2点先行もラストプレー被弾に沈んだ日本、惜しくも初の8強入りならず… 劇的逆転勝利のベルギーはブラジルと対戦《ロシアW杯》
2018.07.03 05:02 Tue
▽日本代表は2日、ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でベルギー代表とロストフ・アリーナで対戦し、2-3で敗れ、準々決勝進出はならなかった。
▽コロンビア、セネガル、ポーランドと同居したグループHを1勝1分け1敗とし、セネガルとのフェアプレーポイント差で辛くも2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした日本は、0-1と敗れた直近のポーランド戦のスタメンから6選手を変更。コロンビア戦、セネガル戦と同じスタメンを送り出した。
▽一方、イングランド、チュニジア、パナマと同居したグループGを3連勝で首位通過したベルギーは、1-0と勝利した直近のイングランド戦のスタメンからGKクルトワ以外の全選手を変更。負傷で出遅れていたコンパニが初スタメンとなった以外は、順当に主力を起用した。
▽開始1分に香川が左足ミドルを放った日本が落ち着いた入りを見せると、正確なパスワークでアタッキングサードまで侵攻するなど、上々の立ち上がりを見せる。大迫が確度の高いポストプレーで起点を作る日本に対し、ベルギーはアザールの単騎突破と、遠目からのミドルシュートでけん制していく。
▽緊迫感溢れる攻防が続く中、徐々に地力に勝るベルギーが押し込む展開が増えていくと27分、アザールにGK川島を強襲されるシュートを浴びせられる。1分後分にもCKの流れからコンパニのボレーシュートでゴールに迫られ、ベルギーの圧力に押されていった。
▽ここから持ち直しかけた日本だったが、ハーフタイムにかけてもベルギーが攻勢に出ていく。そんな中44分、ボックス左に侵入した長友がシュート性のクロスを送ってゴール前の大迫の足元にボールが渡るも、トラップできずに前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半開始3分、日本が値千金の先制点を奪う。柴崎のスルーパスをヴェルトンゲンがカットできず、原口が抜け出す。ボックス右に侵入した原口はヴェルトンゲンに対応されながらもゴール左隅へ弾道の低いシュートを蹴り込んだ。
▽1分後、スルーパスに抜け出した右サイドのメルテンスの折り返しをアザールにダイレクトで合わせられたシュートが右ポストを直撃して助かった日本は、ハイプレスをかけてくるベルギー相手に52分、スーパーゴールで追加点を奪い切る。香川がルーズボールを拾ってタメを作ると、ボックス手前中央の乾が右足を一閃。無回転のミドルシュートがゴール右に突き刺さった。
▽まさかの2点ビハインドの状況に前がかるベルギーは62分、ムニエの右クロスからルカクがヘッドで合わせてゴールに迫ると、メルテンスとカラスコに代えてフェライニとシャドリを投入。バランスを崩して前がかっていくと69分、CKの流れからルーズとなったボールをボックス左のヴェルトンゲンが頭で合わせたループ気味のシュートがゴール右上に吸い込まれた。
▽さらに74分、CKの流れからアザールが左サイドからクロスを上げると、長谷部に競り勝ったフェライニがヘッドで叩き込んだ。
▽2点のリードを追いつかれてしまった日本は、勢い付くベルギーの前に防戦一方を強いられる。そこで柴崎と原口に代えて本田と山口を投入。すると84分、香川のスルーパスに抜け出したボックス左の本田が決定的なシュートを浴びせた。
▽86分、シャドリとルカクの立て続けのヘディングシュートでゴールに迫られた日本はGK川島の好守で凌ぐと、追加タイム4分には本田の直接FKがGKクルトワを強襲。2-2のまま、延長戦にもつれ込むかに思われたが、ラストプレーで逆転される。
▽日本のCKからロングカウンターを受けてデ・ブライネに持ち上がられると、右サイドに展開される。そしてムニエにクロスを入れられ、ゴール前のルカクにスルーされると、ファーサイドのシャドリに蹴り込まれた。
