【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.16/ナイジェリア代表:ロシアの地でスーパーイーグルが羽ばたく
2018.06.13 02:50 Wed
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。16カ国目は、ナイジェリア代表を紹介する。
◆ナイジェリア代表
監督:ゲルノト・ロール
主将:ジョン・オビ・ミケル
予選成績:5勝/2分け/0敗
W杯出場数:9大会ぶり5回目
W杯最高位:ベスト16
FIFAランク:47位
◆多彩なオプションから最適解見いだせるか
▽前回大会でベスト16進出を果たしたスーパーイーグルスは、今予選でも前回大会出場国のカメルーンとアルジェリアと同居した最終予選グループBを無敗で突破し3大会連続6度目の本大会行きを果たした。直前のテストマッチでは思うような結果は出ていないものの、昨年11月のフレンドリーマッチではアルゼンチンを4-2で撃破するなどポテンシャルは十分だ。
▽予選を通じては[4-2-3-1]を基本布陣としていたものの、予選突破後は[4-3-3]や[3-5-2]のオプションを試すなど、試行錯誤の状況が続いており本大会にどんな布陣で臨むかは未知数だ。
▽中盤では重鎮ミケルとエンディディがセントラルMFでコンビを組み、より守備的に戦う場合はオナジやオビが3センターの一角を担う。左右のウイングにはモーゼスとイウォビのロンドン勢、前線はイガロとイヘアナチョがレギュラー候補だ。
◆超WS的注目プレーヤー
FWビクター・モーゼス
(チェルシー/イングランド)
▽11歳の時に母国ナイジェリアで両親を殺人事件で亡くしたモーゼスは移住したイングランドの地でプロキャリアをスタート。ウィガンでブレイクを果たすと、名門チェルシーに引き抜かれるも以降はトップチームでの出番はなく毎年のように武者修行に出された。しかし、アントニオ・コンテ監督就任をキッカケに右ウイングバックとしての新境地を見いだされると、昨季のリーグ優勝に貢献するなど完全に一皮むけた印象だ。一発勝負のトーナメントにおいては守備の規律など繊細さも求められるだけに、イタリア人指揮官の下戦術面で大きなアップデートを遂げた快足ドリブラーは攻守両面で若きチームを支える存在となるはずだ。
◆登録メンバー
GK
1.イケチュク・エゼンワ(エニンバ)
16.ダニエル・アクペイ(チッパ・ユナイテッド/南アフリカ)
23.フランシス・ウソホ(デポルティボ・ラ・コルーニャB/スペイン)
DF
2.ブライアン・イドウ(アムカル・ペルム/ロシア)
3.エルデルソン・ウーワ・エチエジレ(サークル・ブルージュ/ベルギー)5.ウィリアム・トルースト=エコング(ブルサスポル/トルコ)
6.レオン・バログン(マインツ/ドイツ)
12.アブドゥライ・シェフ(ブルサスポル/トルコ)
20.チドズィエ・アワズェム(ナント/フランス)
21.タイロン・エブエイ(ADO/オランダ)
22.ケネス・オメルオ(カスムパシャ/トルコ)
MF
4.ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ/イングランド)
8.オゲネカロ・エテボ(ラス・パルマス/スペイン)
10.ジョン・オビ・ミケル(天津泰達/中国)
15.ジョエル・オビ(トリノ/イタリア)
17.オジェニ・オナジ(トラブゾンスポル/トルコ)
19.ジョン・オグ(ハポエル・ベエルシェバ/イスラエル)
FW
7.アーメド・ムサ(CSKAモスクワ/ロシア)
9.オディオン・イガロ(長春亜泰/中国)
11.ビクター・モーゼス(チェルシー/イングランド)
13.シメオン・シミー・ヌワンコ(クロトーネ/イタリア)
14.ケレチ・イヘアナチョ(レスター・シティ/イングランド)
18.アレックス・イウォビ(アーセナル/イングランド)
◆グループステージ日程
▽6/16
《28:00》
vsクロアチア代表
@カリーニングラード・スタジアム
▽6/22
《24:00》
vsアイスランド代表
@ヴォルゴグラード・アリーナ
▽6/26
《27:00》
vsアルゼンチン代表
@サンクトペテルブルク・スタジアム
★いそっぺFCロシアW杯篇~ナイジェリア代表~
◆ナイジェリア代表
監督:ゲルノト・ロール
主将:ジョン・オビ・ミケル
予選成績:5勝/2分け/0敗
W杯出場数:9大会ぶり5回目
W杯最高位:ベスト16
FIFAランク:47位
(C)CWS Brains,LTD.
