【ベルギー戦後会見】西野朗日本代表監督「最後30分は本気のベルギー」《ロシアW杯》

2018.07.03 09:00 Tue
Getty Images
▽日本代表のロシア・ワールドカップ(W杯)が幕を閉じた。

▽日本代表は2日、ロシアW杯ラウンド16でベルギー代表と対戦。後半立ち上がりに2点を挙げたが、その後に3失点の逆転負けを喫し、日本代表史上最高位ベスト8を目指した戦いが終わりを告げた。
▽日本代表を率いる西野朗監督は試合後、会見に出席。「最後の30分は本気のベルギーだった」、「これがベルギーの強さか」と世界との差を痛感した様子でラウンド16の戦いを振り返り、「自分の采配を問いたい」と責任を一身に背負った。

西野朗監督(日本代表)
──W杯が終わった。2-3という結果を受け、何を思ったか
「善戦することだけじゃなく、勝ち切らなければいけない。勝ち切りたい。ある程度、今のチーム力であれば、ベルギーに抵抗できるのではないかと。最高の流れを自分たちで掴んだ。自分の中でもそういうプランはあった」

「ただ、最後にこういうことになる形は組み立てていなかった。2-0になり、メンバーもそのまま。3点目という気持ちが強くなり、チャンスもあった。ある程度、ボールもゲームもコントロールする時間帯もあった」
「ただ、ベルギーがそこで本気になってしまった。今日のミーティングでも、『本気にさせたベルギーと戦いたい』と話した。そのために、自分たちはフルパワーで戦うと。まさに、最後の30分は本気のベルギーだった」

「最後、アドバンテージを持って勝ち切るプランはあったが、あそこまで覆させられるとは思ってもなかった。まあ、これがW杯なのかなと。これがベルギーの強さかという気持ちだった。終わった瞬間は」

──延長は考えられなかったか
「あの時間帯のFK、CKの流れがあった。少なくとも決めたい気持ちもあったが、延長もその時間帯に考えていた。ただ、数秒後に自陣のゴール前に運ばれてしまうあのようなスーパーカウンターを受けるとは予測していなかった」

「本当に紙一重の勝負どころなのかなと。もちろん、延長は持久的にボールも動かせる延長を想像していたので、決められなくても延長勝負とは思っていた」

──ロッカールームでどのような声をかけたのか
「『すぐ、シャワー浴びろ』って。みんな、呆然と裸のままいたので…。まずそういう声かけをした。まあ、ホテルに帰ってから声かけをしたいなと思っている」

──大会を通じてコンディションが良かった
「選手はよく走れていた。持久戦もスプリントもベースにしっかりと持っている。それをゲームフィジカルとして出せるかどうかは、単にコンディションが良いからというより戦術的なものや、どうボールを動かしていくかということに伴ってくるゲームフィジカルの部分が大きい:

「今日も、第1〜3戦もそうだが、しっかりと自分たちでボールを動かせる。有効に動かして無駄な動きをしていない。単純に無駄な動きが防げている。全員が連動した中でのパフォーマンスができているので、そう感じているところ」

「総走行距離はそこまで多くはない。100〜110kmくらい。感じ方が多い。ボールを動かして、ムービングフットボールが実現できているところが、フィジカルのコンディションが良く見えたことかなと」

──選手のパフォーマンス、結果について
「結果については、残念の一言。追い詰めたが、勝ち切れない。わずかなのか、そうじゃないのかもしれないが、ゲームの中でわずかにそれを感じた。それが采配によるものなのか、本気にさせたベルギーに及ばなかったのか。選手は今大会、今までにないぐらい前向きで、対ベルギーでも自信を持っている選手がいた」

「選手は今日もある程度、チャレンジしてくれたし、100%以上のパフォーマンスを発揮してくれた。されど、このわずかというところは、まだサッカー界で埋めていかないといけない」

