リーグ戦3連勝で大分トリニータ、レノファ山口FCと同勝ち点(40)ながら首位に立つ松本の上位対決。
▽平成30年7月西日本豪雨で大きな被害を負った岡山での開催となった試合は立ち上がりはアウェイの松本ペースに。開始7分にFKの流れから浦田のフリックをゴール前の當間がアクロバティックなボレーで合わすと、21分には岩間の強烈なミドルシュートでGK金山を脅かす。一方、時間の経過と共にカウンターからチャンスを窺う岡山は神出鬼没な仲間が相手守備を翻弄。40分には喜山の絶妙な浮き球フィードをゴール前に抜け出し正確なトラップからフィニッシュに持ち込むが、ここはGK守田の好守に阻まれた。
▽ゴールレスで折り返した試合は後半に入って完全に岡山ペースに。49分にはボックス右に抜け出した仲間がGK守田が不用意に飛び出して空けた無人のゴールへシュートを狙うが、守田が触ってゴール方向に向かったボールはゴールライン上でDF飯田にクリアされる。その後も椋原、末吉のミドルレンジのシュートでゴールに迫るが、GK守田の好守に遭う。
▽えがお健康スタジアムで行われたロアッソ熊本vsFC町田ゼルビアは、アウェイの町田が3-2で勝利した。
▽リーグ7戦未勝利の19位熊本と、リーグ戦3戦未勝利の4位町田が対峙した一戦。試合は立ち上がりからオープンな展開に。開始9分、町田の右CKの場面でキッカーの平戸が入れたクロスをニアに飛び込んだ中島が頭で合わせ、アウェイチームが先制点を奪取。続く19分には右サイドのスローインの流れから平戸が入れたクロスを再びニアに飛び込んだ中島が頭で流し込み、町田が追加点を奪った。
▽ホームで2点のビハインドを背負った熊本だが、田中と黒木の両ウイングバックの攻め上がりを生かしたカウンターから幾度か決定機を創出。すると31分、その田中と黒木の立て続けのクロスからボックス内で伊東が落としたボールを安柄俊が巧みな反転シュートで決め切り、1点を返す。さらに1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりの47分にはハーフタイム明けに投入された坂本の左サイドからのクロスをボックス内で皆川が短くマイナスに落とすと、これを安柄俊が冷静に流し込み、同点に追いついた。
▽2-2のイーブンとなった試合はここからややこう着状態に入る。それでも、試合巧者の町田が得意のセットプレーで突き放す。70分、右CKの場面でキッカーの平戸が右足アウトスウィングのボールを入れると中央でドフリーの藤井が豪快なヘディングシュートを右隅に流し込んだ。さらに76分には接触プレーでこの試合2枚目の警告を受けた安柄俊が退場となり、町田が1点リードに加えて数的優位を手にした。その後、巻らの投入で必死に同点を目指す熊本の反撃を凌いだ町田が平戸の3アシストの活躍もあって4試合ぶりの勝利。暫定2位に浮上した。
▽また、4戦未勝利で暫定最下位に沈む京都サンガF.C.と3戦負けなしの14位水戸ホーリーホックの一戦は、アウェイの水戸が1-0で勝利した。5戦ぶりの白星を目指す京都が積極的な入りを見せたものの、前半20分を過ぎると水戸のプレスやカウンターが機能し始めて一進一退の展開に。結局、ゴールレスで折り返した後半も拮抗した状況が続くが、65分にボックス手前でパスを受けた伊藤涼太郎がドライブ回転をかけた右足のミドルシュートを放つと、GKの手前でバウンドしたボールがGK若原の手を弾いてネットに吸い込まれた。その後、京都の反撃を危なげなく凌ぎ切った水戸が2連勝。一方、5戦未勝利の京都は最下位を脱出することはできず。
◆明治安田生命J2リーグ第23節 結果
▽7/16(月・祝)
京都サンガF.C. 0-1 水戸ホーリーホック
ロアッソ熊本 2-3 FC町田ゼルビア
ファジアーノ岡山 0-0 松本山雅FC
▽7/15(日)
ヴァンフォーレ甲府 1-3 FC岐阜
アビスパ福岡 3-1 カマタマーレ讃岐
東京ヴェルディ 3-1 レノファ山口FC
ジェフユナイテッド千葉 3-4 ツエーゲン金沢
栃木SC 1-0 モンテディオ山形
アルビレックス新潟 0-1 横浜FC
大宮アルディージャ 1-0 大分トリニータ
愛媛FC 1-0 徳島ヴォルティス
▽シティライトスタジアムで行われたファジアーノ岡山vs松本山雅FCは、0-0のドローに終わった。
