10人のドイツがクロースのラストプレー弾で起死回生の勝利! 敗退危機を回避《ロシアW杯》
2018.06.24 05:14 Sun
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループF第2節、ドイツ代表vsスウェーデン代表が23日にフィシュト・スタジアムで行われ、2-1でドイツが勝利した。
▽直前の試合でメキシコ代表が韓国代表に2-1で勝利し、2連勝としているグループF。初戦のメキシコ戦を0-1で落とし、まさかの黒星スタートとなった前回王者のドイツは、敗れれば敗退となる中、メキシコ戦のスタメンから4選手を変更。エジル、ケディラ、プラッテンハールト、負傷したフンメルスに代えてロイス、ヘクター、ルディ、リュディガーを起用した。
▽一方、韓国にPK弾で1-0と勝利したスウェーデンは、韓国戦のスタメンからヤンソンに代えて発熱が癒えたリンデロフのみを変更した。
▽2センターバックとルディを残して攻撃に人を割くドイツが立ち上がりから分厚い攻めを展開していく。2列目のロイス、ドラクスラー、ミュラーが流動的に動き、両サイドバックが高い位置を取るドイツはハーフコートゲームを展開するも、13分に大ピンチ。
▽リュディガーのミスパスからベリにディフェンスライン裏に抜け出され、GKノイアーと一対一に。しかし、シュートは守護神が右手一本で止めて見せた。
▽すると32分、クロースのミスパスを突いてスウェーデンが先制する。ベリがパスカットして右サイドへ展開。クラーソンの浮き球フィードに反応したトイヴォネンが胸トラップからボックス右に侵入してループシュートを狙うと、リュディガーにかすかに当たったシュートがGKノイアーの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
▽まさかの失点を喫したドイツは、39分にギュンドアンのミドルシュートでゴールに迫るも、引き続き中央を固められて攻めあぐねると、追加タイム2分にも大ピンチ。FKからベリのヘディングシュートが枠の左を捉えたが、GKノイアーがビッグセーブで阻み、前半を1点ビハインドで終えた。
▽後半からドラクスラーに代えてゴメスを最前線に投入したドイツは、ヴェルナーを2列目の左に下げた。すると開始3分、この交代策が早速ゴールを生み出す。左サイドで仕掛けたヴェルナーがクロスを入れると、ニアでゴメスが潰れ、最後はロイスが押し込んだ。
▽同点として勢いに乗ったドイツはクロースのミドルシュートやミュラーのヘディングシュートでゴールに迫ると、56分にもヴェルナーの仕掛けからヘクターが枠内シュートを浴びせた。
▽その後もハーフコートゲームを展開したドイツだったが、シュートに結びつけることが徐々に困難となっていく。そのまま時間が経過した終盤の82分、ドイツにアクシデント。J・ボアテングがベリへのスライディングタックルでVARの末に2枚目のイエローカードが提示され、退場となってしまう。
▽すると直後、FKからルーズとなったボールがゴール前のグイデッティの前に。しかし、GKノイアーが何とか弾き出してピンチを逃れた。
▽凌いだドイツは88分、逆転のチャンス。クロースが左サイドからボールを上げると、ゴメスがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GKオルセンのファインセーブに阻まれた。さらに追加タイム2分、途中出場のブラントが左足ミドルでゴールに迫るも、左ポストを直撃してしまう。
▽ツキにも見放され、万事休すかと思われたラストプレーの同5分、ドイツに起死回生のゴールが生まれる。ボックス左外ぎりぎりの位置で得たFKをクロースが狙うと、完璧なシュートがゴール右上に決まった。直後にタイムアップとなり、ドイツが劇的逆転勝利。グループステージ敗退の危機から一転、最終節の韓国戦を勝利すれば突破を決められる可能性が高まった。一方、敗れたスウェーデンは2連勝のメキシコと最終節で対戦する。
▽直前の試合でメキシコ代表が韓国代表に2-1で勝利し、2連勝としているグループF。初戦のメキシコ戦を0-1で落とし、まさかの黒星スタートとなった前回王者のドイツは、敗れれば敗退となる中、メキシコ戦のスタメンから4選手を変更。エジル、ケディラ、プラッテンハールト、負傷したフンメルスに代えてロイス、ヘクター、ルディ、リュディガーを起用した。
▽2センターバックとルディを残して攻撃に人を割くドイツが立ち上がりから分厚い攻めを展開していく。2列目のロイス、ドラクスラー、ミュラーが流動的に動き、両サイドバックが高い位置を取るドイツはハーフコートゲームを展開するも、13分に大ピンチ。
▽リュディガーのミスパスからベリにディフェンスライン裏に抜け出され、GKノイアーと一対一に。しかし、シュートは守護神が右手一本で止めて見せた。
▽その後もドイツが攻め込む展開が続くも、スペースを埋める守備を敢行するスウェーデンを崩しきることができない。徐々に攻めあぐねていったドイツは25分、鼻を負傷して大量の鼻血を出したルディがプレー続行不可能となり、ギュンドアンが投入される。
▽すると32分、クロースのミスパスを突いてスウェーデンが先制する。ベリがパスカットして右サイドへ展開。クラーソンの浮き球フィードに反応したトイヴォネンが胸トラップからボックス右に侵入してループシュートを狙うと、リュディガーにかすかに当たったシュートがGKノイアーの頭上を越えてゴールネットに吸い込まれた。
▽まさかの失点を喫したドイツは、39分にギュンドアンのミドルシュートでゴールに迫るも、引き続き中央を固められて攻めあぐねると、追加タイム2分にも大ピンチ。FKからベリのヘディングシュートが枠の左を捉えたが、GKノイアーがビッグセーブで阻み、前半を1点ビハインドで終えた。
▽後半からドラクスラーに代えてゴメスを最前線に投入したドイツは、ヴェルナーを2列目の左に下げた。すると開始3分、この交代策が早速ゴールを生み出す。左サイドで仕掛けたヴェルナーがクロスを入れると、ニアでゴメスが潰れ、最後はロイスが押し込んだ。
▽同点として勢いに乗ったドイツはクロースのミドルシュートやミュラーのヘディングシュートでゴールに迫ると、56分にもヴェルナーの仕掛けからヘクターが枠内シュートを浴びせた。
▽その後もハーフコートゲームを展開したドイツだったが、シュートに結びつけることが徐々に困難となっていく。そのまま時間が経過した終盤の82分、ドイツにアクシデント。J・ボアテングがベリへのスライディングタックルでVARの末に2枚目のイエローカードが提示され、退場となってしまう。
▽すると直後、FKからルーズとなったボールがゴール前のグイデッティの前に。しかし、GKノイアーが何とか弾き出してピンチを逃れた。
▽凌いだドイツは88分、逆転のチャンス。クロースが左サイドからボールを上げると、ゴメスがヘディングシュート。枠を捉えていたが、GKオルセンのファインセーブに阻まれた。さらに追加タイム2分、途中出場のブラントが左足ミドルでゴールに迫るも、左ポストを直撃してしまう。
▽ツキにも見放され、万事休すかと思われたラストプレーの同5分、ドイツに起死回生のゴールが生まれる。ボックス左外ぎりぎりの位置で得たFKをクロースが狙うと、完璧なシュートがゴール右上に決まった。直後にタイムアップとなり、ドイツが劇的逆転勝利。グループステージ敗退の危機から一転、最終節の韓国戦を勝利すれば突破を決められる可能性が高まった。一方、敗れたスウェーデンは2連勝のメキシコと最終節で対戦する。
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