──今大会、番狂わせが多い。0-2から逆転負けの心境は
「ゴールを決められたとき、どういう気持ちだったかというのは…。まず自分のゲームコントロールについてを問いたい。2-0のアドバンテージをもらっていながら負けるのは、選手に非はなくベンチワーク、私のところ」

「自分の采配について問うところ。このW杯に関しては、選手が非常に過去4年前のブラジル大会でベスト16に入れなかった思いがあった。選手、スタッフ、日本サッカー全体がコロンビアに負けたときの思いは計り知れない」

「そこから4年間積み上げてきた選手、日本サッカー界の今大会にかける思いは、ましてや初戦の相手がコロンビア。リベンジをというのは強く感じた。今日に関しては、8年前、ラウンド16で延長、そしてPKで落としたという過去もあり、何としてもという思いがチームにはあった」

「グループステージの戦い方、今日のラウンド16の戦い方は、自分としても今日の戦いを、チーム力を万全にしながら戦いたかった。今までのラウンド16とは違う感覚で選手に臨ませたかった。そういう大会でのプランはしっかりとれていたと思う。やはり、まだ力が足りないと見せつけられた」

──前任の良い部分で残しながらやってきたと思うが
「ハリルホジッチ監督がずっと積み上げてこられたスタイル、チームにもたらしたものは大きいと思う。私自身も継承するところはしないといけない。ある程度選手に染みついているところもある」

「ただ、その中で自分のオリジナリティーとまではいないですが、1カ月なので。何かアクセントになるものはチームに、選手に与えてきたと思います。それは当然、ハリルホジッチ監督が伝えてきたコンタクトの強さ、縦への強さというのは間違いなく必要なもの。それは選手も感じた」

「それに対する自分なりの変化。それを選手たちが理解してこの1カ月、取り組んでくれた結果だと思う」

──今日の敗戦は日本サッカーの悲劇か
「なかなか認めたくはないゲームでもあったかなと。そういう感覚は強くあるが、やはり敗戦はしっかりと認めないといけない。強い失望感はある」

──8強入りを目標に掲げた選手もいた。目標に届かなかったが、エキサイティングなパフォーマンスだったぶりだった。この大会は成功か
「おそらく、選手は全力を出し切ったと思っているでしょう。良いサッカーは表現できたと思うが、やはり目標に届かなかったという結果を成功とは言えない。W杯の戦いを次に繋げているいけるかどうかがサッカー界の意義。4年後の本大会でチャレンジが成功だったと言えるようなサッカー界にしてもらいたい」

──日本サッカー界全体として、勝ち切る弱さ、高さ対策が次のステップアップの鍵になると思うが
「その通りだと思う。攻撃に関しても、もっともっとステップアップできる部分はたくさんある。この1カ月のポジショニングにしても、選手のスピード、ポジショニング、コンビネーションが高まっていけばチャンスは広がる」

「攻撃のオプションは、精度が高まっていくと思う。守備も一対一で対応するのではなく、今日もベルギーの両サイドをどう消して攻撃していくかということになる。じゃあ、長友、酒井(宏)が対応してということじゃなく、グループの守備力で個の力を消していく」

「それはできましたけど、最後はやはり…。数cm、0コンマ何秒の違いでやられてしまう。繰り返してしまうことだが、グループで人に行くのか、ボールに守備をするのか。そういうところで対抗、対応していく必要があると思う」

──セットプレーの課題は長らく日本サッカーのテーマ。これについて
「ポーランド戦でもFKから取られた。しかも、頭じゃなく、足で。相当なマーキングのミスなのか、無抵抗なのか。これは今回の遠征でずっと続いている。ならば、もう分析はやめようと」

「出足、オフサイドトラップなどで対策も考えているが、フィジカルじゃないものが、そこにある。あらゆる策を講じたが、最終的に圧力をかけられて、DFのポジショニングが川島の5m、10m前でやると勝てない」

「わかっていても勝てず、そこで勝負させられるのがW杯。下のカテゴリーでもそういうことがある。対策していても、相手の心拍数が高まっていないところでやられる悔しさはない」

「さらに対応策を考えていかないといけない。されど1点ですから。対応を考えたいと思う」
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「鮮明に覚えてる」ロシアW杯でアルゼンチンを沈めたクロアチア代表モドリッチのスーパーミドルが脚光「またやってくれ」

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色褪せないC・ロナウドのFKに再脚光、4年前のこの日ロシアW杯でハットトリック!

