ムバッペがフランスのW杯最年少得点記録樹立! ペルーを敗退に追い込んだフランスが決勝T進出《ロシアW杯》
2018.06.22 02:13 Fri
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC第2節、フランス代表vsペルー代表が21日にエカテリンブルク・アリーナで行われ、フランスが1-0で勝利した。この結果、フランスの決勝トーナメント進出およびペルーのグループリーグ敗退が決定した。
▽フランスはグループ本命として臨んだオーストラリア戦では格下相手に大苦戦。それでも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とゴールラインテクノロジー(GLT)を駆使し辛くも競り勝ち白星スタート。連勝でグループ突破を目指すペルー戦に向けては先発2人を変更。トリッソとデンベレに代わってマテュイディとジルーを起用し、ジルーとグリーズマンを縦関係に並べた[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。
▽一方、クエバのPK失敗や決定力不足が響きデンマークとの初戦に競り負けたペルー。グループリーグ突破に向けて勝ち点3奪取が求められる優勝候補との一戦に向けては先発2人を変更。ファルファンとタピアに代えてゲレーロとアキーノを起用した。
▽立ち上がりからペルーが前からボールを奪いに行くアグレッシブな姿勢を見せると、右サイドでDFを振り切ったカリージョのクロスから早速際どい場面を創出する。一方、やや慎重な入りを見せたフランスも14分にはグリーズマンの右CKをファーのヴァランが豪快に頭で合わせ、こちらも最初の決定機を作り出した。
▽その後はボール支配率を含めて完全にイーブンの状況が続き試合はやや落ち着きを見せる。しかし、30分を過ぎて再びテンポが上がると、31分にはボックス左でクエバが折り返したボールを受けたゲレーロがうまくDFユムティティを振り切ってシュートを放つが、ここはフランス代表100試合目の守護神ロリスの好守に阻まれる。直後の33分にはポグバの浮き球パスに反応したムバッペがゴール前でアクロバティックなボレーを試みるが、GK正面を突く。
▽このままでは敗退となるペルーは後半からアルベルト・ロドリゲス、ジョトゥンに代えてサンタマリア、ファルファンを投入する2枚替えを敢行。この交代でフローレスがセントラルMF、クエバが左ウイング、ファルファンがトップ下に入る、より攻撃的な布陣に変更した。すると50分にはボックス手前でファルファンの丁寧な落としを受けたアキーノが目の覚める強烈な右足のミドルシュートを放つ。だが、ややアウトにかかったこのシュートは枠の左上隅を叩いて枠の外に外れた。
▽それでも、ファルファンの投入で前線に起点が増えたペルーはアドビンクラとカリージョの右サイドを軸にその後も再三決定機を作り出す。しかし、最後の場面で粘るフランスの守備陣を前にあと一押しが足りない。
▽後半半ばから終盤にかけても攻めるペルー、耐えるフランスという構図の下で時間が進んでいく。74分には右サイドを突破したカリージョのクロスにファーのファルファンがジャンピングボレーで合わすがサイドネットを叩く。さらに88分にはボックス手前の好位置で得たFKをゲレーロが直接狙うもGKロリスのセーブに遭う。一方、ムバッペ、グリーズマン、ポグバと主力を下げてデンベレ、フェキル、エンゾンジの投入で逃げ切り態勢に入ったフランスはジルーが前線で身体を張って時間を使うなど、試合巧者の戦いぶりでこのまま試合をクローズ。
▽2戦を通じて内容面には不満が出たフランスだが、自慢の勝負強さを発揮して2連勝で決勝トーナメント進出を決定。一方、2試合連続で善戦しながらもゴールが遠かったペルーは今節での敗退が決まった。なお、首位通過を目指すフランスは最終節でデンマーク、今大会初ゴールと共に初勝利を目指すペルーはオーストラリアと対戦する。
▽フランスはグループ本命として臨んだオーストラリア戦では格下相手に大苦戦。それでも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)とゴールラインテクノロジー(GLT)を駆使し辛くも競り勝ち白星スタート。連勝でグループ突破を目指すペルー戦に向けては先発2人を変更。トリッソとデンベレに代わってマテュイディとジルーを起用し、ジルーとグリーズマンを縦関係に並べた[4-2-3-1]の布陣で臨んだ。
▽立ち上がりからペルーが前からボールを奪いに行くアグレッシブな姿勢を見せると、右サイドでDFを振り切ったカリージョのクロスから早速際どい場面を創出する。一方、やや慎重な入りを見せたフランスも14分にはグリーズマンの右CKをファーのヴァランが豪快に頭で合わせ、こちらも最初の決定機を作り出した。
▽その後はボール支配率を含めて完全にイーブンの状況が続き試合はやや落ち着きを見せる。しかし、30分を過ぎて再びテンポが上がると、31分にはボックス左でクエバが折り返したボールを受けたゲレーロがうまくDFユムティティを振り切ってシュートを放つが、ここはフランス代表100試合目の守護神ロリスの好守に阻まれる。直後の33分にはポグバの浮き球パスに反応したムバッペがゴール前でアクロバティックなボレーを試みるが、GK正面を突く。
▽それでも、ゴールを予感させる攻防が続いた34分にフランスが先制点を奪う。相手陣内中央の高い位置でボールを奪ったポグバがボックス左に走り込むジルーにパス。ジルーのシュートは相手DFのブロックに遭うもうまくゴール方向にこぼれたボールをムバッペが難なく流し込んだ。ムバッペの19歳と6カ月という、フランス代表のW杯史上最年少ゴールで均衡を破ったフランスは勢いづいて攻め立てると、39分にはムバッペとグリーズマンの高速カウンター、43分にはグリーズマンの絶妙ラストパスからボックス内のリュカに決定機もここは相手GKの好守に阻まれ、追加点を奪うまでには至らず。
▽このままでは敗退となるペルーは後半からアルベルト・ロドリゲス、ジョトゥンに代えてサンタマリア、ファルファンを投入する2枚替えを敢行。この交代でフローレスがセントラルMF、クエバが左ウイング、ファルファンがトップ下に入る、より攻撃的な布陣に変更した。すると50分にはボックス手前でファルファンの丁寧な落としを受けたアキーノが目の覚める強烈な右足のミドルシュートを放つ。だが、ややアウトにかかったこのシュートは枠の左上隅を叩いて枠の外に外れた。
▽それでも、ファルファンの投入で前線に起点が増えたペルーはアドビンクラとカリージョの右サイドを軸にその後も再三決定機を作り出す。しかし、最後の場面で粘るフランスの守備陣を前にあと一押しが足りない。
▽後半半ばから終盤にかけても攻めるペルー、耐えるフランスという構図の下で時間が進んでいく。74分には右サイドを突破したカリージョのクロスにファーのファルファンがジャンピングボレーで合わすがサイドネットを叩く。さらに88分にはボックス手前の好位置で得たFKをゲレーロが直接狙うもGKロリスのセーブに遭う。一方、ムバッペ、グリーズマン、ポグバと主力を下げてデンベレ、フェキル、エンゾンジの投入で逃げ切り態勢に入ったフランスはジルーが前線で身体を張って時間を使うなど、試合巧者の戦いぶりでこのまま試合をクローズ。
▽2戦を通じて内容面には不満が出たフランスだが、自慢の勝負強さを発揮して2連勝で決勝トーナメント進出を決定。一方、2試合連続で善戦しながらもゴールが遠かったペルーは今節での敗退が決まった。なお、首位通過を目指すフランスは最終節でデンマーク、今大会初ゴールと共に初勝利を目指すペルーはオーストラリアと対戦する。
|
関連ニュース