両GK躍動のPK戦を制したのはクロアチア! シュマイケル奮闘もデンマーク敗退《ロシアW杯》
2018.07.02 05:57 Mon
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、クロアチア代表vsデンマーク代表が1日に行われ、1-1で120分を終了した。そして、PK戦を3-2で制したクロアチアが準々決勝へ進出している。
▽アルゼンチン、ナイジェリア、アイスランドが同居したグループDで、アルゼンチンに3-0と快勝するなど3連勝で首位通過したクロアチアは、2-1と勝利した直近のアイスランド戦のスタメンから9選手を変更。モドリッチとペリシッチのみ引き続きスタメンとなり、アルゼンチン戦の先発が起用された。
▽一方、フランス、ペルー、オーストラリアが同居したグループCを1勝2分けの2位で通過したデンマークは、0-0で引き分けた直近のフランス戦のスタメンから2選手を変更。シストとストリガー・ラーセンに代えてY・ポウルセンとクヌドセンを起用した。
▽試合は開始1分に動きを見せる。右サイドからのロングスローの流れでボックス左のマティアス・ヨルゲンセンにボールが渡ると、左足ですかさずプッシュ。これがGKスバシッチの手を弾いて右ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。
▽それでも4分、クロアチアがすかさず試合を振り出しに戻す。レビッチとヴルサリコで右サイドを攻略した流れから、ボックス左のマンジュキッチがルーズボールをボレーで蹴り込んだ。
▽対するクロアチアも29分、すかさずラキティッチのミドルシュートで応戦。ハーフタイムにかけてはややこう着状態となった中、デンマークは42分にチャンス。エリクセンの意表を突いたループシュートが枠の左角を直撃した。
▽一方のクロアチアも44分、ストリニッチのグラウンダークロスをラキティッチがダイレクトで狙い、GKシュマイケルを強襲。互いに譲らず前半は1-1で終了した。
▽後半からボランチを務めていたクリステンセンに代えてシェーネを投入したデンマークに対し、慎重な入りとなったクロアチアが様子を窺いながらボールを保持していく。
▽膠着状態となる中、デンマークは66分にセンターFWを入れ替え、コーネリウスに代えてN・ヨルゲンセンを投入。対するクロアチアはアンカーのブロゾビッチに代えてコバチッチを投入した。
▽すると72分、デンマークにチャンス。Y・ポウルセンが右サイドを突破した流れからN・ヨルゲンセンがボックス内からシュート。しかし、GKスバシッチの守備範囲に飛んだ。
▽なかなかデンマークの堅守を攻略できないクロアチアは、78分にレビッチがミドルシュートでGKシュマイケルを強襲。終盤にかけてもクロアチアが攻めあぐねる中、追加タイムにラキティッチがミドルシュートを狙うもわずかに枠を外れ、1-1のまま90分を終了した。
▽迎えた延長戦、デンマークが攻勢に出る中、クロアチアはペリシッチを諦めてクラマリッチを投入。対するデンマークは延長後半からブラースヴァイトに代えてシストを投入。そのシストがうまく試合に入ると、同3分にコントロールシュートでゴールに迫った。
▽それでも同9分、ここまでタイトなマークに苦しんでいたモドリッチが魅せる。絶妙なスルーパスを前線に供給すると、レビッチが独走。ディフェンスライン裏へ抜け出し、ボックス内へ。GKシュマイケルを交わしてシュートに持ち込みかけたところでM・ヨルゲンセンに後方から倒され、PKを獲得した。しかし、キッカーのモドリッチが枠の右を狙ったシュートはGKシュマイケルに完璧に読まれてセーブされ、勝ち越すことはできない。
▽デンマーク守護神の活躍でPK戦にもつれ込んだ一戦。共に1番手のキッカーを務めたエリクセンとバデリがそれぞれGKスバシッチとGKシュマイケルのセーブに阻まれる波乱の幕明けとなると、デンマークは4番手のキッカー、シェーネがGKスバシッチに止められる。しかし、続くクロアチアのキッカー、ピバリッチもGKシュマイケルに止められ、2-2で5番手のキッカーへ。そして、N・ヨルゲンセンがGKスバシッチに止められて迎えたクロアチアのラストキッカー、ラキティッチがゴール左に決めて勝負あり。クロアチアが3-2でPK戦を制し、準々決勝進出を決めた。なお、勝利したクロアチアは準々決勝で開催国ロシアと対戦する。
