【W杯グループC第1節プレビュー】優勝候補レ・ブルーが新生サッカルーズと激突! ペルーvsデンマークは10番対決に注目
2018.06.16 14:00 Sat
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)グループC第1節が16日にスタートする。19:00からはユーロ2016準優勝フランスとアジア勢オーストラリアの一戦が行われ、25:00からは共にプレーオフを勝ち上がったペルーとデンマークの一戦が組まれている。
◆テストマッチ情報:共に好調も課題あり
▽まずはフランスvsオーストラリアから。前回大会ベスト8にしてユーロ2016準優勝のフランスは、アイルランド、イタリア、アメリカとのテストマッチを2勝1分けの無敗で終えた。ただ、MFポグバの不調や守護神ロリスの失点試合が続くなど課題は少なくない。また、アメリカ戦で貴重な同点ゴールを記録した背番号10のFWムバッペが軽傷を負っており、今回の初戦で起用できるかは微妙なところだ。
▽一方、ホンジュラスとの大陸間プレーオフを制して4大会連続5度目の本大会行きを決めたサッカルーズは、チェコ、ハンガリーとヨーロッパの中堅国相手に連勝を飾っており、調子は良好だ。ただ、ファン・マル・バイク新体制で[4-2-3-1]の布陣に固定したものの、センターラインを中心にメンバーに関しては試行錯誤が続いており、やや未知数の状態で本大会に臨むことになった。
◆注目選手:去就決定で心機一転のレ・ブルーのエース
▽フランスの注目選手は試合2日前にアトレティコ・マドリー残留を明言して、スッキリした形で本大会を迎えたグリーズマンだ。バルセロナ移籍に揺れたテストマッチの期間ではPKで1ゴールを記録したものの、やや決定力を欠く場面が目立った。しかし、きっちり気持ちを切り替えたエースはムバッペの出場が微妙な中で来季アトレティコでの共演が内定しているMFレマルと共にオーストラリア守備陣攻略の軸となるはずだ。
▽一方、オーストラリアの注目選手はチームの骨格が定まり切れていない中で司令塔を託されたムーイだ。豊富な運動量とパスセンスに優れた27歳がMFカンテ、ポグバとプレミアリーグで鎬を削る相手中盤に対してどこまで戦えるかが、劣勢の予想される初戦の戦いにおいて非常に重要となる。
▽続いてペルーvsデンマーク。熾烈な南米予選と大陸間プレーオフを制して9大会ぶりの出場となるペルーは、スコットランドとサウジアラビア、スウェーデンとのテストマッチを2勝1分けの無敗で終えた。さらに、南米予選を通じて失点が目立った中、この3試合では全て無失点と守備面の仕上がりも良好だ。出場停止問題でFWゲレーロのコンディションに不安こそあるものの、そのエースストライカーはFWファルファンと共にテストマッチできっちり結果を残している。
▽一方、2大会ぶりの出場となるデンマークはテストマッチでW杯出場チームのスウェーデン、メキシコと対戦し、1勝1分けの無失点で終えた。2戦を通じてほぼメンバーを固定して戦っており、3トップの出来こそいまひとつも守備陣とエリクセンを軸とした中盤のパフォーマンスはまずまずだった。
◆注目選手: 10番対決に注目
▽ペルーの注目選手は開催国ロシアで最も知名度があるペルー人プレーヤーのファルファンだ。今季加入したロコモティフ・モスクワでチームに14年ぶりのタイトルをもたらしたベテランアタッカーはトップ下あるいは2トップの一角での起用が濃厚だ。緩急自在の仕掛けとベテランらしい気の利いたプレーで攻撃をけん引したい。
▽一方、デンマークの注目プレーヤーは攻撃の全権を握るエリクセンだ。所属するトッテナムではゴールを奪えるチャンスメーカーの印象が強いエリクセンだが、代表では今予選でチーム最多の11ゴールを記録するなどフィニッシャーとして抜群の存在感を放っている。ベントナー不在の本大会ではよりゴールに直結する仕事が求められる中、相手の徹底マークをかいくぐれるか。
