ブラジル、コウチーニョのビューティフル弾もスイスに追いつかれドロー発進《ロシアW杯》
2018.06.18 05:00 Mon
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループE第1節、ブラジル代表vsスイス代表が17日にロストフ・アリーナで行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽同日に行われたコスタリカ代表vsセルビア代表で、セルビアが1-0の勝利を収めたグループE。南米予選を首位通過し21大会連続21回目のW杯出場となったブラジルは、準決勝でドイツ代表に1-7とショッキングな大敗を喫した母国での前回大会のリベンジを果たすべく、ネイマールやコウチーニョらベストメンバーを順当にスタメン起用した。
▽欧州予選で9勝1敗の好成績を収めて2位通過で4大会連続11回目のW杯出場を決めたスイスも、シャキリやジャカらを順当に起用。2-0で勝利した直近の国際親善試合、日本代表戦の勢いそのままに優勝候補筆頭国との試合に臨んだ。
▽お互いに高いテンションで入った試合、最初にシュートを放ったのはスイスだった。4分、右サイドでボールを持ったシャキリが、ボックス内にスルーパスを供給。ジェマイリが右足で放ったシュートは上手くミートできずに枠を上に外れたものの、試合開始早々にブラジルゴールを脅かす。
▽11分、徐々に押し込み始めたブラジルが決定機を作り出す。ボックス手前左でボールを持ったコウチーニョが、ボックス内左のネイマールにボールを送る。しかし、ネイマールのグラウンダーのクロスに合わせたパウリーニョのシュートは枠をわずかに右へ外れた。
▽ブラジルはその後、プレスの位置をやや低めに設定し3ラインを作る形で試合を進行。ボールを持てる時間が増加したスイスはチャンスを作り出そうとするが、強固なブロックを崩すことができずにシュートまで至らない。
▽40分、スイスにシュートチャンスが訪れる。再三の上がりを見せているR・ロドリゲスの縦パスをボックス手前で受けたジェマイリが、ドリブル突破を図る。ブラジルDFにブロックされこぼれたボールに反応したツバーが放ったシュートはチアゴ・シウバの顔面に激突し得点とはならなかったが、ファーストシュート以来の決定機となった。
▽ブラジルが1-0でリードして迎えた後半、スイスが右CKからチャンスを作り出す。50分、キッカーのシャキリが中央にクロスを上げると、ミランダの背後でマークを剥がしたツバーが、ヘディングで貴重な同点弾を決め切った。
▽再び得点が必要となったブラジルは57分、ボックス手前でボールを持ったコウチーニョがミドルシュートを狙う。しかし、これはスイスDFに跳ね返され、直後にネイマールが左サイドからカットインして放ったシュートもブロックに遭い枠に飛ばすことができない。
▽60分、ブラジルは選手交代を敢行。後半早々に警告を1枚貰っていたカゼミロに代え、フェルナンジーニョを起用。フレッシュな選手の投入で、ややスイスに傾きかけている流れを引き戻そうと試みた。
▽66分、ブラジルはボックス手前左でFKを獲得。しかし、キッカーのネイマールが入れた低いボールは味方には合わず、チャンスに繋げることができない。67分、チッチ監督はパウリーニョに代えてR・アウグストを投入し、リズムチェンジを求めた。
▽対するスイスは70分、前半からネイマールのカバーに奔走していたベーラミに代えて、ザカリアを投入。高い身体能力を有する守備的MFの起用で、勝ち点奪取を狙っていく。
▽その後、試合終了間際の88分、何とかしてスイスのゴールをこじ開けたいブラジルがチャンスを迎える。右サイドでボールを持ったウィリアンがクロスを供給。しかし、飛び込んだネイマールが放ったヘディングシュートは枠こそ捉えたもののGKゾンマーにキャッチされる。90分にも左サイドからのFKの場面でネイマールのクロスに途中出場のフィルミノが合わせたが、GKゾンマーの攻守に阻まれた。