▽アルゼンチン、ナイジェリア、アイスランドが同居したグループDで、アルゼンチンに3-0と快勝するなど3連勝で首位通過したクロアチアは、2-1と勝利した直近のアイスランド戦のスタメンから9選手を変更。モドリッチとペリシッチのみ引き続きスタメンとなり、アルゼンチン戦の先発が起用された。
▽試合は開始1分に動きを見せる。右サイドからのロングスローの流れでボックス左のマティアス・ヨルゲンセンにボールが渡ると、左足ですかさずプッシュ。これがGKスバシッチの手を弾いて右ポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。
▽それでも4分、クロアチアがすかさず試合を振り出しに戻す。レビッチとヴルサリコで右サイドを攻略した流れから、ボックス左のマンジュキッチがルーズボールをボレーで蹴り込んだ。
▽派手な立ち上がりとなった中、戦前の予想通り、クロアチアが押し込み、デンマークが守備を固める展開で試合は推移していく。そんな中27分、デンマークに決定機。エリクセンのスルーパスに抜け出したブラースヴァイトがボックス右からシュート。しかし、GKスバシッチの飛び出しに阻まれた。
▽対するクロアチアも29分、すかさずラキティッチのミドルシュートで応戦。ハーフタイムにかけてはややこう着状態となった中、デンマークは42分にチャンス。エリクセンの意表を突いたループシュートが枠の左角を直撃した。
▽一方のクロアチアも44分、ストリニッチのグラウンダークロスをラキティッチがダイレクトで狙い、GKシュマイケルを強襲。互いに譲らず前半は1-1で終了した。
▽後半からボランチを務めていたクリステンセンに代えてシェーネを投入したデンマークに対し、慎重な入りとなったクロアチアが様子を窺いながらボールを保持していく。
▽膠着状態となる中、デンマークは66分にセンターFWを入れ替え、コーネリウスに代えてN・ヨルゲンセンを投入。対するクロアチアはアンカーのブロゾビッチに代えてコバチッチを投入した。
▽すると72分、デンマークにチャンス。Y・ポウルセンが右サイドを突破した流れからN・ヨルゲンセンがボックス内からシュート。しかし、GKスバシッチの守備範囲に飛んだ。
▽なかなかデンマークの堅守を攻略できないクロアチアは、78分にレビッチがミドルシュートでGKシュマイケルを強襲。終盤にかけてもクロアチアが攻めあぐねる中、追加タイムにラキティッチがミドルシュートを狙うもわずかに枠を外れ、1-1のまま90分を終了した。
▽迎えた延長戦、デンマークが攻勢に出る中、クロアチアはペリシッチを諦めてクラマリッチを投入。対するデンマークは延長後半からブラースヴァイトに代えてシストを投入。そのシストがうまく試合に入ると、同3分にコントロールシュートでゴールに迫った。
▽それでも同9分、ここまでタイトなマークに苦しんでいたモドリッチが魅せる。絶妙なスルーパスを前線に供給すると、レビッチが独走。ディフェンスライン裏へ抜け出し、ボックス内へ。GKシュマイケルを交わしてシュートに持ち込みかけたところでM・ヨルゲンセンに後方から倒され、PKを獲得した。しかし、キッカーのモドリッチが枠の右を狙ったシュートはGKシュマイケルに完璧に読まれてセーブされ、勝ち越すことはできない。
▽デンマーク守護神の活躍でPK戦にもつれ込んだ一戦。共に1番手のキッカーを務めたエリクセンとバデリがそれぞれGKスバシッチとGKシュマイケルのセーブに阻まれる波乱の幕明けとなると、デンマークは4番手のキッカー、シェーネがGKスバシッチに止められる。しかし、続くクロアチアのキッカー、ピバリッチもGKシュマイケルに止められ、2-2で5番手のキッカーへ。そして、N・ヨルゲンセンがGKスバシッチに止められて迎えたクロアチアのラストキッカー、ラキティッチがゴール左に決めて勝負あり。クロアチアが3-2でPK戦を制し、準々決勝進出を決めた。なお、勝利したクロアチアは準々決勝で開催国ロシアと対戦する。
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