【W杯ラウンド16プレビュー】組織力を持ち味とする堅守対決《スウェーデンvsスイス》
2018.07.03 12:00 Tue
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、スウェーデン代表vsスイス代表が3日23:00にキックオフされる。ドイツが同居したグループFを2勝1敗の首位で通過したスウェーデンと、ブラジルが同居したグループEを1勝2分けの2位で通過したスイスの組織力に優れた両チームによる一戦だ。
▽初戦の韓国戦をグランクビストのPK弾でシャットアウト勝利としたスウェーデンは、続くドイツ戦をクロースのラストプレー被弾で逆転負けを喫したものの、3戦目のメキシコ戦を3-0と快勝し、逆転での首位通過を果たした。前回王者ドイツや難敵メキシコが同居した厳しいグループを首位で通過した組織力を武器とする堅守は大会屈指だ。
▽一方、初戦のブラジル戦を1-1の引き分けに持ち込んで好スタートを切ったスイスは、続くセルビアとの2位争いを終了間際のシャキリ弾で2-1と制した。そして、3戦目のコスタリカ戦を苦戦しながらも2-2で引き分け、ブラジルに次ぐ2位で2大会連続での決勝トーナメント進出を果たした。しかし、主将のリヒトシュタイナーとレギュラーセンターバックのシェアーを出場停止で欠く苦しい陣容でスウェーデン戦を迎える。
▽両国はこれまでW杯で対戦したことはない。親善試合などの通算成績はスウェーデンから見て10勝7分け11敗とほぼ互角の結果となっている。
GK: ロビン・オルセン
DF: ルスティグ、グランクビスト、リンデロフ、アウグスティンション
MF: クラウス、スベンソン、エクダル、フォルスベリ
FW: トイヴォネン、ベリ
負傷者: MFラーション
出場停止者: なし
GK: ゾンマー
DF: ラング、エルベディ、アカンジ、R・ロドリゲス
MF: ベーラミ、ジャカ
MF: シャキリ、ジェマイリ、ツバー
FW: ガブラノビッチ
負傷者:なし
出場停止者:DFリヒトシュタイナー、DFシェアー
▽バックラインのレギュラーであるリヒトシュタイナーとシェアーの2枚を出場停止で欠く。代役はラング、エルベディらが考えられる。固定できていない最前線はコスタリカ戦でゴールを決めたドルミッチの可能性もある。
★注目選手
◆スウェーデン:DFアンドレアス・グランクビスト
◆スイス:MFジェルダン・シャキリ
▽初戦の韓国戦をグランクビストのPK弾でシャットアウト勝利としたスウェーデンは、続くドイツ戦をクロースのラストプレー被弾で逆転負けを喫したものの、3戦目のメキシコ戦を3-0と快勝し、逆転での首位通過を果たした。前回王者ドイツや難敵メキシコが同居した厳しいグループを首位で通過した組織力を武器とする堅守は大会屈指だ。
▽両国はこれまでW杯で対戦したことはない。親善試合などの通算成績はスウェーデンから見て10勝7分け11敗とほぼ互角の結果となっている。
◆スウェーデン◆
【4-4-2】
【4-4-2】
(C)CWS Brains,LTD.
▽スウェーデン予想スタメンGK: ロビン・オルセン
DF: ルスティグ、グランクビスト、リンデロフ、アウグスティンション
MF: クラウス、スベンソン、エクダル、フォルスベリ
FW: トイヴォネン、ベリ
負傷者: MFラーション
出場停止者: なし
▽メキシコ戦で負傷したラーションに欠場の可能性がある。それ以外はベストメンバーで臨めそうな状況だ。
◆スイス◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽スイス予想スタメンGK: ゾンマー
DF: ラング、エルベディ、アカンジ、R・ロドリゲス
MF: ベーラミ、ジャカ
MF: シャキリ、ジェマイリ、ツバー
FW: ガブラノビッチ
負傷者:なし
出場停止者:DFリヒトシュタイナー、DFシェアー
▽バックラインのレギュラーであるリヒトシュタイナーとシェアーの2枚を出場停止で欠く。代役はラング、エルベディらが考えられる。固定できていない最前線はコスタリカ戦でゴールを決めたドルミッチの可能性もある。
★注目選手
◆スウェーデン:DFアンドレアス・グランクビスト
Getty Images
▽スウェーデンの注目選手には堅守を支えるグランクビストを挙げたい。192cmの屈強なフィジカルを擁する主将は、最終ラインで城壁となり、堅守スウェーデンを象徴する存在となっている。今大会では初戦の韓国戦と3戦目のメキシコ戦でPKを決めるなど、勝負強さも発揮。攻守両面でチームを牽引する男に注目だ。◆スイス:MFジェルダン・シャキリ
Getty Images
▽対するスイスの注目選手にはシャキリを挙げたい。小柄ながら筋骨隆々で当たり負けしないフィジカルを持つレフティーは、足下のテクニックも非凡。正確なキックでセットプレーからゴールを生み出し、決定的なスルーパスも通すことができるスイスの攻撃を牽引する存在だ。今大会はブラジル戦でCKから同点弾をアシストし、セルビア戦で決勝ゴールを挙げるなど、期待通りの活躍を披露。自身3度目のW杯で、前回大会を上回るベスト8進出にチームを導けるか。
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