異例の再PK戦、名古屋が奈良クラブを下して3回戦進出!《天皇杯》
2018.06.28 21:00 Thu
▽第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦名古屋グランパスvs奈良クラブの再PK戦が28日にパロマ瑞穂スタジアムで行われ、7-6で名古屋が勝利した。
▽6月6日に行われた同試合では1-1で延長戦でも決着が着かず、PK戦に突入。奈良クラブが2-4のビハインドで迎えた4人目、キッカーを務めたMF金久保彩のシュートはゴールネットを揺らしたが、この際に主審がキックフェイントがあったとして蹴り直しを命じた。2度目のシュートもゴールネットを揺らして3-4とすると、名古屋の5人目の選手が失敗してその後同点に。最終的には奈良クラブが5-4で逆転勝利を収め、この時点では奈良クラブが3回戦進出を決めていた。
▽ところが11日、日本サッカー協会(JFA)が「次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミス」があったと発表。競技規則によると、金久保のキックフェイントは失敗扱いになり、本来であればその時点で試合が終了し、名古屋の3回戦進出が決定するはずだった。そこでJFAは前代未聞の再PK戦の開催を決定していた。
▽そうして行われた28日の再PK戦は、名古屋先攻のABBA方式で実施された。両チーム共に2人目が失敗するも、その後両者は成功し続けて4-4でサドンデスに突入。迎えた8人目、先に蹴った奈良クラブのMF山田晃平が失敗すると、名古屋はMF八反田康平が決めて7-6で名古屋が勝利した。
▽この結果、3回戦進出を決めた名古屋は7月11日にサンフレッチェ広島と対戦する。
名古屋グランパス 1-1(PK:7-6) 奈良クラブ
▽6月6日に行われた同試合では1-1で延長戦でも決着が着かず、PK戦に突入。奈良クラブが2-4のビハインドで迎えた4人目、キッカーを務めたMF金久保彩のシュートはゴールネットを揺らしたが、この際に主審がキックフェイントがあったとして蹴り直しを命じた。2度目のシュートもゴールネットを揺らして3-4とすると、名古屋の5人目の選手が失敗してその後同点に。最終的には奈良クラブが5-4で逆転勝利を収め、この時点では奈良クラブが3回戦進出を決めていた。
▽そうして行われた28日の再PK戦は、名古屋先攻のABBA方式で実施された。両チーム共に2人目が失敗するも、その後両者は成功し続けて4-4でサドンデスに突入。迎えた8人目、先に蹴った奈良クラブのMF山田晃平が失敗すると、名古屋はMF八反田康平が決めて7-6で名古屋が勝利した。
▽この結果、3回戦進出を決めた名古屋は7月11日にサンフレッチェ広島と対戦する。
◆天皇杯2回戦
名古屋グランパス 1-1(PK:7-6) 奈良クラブ
|
関連ニュース