▽直後にタイムアップとなり、日本はラストプレー被弾で惜しくも初の8強入りならず。劇的に逆転勝利したベルギーは準々決勝でブラジルと対戦する。
▽コロンビア、セネガル、ポーランドと同居したグループHを1勝1分け1敗とし、セネガルとのフェアプレーポイント差で辛くも2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を果たした日本は、0-1と敗れた直近のポーランド戦のスタメンから6選手を変更。コロンビア戦、セネガル戦と同じスタメンを送り出した。
▽開始1分に香川が左足ミドルを放った日本が落ち着いた入りを見せると、正確なパスワークでアタッキングサードまで侵攻するなど、上々の立ち上がりを見せる。大迫が確度の高いポストプレーで起点を作る日本に対し、ベルギーはアザールの単騎突破と、遠目からのミドルシュートでけん制していく。
▽緊迫感溢れる攻防が続く中、徐々に地力に勝るベルギーが押し込む展開が増えていくと27分、アザールにGK川島を強襲されるシュートを浴びせられる。1分後分にもCKの流れからコンパニのボレーシュートでゴールに迫られ、ベルギーの圧力に押されていった。
▽それでも31分、日本がチャンスを生み出す。香川が左サイドを抜け出してタメを作り、長友が左サイドゴールライン際からクロス。これに乾がヘディングで合わせ、この試合初のオンターゲットを記録した。
▽ここから持ち直しかけた日本だったが、ハーフタイムにかけてもベルギーが攻勢に出ていく。そんな中44分、ボックス左に侵入した長友がシュート性のクロスを送ってゴール前の大迫の足元にボールが渡るも、トラップできずに前半をゴールレスで終えた。
▽迎えた後半開始3分、日本が値千金の先制点を奪う。柴崎のスルーパスをヴェルトンゲンがカットできず、原口が抜け出す。ボックス右に侵入した原口はヴェルトンゲンに対応されながらもゴール左隅へ弾道の低いシュートを蹴り込んだ。
▽1分後、スルーパスに抜け出した右サイドのメルテンスの折り返しをアザールにダイレクトで合わせられたシュートが右ポストを直撃して助かった日本は、ハイプレスをかけてくるベルギー相手に52分、スーパーゴールで追加点を奪い切る。香川がルーズボールを拾ってタメを作ると、ボックス手前中央の乾が右足を一閃。無回転のミドルシュートがゴール右に突き刺さった。
▽まさかの2点ビハインドの状況に前がかるベルギーは62分、ムニエの右クロスからルカクがヘッドで合わせてゴールに迫ると、メルテンスとカラスコに代えてフェライニとシャドリを投入。バランスを崩して前がかっていくと69分、CKの流れからルーズとなったボールをボックス左のヴェルトンゲンが頭で合わせたループ気味のシュートがゴール右上に吸い込まれた。
▽さらに74分、CKの流れからアザールが左サイドからクロスを上げると、長谷部に競り勝ったフェライニがヘッドで叩き込んだ。
▽2点のリードを追いつかれてしまった日本は、勢い付くベルギーの前に防戦一方を強いられる。そこで柴崎と原口に代えて本田と山口を投入。すると84分、香川のスルーパスに抜け出したボックス左の本田が決定的なシュートを浴びせた。
▽86分、シャドリとルカクの立て続けのヘディングシュートでゴールに迫られた日本はGK川島の好守で凌ぐと、追加タイム4分には本田の直接FKがGKクルトワを強襲。2-2のまま、延長戦にもつれ込むかに思われたが、ラストプレーで逆転される。
▽日本のCKからロングカウンターを受けてデ・ブライネに持ち上がられると、右サイドに展開される。そしてムニエにクロスを入れられ、ゴール前のルカクにスルーされると、ファーサイドのシャドリに蹴り込まれた。
▽直後にタイムアップとなり、日本はラストプレー被弾で惜しくも初の8強入りならず。劇的に逆転勝利したベルギーは準々決勝でブラジルと対戦する。
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