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのFKが再び脚光を浴びている。 4年前の6月16日、C・ロナウドはロシア・ワールドカップ(W杯)グループBの第1節、スペイン代表との“イベリア・ダービー”で圧巻のパフォーマンスを披露した。 キャプテンマークを巻いてスタメン出場を果たしたストライカーは、開始早々に自らの突破から得たPKを沈めて4分に口火を切ると、1-1で迎えた44分にはペナルティアーク内からの左足のミドルを沈めて勝ち越しゴールを奪う。 さらに、逆転を許して迎えた試合終了間際。ポルトガルはゴールほぼ正面でFKを獲得する。C・ロナウドの右足から放たれた一撃は、懸命に飛ぶスペインの壁を越え、鮮やかな軌跡を描いて右隅に吸い込まれた。 ここ1番での勝負強さを発揮し、大会最年長となるハットトリックを達成したC・ロナウドには、今でも賛辞が止まないようだ。『B/R Football』が転載した動画には「これはすごかったね」、「この日を忘れられない」、「現地にいた」、「アイコニック」などの声が集まっている。 また、開幕節からライバル国が3-3のドローという打ち合いを演じたゲームをして「私が今まで見た中で最高のゲームの1つ」と述べるファンもいた。 6大会連続8度目のW杯を決めたポルトガルは、本大会ではグループHに入り、ガーナ代表、ウルグアイ代表、韓国代表と対戦する。C・ロナウドが今大会で得点を挙げれば、単独トップとなる5大会連続ゴールに。カタールW杯でも衰え知らずの37歳から目が離せない。 <span class="paragraph-title">【動画】ロシアW杯でハットトリック達成を決めたC・ロナウドの直接FK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2018, Cristiano Ronaldo scored an iconic hat trick vs. Spain.<br><br>His third was the definition of clutch <br><br>(via <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup?ref_src=twsrc%5Etfw">@FIFAWorldCup</a>)<a href="https://t.co/ZSQGKQtkGe">pic.twitter.com/ZSQGKQtkGe</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1537107484053315584?ref_src=twsrc%5Etfw">June 15, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.06.16 22:45 Thu

ロシアW杯決勝から4年、代表150試合出場のモドリッチへフランス代表から粋なプレゼント

クロアチア代表MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)へ粋な贈り物が用意された。 モドリッチは6日にホームで行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2022-23リーグA・グループ1第2節のフランス代表戦に先発出場。クロアチア代表の最多出場記録をさらに更新する通算150キャップ目に到達した。 『UEFA.com』で「素晴らしい気持ちだ。嬉しいし誇りに思う」と心境を明かしていた36歳には、相手チームも敬意を表した。「MODRIC」「150」のネームが入ったフランス代表のユニフォームをプレゼントした。 2018年ロシア・ワールドカップ決勝でも顔を合わせたフランスの指揮官、ディディエ・デシャン監督とモドリッチが肩を組み、記念撮影を行った姿を『ESPN』が掲載した。 「フランスはレジェンドに敬意を示した」との一枚には、「誰もがモドリッチを愛しています」「クラスは永遠」「こういうの好き」「ルカは伝説的です」「おめでとう」など、ファンからもピッチの魔術師を称える声が届いている。 なお、試合は1-1の引き分けに終わっている。 <span class="paragraph-title">【写真】記念ユニフォームを手に、デシャン監督とモドリッチが肩を組んでツーショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/Ceg1BMKJI7c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/Ceg1BMKJI7c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Ceg1BMKJI7c/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】UNL、クロアチアvsフランスのハイライト</span> <span data-other-div="movie2"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/ctBbgD50ErE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2022.06.09 05:45 Thu