▽結局、最後まで1-1のスコアから動きを見せないまま試合が終了。幸先良いスタートを切ることができなかったブラジルは第2節でコスタリカと、優勝候補から勝ち点をもぎ取ったスイスはセルビアと対戦する。
▽同日に行われたコスタリカ代表vsセルビア代表で、セルビアが1-0の勝利を収めたグループE。南米予選を首位通過し21大会連続21回目のW杯出場となったブラジルは、準決勝でドイツ代表に1-7とショッキングな大敗を喫した母国での前回大会のリベンジを果たすべく、ネイマールやコウチーニョらベストメンバーを順当にスタメン起用した。
▽お互いに高いテンションで入った試合、最初にシュートを放ったのはスイスだった。4分、右サイドでボールを持ったシャキリが、ボックス内にスルーパスを供給。ジェマイリが右足で放ったシュートは上手くミートできずに枠を上に外れたものの、試合開始早々にブラジルゴールを脅かす。
▽11分、徐々に押し込み始めたブラジルが決定機を作り出す。ボックス手前左でボールを持ったコウチーニョが、ボックス内左のネイマールにボールを送る。しかし、ネイマールのグラウンダーのクロスに合わせたパウリーニョのシュートは枠をわずかに右へ外れた。
▽20分、ネイマールが左サイドでドリブルを仕掛けると、スイスDFのクリアに遭いこぼれたボールがボックス手前左のコウチーニョの下に。コウチーニョはそこから右足を一閃、得意な角度から美しい軌道のシュートでファーに流し込み、先制点とした。
▽ブラジルはその後、プレスの位置をやや低めに設定し3ラインを作る形で試合を進行。ボールを持てる時間が増加したスイスはチャンスを作り出そうとするが、強固なブロックを崩すことができずにシュートまで至らない。
▽40分、スイスにシュートチャンスが訪れる。再三の上がりを見せているR・ロドリゲスの縦パスをボックス手前で受けたジェマイリが、ドリブル突破を図る。ブラジルDFにブロックされこぼれたボールに反応したツバーが放ったシュートはチアゴ・シウバの顔面に激突し得点とはならなかったが、ファーストシュート以来の決定機となった。
▽ブラジルが1-0でリードして迎えた後半、スイスが右CKからチャンスを作り出す。50分、キッカーのシャキリが中央にクロスを上げると、ミランダの背後でマークを剥がしたツバーが、ヘディングで貴重な同点弾を決め切った。
▽再び得点が必要となったブラジルは57分、ボックス手前でボールを持ったコウチーニョがミドルシュートを狙う。しかし、これはスイスDFに跳ね返され、直後にネイマールが左サイドからカットインして放ったシュートもブロックに遭い枠に飛ばすことができない。
▽60分、ブラジルは選手交代を敢行。後半早々に警告を1枚貰っていたカゼミロに代え、フェルナンジーニョを起用。フレッシュな選手の投入で、ややスイスに傾きかけている流れを引き戻そうと試みた。
▽66分、ブラジルはボックス手前左でFKを獲得。しかし、キッカーのネイマールが入れた低いボールは味方には合わず、チャンスに繋げることができない。67分、チッチ監督はパウリーニョに代えてR・アウグストを投入し、リズムチェンジを求めた。
▽対するスイスは70分、前半からネイマールのカバーに奔走していたベーラミに代えて、ザカリアを投入。高い身体能力を有する守備的MFの起用で、勝ち点奪取を狙っていく。
▽その後、試合終了間際の88分、何とかしてスイスのゴールをこじ開けたいブラジルがチャンスを迎える。右サイドでボールを持ったウィリアンがクロスを供給。しかし、飛び込んだネイマールが放ったヘディングシュートは枠こそ捉えたもののGKゾンマーにキャッチされる。90分にも左サイドからのFKの場面でネイマールのクロスに途中出場のフィルミノが合わせたが、GKゾンマーの攻守に阻まれた。
▽結局、最後まで1-1のスコアから動きを見せないまま試合が終了。幸先良いスタートを切ることができなかったブラジルは第2節でコスタリカと、優勝候補から勝ち点をもぎ取ったスイスはセルビアと対戦する。
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