◆ペルー予想スタメン
《19:00》
フランス vs オーストラリア
《25:00》
ペルー vs デンマーク
◆テストマッチ情報:共に好調も課題あり
▽まずはフランスvsオーストラリアから。前回大会ベスト8にしてユーロ2016準優勝のフランスは、アイルランド、イタリア、アメリカとのテストマッチを2勝1分けの無敗で終えた。ただ、MFポグバの不調や守護神ロリスの失点試合が続くなど課題は少なくない。また、アメリカ戦で貴重な同点ゴールを記録した背番号10のFWムバッペが軽傷を負っており、今回の初戦で起用できるかは微妙なところだ。
◆注目選手:去就決定で心機一転のレ・ブルーのエース
▽フランスの注目選手は試合2日前にアトレティコ・マドリー残留を明言して、スッキリした形で本大会を迎えたグリーズマンだ。バルセロナ移籍に揺れたテストマッチの期間ではPKで1ゴールを記録したものの、やや決定力を欠く場面が目立った。しかし、きっちり気持ちを切り替えたエースはムバッペの出場が微妙な中で来季アトレティコでの共演が内定しているMFレマルと共にオーストラリア守備陣攻略の軸となるはずだ。
▽一方、オーストラリアの注目選手はチームの骨格が定まり切れていない中で司令塔を託されたムーイだ。豊富な運動量とパスセンスに優れた27歳がMFカンテ、ポグバとプレミアリーグで鎬を削る相手中盤に対してどこまで戦えるかが、劣勢の予想される初戦の戦いにおいて非常に重要となる。
◆フランス予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
◆オーストラリア予想スタメン(C)CWS Brains,LTD.
Getty Images
◆テストマッチ情報:守備課題のペルーは無失点で本大会に▽続いてペルーvsデンマーク。熾烈な南米予選と大陸間プレーオフを制して9大会ぶりの出場となるペルーは、スコットランドとサウジアラビア、スウェーデンとのテストマッチを2勝1分けの無敗で終えた。さらに、南米予選を通じて失点が目立った中、この3試合では全て無失点と守備面の仕上がりも良好だ。出場停止問題でFWゲレーロのコンディションに不安こそあるものの、そのエースストライカーはFWファルファンと共にテストマッチできっちり結果を残している。
▽一方、2大会ぶりの出場となるデンマークはテストマッチでW杯出場チームのスウェーデン、メキシコと対戦し、1勝1分けの無失点で終えた。2戦を通じてほぼメンバーを固定して戦っており、3トップの出来こそいまひとつも守備陣とエリクセンを軸とした中盤のパフォーマンスはまずまずだった。
◆注目選手: 10番対決に注目
▽ペルーの注目選手は開催国ロシアで最も知名度があるペルー人プレーヤーのファルファンだ。今季加入したロコモティフ・モスクワでチームに14年ぶりのタイトルをもたらしたベテランアタッカーはトップ下あるいは2トップの一角での起用が濃厚だ。緩急自在の仕掛けとベテランらしい気の利いたプレーで攻撃をけん引したい。
▽一方、デンマークの注目プレーヤーは攻撃の全権を握るエリクセンだ。所属するトッテナムではゴールを奪えるチャンスメーカーの印象が強いエリクセンだが、代表では今予選でチーム最多の11ゴールを記録するなどフィニッシャーとして抜群の存在感を放っている。ベントナー不在の本大会ではよりゴールに直結する仕事が求められる中、相手の徹底マークをかいくぐれるか。
◆ペルー予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
◆デンマーク予想スタメン(C)CWS Brains,LTD.
▽6/16《19:00》
フランス vs オーストラリア
《25:00》
ペルー vs デンマーク
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