▽平成30年7月西日本豪雨で大きな被害を負った岡山での開催となった試合は立ち上がりはアウェイの松本ペースに。開始7分にFKの流れから浦田のフリックをゴール前の當間がアクロバティックなボレーで合わすと、21分には岩間の強烈なミドルシュートでGK金山を脅かす。一方、時間の経過と共にカウンターからチャンスを窺う岡山は神出鬼没な仲間が相手守備を翻弄。40分には喜山の絶妙な浮き球フィードをゴール前に抜け出し正確なトラップからフィニッシュに持ち込むが、ここはGK守田の好守に阻まれた。
▽ゴールレスで折り返した試合は後半に入って完全に岡山ペースに。49分にはボックス右に抜け出した仲間がGK守田が不用意に飛び出して空けた無人のゴールへシュートを狙うが、守田が触ってゴール方向に向かったボールはゴールライン上でDF飯田にクリアされる。その後も椋原、末吉のミドルレンジのシュートでゴールに迫るが、GK守田の好守に遭う。
▽その後は前田大然の投入で推進力を増した松本が盛り返し一進一退の攻防が繰り広げられたが、互いに相手の堅守をこじ開けるにはあとひとつパワーが足りず、白熱の上位対決は痛み分けのドローとなった。なお、連勝が「3」でストップした松本だが、勝ち点を「41」に伸ばし首位キープに成功した。
▽えがお健康スタジアムで行われたロアッソ熊本vsFC町田ゼルビアは、アウェイの町田が3-2で勝利した。
▽リーグ7戦未勝利の19位熊本と、リーグ戦3戦未勝利の4位町田が対峙した一戦。試合は立ち上がりからオープンな展開に。開始9分、町田の右CKの場面でキッカーの平戸が入れたクロスをニアに飛び込んだ中島が頭で合わせ、アウェイチームが先制点を奪取。続く19分には右サイドのスローインの流れから平戸が入れたクロスを再びニアに飛び込んだ中島が頭で流し込み、町田が追加点を奪った。
▽ホームで2点のビハインドを背負った熊本だが、田中と黒木の両ウイングバックの攻め上がりを生かしたカウンターから幾度か決定機を創出。すると31分、その田中と黒木の立て続けのクロスからボックス内で伊東が落としたボールを安柄俊が巧みな反転シュートで決め切り、1点を返す。さらに1点ビハインドで折り返した後半立ち上がりの47分にはハーフタイム明けに投入された坂本の左サイドからのクロスをボックス内で皆川が短くマイナスに落とすと、これを安柄俊が冷静に流し込み、同点に追いついた。
▽2-2のイーブンとなった試合はここからややこう着状態に入る。それでも、試合巧者の町田が得意のセットプレーで突き放す。70分、右CKの場面でキッカーの平戸が右足アウトスウィングのボールを入れると中央でドフリーの藤井が豪快なヘディングシュートを右隅に流し込んだ。さらに76分には接触プレーでこの試合2枚目の警告を受けた安柄俊が退場となり、町田が1点リードに加えて数的優位を手にした。その後、巻らの投入で必死に同点を目指す熊本の反撃を凌いだ町田が平戸の3アシストの活躍もあって4試合ぶりの勝利。暫定2位に浮上した。
▽また、4戦未勝利で暫定最下位に沈む京都サンガF.C.と3戦負けなしの14位水戸ホーリーホックの一戦は、アウェイの水戸が1-0で勝利した。5戦ぶりの白星を目指す京都が積極的な入りを見せたものの、前半20分を過ぎると水戸のプレスやカウンターが機能し始めて一進一退の展開に。結局、ゴールレスで折り返した後半も拮抗した状況が続くが、65分にボックス手前でパスを受けた伊藤涼太郎がドライブ回転をかけた右足のミドルシュートを放つと、GKの手前でバウンドしたボールがGK若原の手を弾いてネットに吸い込まれた。その後、京都の反撃を危なげなく凌ぎ切った水戸が2連勝。一方、5戦未勝利の京都は最下位を脱出することはできず。
◆明治安田生命J2リーグ第23節 結果
▽7/16(月・祝)
京都サンガF.C. 0-1 水戸ホーリーホック
ロアッソ熊本 2-3 FC町田ゼルビア
ファジアーノ岡山 0-0 松本山雅FC
▽7/15(日)
ヴァンフォーレ甲府 1-3 FC岐阜
アビスパ福岡 3-1 カマタマーレ讃岐
東京ヴェルディ 3-1 レノファ山口FC
ジェフユナイテッド千葉 3-4 ツエーゲン金沢
栃木SC 1-0 モンテディオ山形
アルビレックス新潟 0-1 横浜FC
大宮アルディージャ 1-0 大分トリニータ
愛媛FC 1-0 徳島ヴォルティス
|
関連ニュース