「伝説のカウンター」あれから丸3年…日本が世界の力を感じたベルギーのスペシャルなカウンターが再脚光

2018年7月2日。3年前の出来事を覚えているだろうか。 FIFAのワールドカップ公式ツイッターが1本の動画を共有。それは、ロシア・ワールドカップ ラウンド16のベルギー代表vs日本代表のあのゴールだった。 大会直前にヴァイッド・ハリルホジッチ監督を解任した日本代表は、西野朗監督が急遽率いてロシアW杯に臨んだ。 グループHに入った日本は、初戦でコロンビア代表相手に香川真司と大迫勇也のゴールで1-2と勝利。2戦目のセネガル代表戦は2度相手にリードされる展開となったが、乾貴士と本田圭佑のゴールで2-2の引き分けに終わった。 そして迎えた第3節。ポーランド代表と対戦した日本は、0-1でリードされる展開に。しかし、フェアプレーポイントでの勝ち抜けを考え、ビハインドながら攻め込まない展開を見せると、そのまま試合終了。狙い通り、フェアプレーポイントでの勝ち上がりを決めた。 そして迎えたラウンド16。相手は優勝候補にも挙げられていたベルギーだった。 そのベルギー相手に前半を0-0で終えた日本は、48分に原口元気のゴールで先制。さらに52分には乾貴士のゴールでリードを0-2と広げる。 まさかの展開に多くの日本人は胸が踊っていた一方で、負けるわけにいかないベルギーは選手交代で手を打つことに。すると69分にヤン・ヴェルドンゲン、74分にマルアン・フェライニと空中戦を使われて同点に追いつく。 日本も粘りを見せて攻め込む中、誰もが延長戦にもつれ込むと思った後半アディショナルタイム4分に悲劇が待っていた。 日本は攻め込むと左CKを獲得。これを本田がゴール前にクロス。しかし、これはGKティボー・クルトワがキャッチする。すると、すぐさま周囲を見たクルトワはアンダースローでボールを前へ。これをケビン・デ・ブライネが受けてドリブルを開始。ベルギー全体がカウンターの形に入ると、そのまま相手陣内まで持ち上がって右サイドへスルーパス。これを右サイドを上がっていたトーマス・ムニエが受けると、ダイレクトでグラウンダーのクロス。中央のロメル・ルカクがスルーすると、走り込んだナセル・シャドゥリが押し込み、ベルギーが奇跡の逆転を果たした。 日本人にとっては当然ながら、世界中のサッカーファンにとっても忘られない一戦となったこの試合。公開されると「最高の試合だった」 「伝説のカウンターアタック」とベルギーの綺麗なカウンターに称賛の声が。一方で「これはスイスvsフランスか?」という声もあり、先日のユーロ2020のラウンド16になぞらえる人も出てきた。 この勝利、実はW杯では偉業の1つであり、ノックアウトステージで2点差を逆転して勝ち上がったのは48年ぶりだった。 なお、劇的勝利からちょうど3年が経った2021年7月2日、日本に勝利したベルギーはユーロ2020ベスト4をかけてイタリア代表との準々決勝に臨む。 <span class="paragraph-title">【動画】日本をどん底に落としたベルギーのスペシャルなカウンターアタック</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> 48 years had passed since a team recovered a two-goal deficit and won a knockout-phase <a href="https://twitter.com/hashtag/WorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WorldCup</a> game until a Belgian miracle <a href="https://twitter.com/hashtag/OnThisDay?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#OnThisDay</a> in 2018<br><br>Nacer Chadli completed a sensational counter-attack to rewrite history <a href="https://twitter.com/NChadli?ref_src=twsrc%5Etfw">@NChadli</a> | <a href="https://twitter.com/BelRedDevils?ref_src=twsrc%5Etfw">@BelRedDevils</a><a href="https://t.co/tzvoWhVbp7">pic.twitter.com/tzvoWhVbp7</a></p>&mdash; FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1410860793071996930?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJQckpzNmlUeCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.07.02 22:55 Fri
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