【ロシアW杯ブレイク候補】vol7.グループG:代表ゼロキャップでメンバー入り果たしたシンデレラボーイ
2018.06.18 18:00 Mon
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が今大会でブレイクが期待される各グループの期待の若手を紹介。ベルギー、パナマ、チュニジア、イングランドが同居するグループGのブレイク候補はイングランドの新進気鋭のサイドバック、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。
◆代表ゼロキャップでメンバー入り果たしたシンデレラボーイ
DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(19)
出身国:イングランド
所属クラブ:リバプール(イングランド)
代表通算成績:1試合、0得点
今季所属クラブ成績:33試合、3得点
▽リバプールのアカデミー出身のアーノルドは若手育成の手腕に長けたユルゲン・クロップ監督の下で昨シーズンにトップチームデビュー。これまでリバプールのユースチームやイングランドの年代別代表チームではセントラルMFや右サイドハーフを主戦場としてきたものの、クロップ監督は豊富な運動量やクロス精度、高い身体能力を評価し右サイドバックにコンバートした。すると、今季は右サイドバックのレギュラーだったクラインの長期離脱をキッカケにポジションを掴むと、時折守備面でポジショニングミスや集中力を欠く場面もあったものの、それを補って余りある攻撃センスと対人守備でも成長をみせ、CL準優勝とリーグ4位フィニッシュに大きく貢献。そして、リバプールでの大きな飛躍をキッカケにフル代表未招集ながらもW杯23名のメンバー入りを果たした。
▽本大会で[3-4-3]を基本布陣とするイングランドにおいて、アーノルドはサイドバックに比べてより持ち味を発揮し易い右ウイングバックでのプレーが濃厚だ。今大会では右サイドバックとウイングバックの絶対的主力だったウォーカーがチーム事情で3バックの右で起用されるため、比較的代表でのプレー経験が浅いトリッピアーとポジションを争う。現時点ではベッカム級のクロス精度を誇るトリッピアーに後れを取るものの、対人守備とダイナミズムというストロングを武器にポジション奪取を目指す。
◆代表ゼロキャップでメンバー入り果たしたシンデレラボーイ
DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(19)
出身国:イングランド
所属クラブ:リバプール(イングランド)
代表通算成績:1試合、0得点
今季所属クラブ成績:33試合、3得点
▽本大会で[3-4-3]を基本布陣とするイングランドにおいて、アーノルドはサイドバックに比べてより持ち味を発揮し易い右ウイングバックでのプレーが濃厚だ。今大会では右サイドバックとウイングバックの絶対的主力だったウォーカーがチーム事情で3バックの右で起用されるため、比較的代表でのプレー経験が浅いトリッピアーとポジションを争う。現時点ではベッカム級のクロス精度を誇るトリッピアーに後れを取るものの、対人守備とダイナミズムというストロングを武器にポジション奪取を目指す。
|
関連ニュース