横浜FCが好調山口に快勝! 岡山と金沢は打ち合いの末ドロー決着《J2》

2018.07.01 21:05 Sun
▽明治安田生命J2リーグ第21節の2試合が7月1日に行われた。

▽レノファ山口vs横浜FCは、3-0で横浜FCが勝利した。
▽試合はいきなり動く。キックオフ後、すぐに相手からボールを奪いカウンターに転じた横浜FCは、ボックス右からの折り返しをレアンドロがシュート。一度ははね返されるものの、詰めていた野村が押し込んで横浜FCが先制。開始30秒も経たない内でのゴールとなった。

▽後半に入って横浜FCが追加点を挙げる。50分、北爪のアシストからレアンドロ・ドミンゲスが2点目。さらに62分には、そのレアンドロ・ドミンゲスから北爪にパスが送られると、クロスをイバが押し込んで試合を決める3点目を奪った。

▽その後、横浜FCはイバを下げて三浦を投入するなど交代枠を使い切りながら山口の猛攻を凌ぎ切り試合終了。3-0の勝利を収めた。
▽一方のファジアーノ岡山vsツエーゲン金沢は、3-3の引き分けに終わった。

▽先制したのはホームの岡山。10分、右サイドの椋原をクロスをボックス右で仲間が受けると、トラップは跳ね上がってしまったものの、強引に撃ったシュートは相手に当たりながらもゴールイン。岡山が幸先良く先制した。しかし44分の金沢のFKの場面、ゴール前ファーサイドのボールを蹴り込むと、作田が相手に倒され金沢がPKを獲得。これをマラニョンが沈めて、同点で試合を折り返した。

▽後半は点の取り合いとなる。まずは51分、金沢は味方からのロングボールに加藤が反応。相手との競り合いに勝ちGKと一対一になると冷静に股を抜き逆転する。だが59分に、岡山の塚川が見事なミドルシュートを沈めて、試合は再び振り出しに戻る。

▽それでもその1分後、マラニョンに代わって入った佐藤を起点に、最後は大橋が押し込んで金沢が勝ち越しに成功。しかし岡山も粘り強く、70分に齊藤の右サイドからのクロスを伊藤がダイビングヘッドで同点に。激しい点の取り合いとなった試合は最後まで白熱した戦いが続いたが、これ以上スコアは動くことなく終了。3-3の引き分けに終わった。

◆明治安田生命J2リーグ第21節結果
▽6/30(土)
ヴァンフォーレ甲府 1-1 京都サンガF.C.
アビスパ福岡 2-2 FC町田ゼルビア
カマタマーレ讃岐 3-1 東京ヴェルディ
大宮アルディージャ 1-1 愛媛FC
モンテディオ山形 2-0 FC岐阜
ロアッソ熊本 1-3 松本山雅FC
徳島ヴォルティス 3-0 大分トリニータ
アルビレックス新潟 1-1 水戸ホーリーホック
栃木SC 0-1 ジェフユナイテッド千葉

▽7/1(日)
ファジアーノ岡山 3-3 ツエーゲン金沢
レノファ山口FC 0-3 横浜FC
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