▽南米予選と同様に激戦区として知られるアフリカ予選で唯一連続出場を果たしたナイジェリアは、今大会で最も活躍が期待されるアフリカ勢だ。▽前回大会でベスト16進出を果たしたスーパーイーグルスは、今予選でも前回大会出場国のカメルーンとアルジェリアと同居した最終予選グループBを無敗で突破し3大会連続6度目の本大会行きを果たした。直前のテストマッチでは思うような結果は出ていないものの、昨年11月のフレンドリーマッチではアルゼンチンを4-2で撃破するなどポテンシャルは十分だ。
▽予選を通じては[4-2-3-1]を基本布陣としていたものの、予選突破後は[4-3-3]や[3-5-2]のオプションを試すなど、試行錯誤の状況が続いており本大会にどんな布陣で臨むかは未知数だ。
▽GKではエゼンワが予選で守護神を務めてきたものの、直近のフレンドリーマッチでは19歳のウゾホが常に起用されており、本大会では若き守護神がゴールマウスを守ることになりそうだ。最終ラインではマインツで飛躍を遂げたバログンとトールスト=エコングの190cm超えのセンターバックコンビにシェフとイドウがサイドバックの主軸を担う。
▽中盤では重鎮ミケルとエンディディがセントラルMFでコンビを組み、より守備的に戦う場合はオナジやオビが3センターの一角を担う。左右のウイングにはモーゼスとイウォビのロンドン勢、前線はイガロとイヘアナチョがレギュラー候補だ。
◆超WS的注目プレーヤー
FWビクター・モーゼス
(チェルシー/イングランド)
Getty Images
▽W杯に向けた新ユニフォームが驚異的な売り上げを記録するなど、開幕前から話題に事欠かないナイジェリアだが、ピッチ内のパフォーマンスでも今大会で大きな話題となる可能性は十分だ。そのスーパーイーグルの主翼を担うのがチェルシーで飛躍を遂げた27歳だ。▽11歳の時に母国ナイジェリアで両親を殺人事件で亡くしたモーゼスは移住したイングランドの地でプロキャリアをスタート。ウィガンでブレイクを果たすと、名門チェルシーに引き抜かれるも以降はトップチームでの出番はなく毎年のように武者修行に出された。しかし、アントニオ・コンテ監督就任をキッカケに右ウイングバックとしての新境地を見いだされると、昨季のリーグ優勝に貢献するなど完全に一皮むけた印象だ。一発勝負のトーナメントにおいては守備の規律など繊細さも求められるだけに、イタリア人指揮官の下戦術面で大きなアップデートを遂げた快足ドリブラーは攻守両面で若きチームを支える存在となるはずだ。
◆登録メンバー
GK
1.イケチュク・エゼンワ(エニンバ)
16.ダニエル・アクペイ(チッパ・ユナイテッド/南アフリカ)
23.フランシス・ウソホ(デポルティボ・ラ・コルーニャB/スペイン)
DF
2.ブライアン・イドウ(アムカル・ペルム/ロシア)
3.エルデルソン・ウーワ・エチエジレ(サークル・ブルージュ/ベルギー)5.ウィリアム・トルースト=エコング(ブルサスポル/トルコ)
6.レオン・バログン(マインツ/ドイツ)
12.アブドゥライ・シェフ(ブルサスポル/トルコ)
20.チドズィエ・アワズェム(ナント/フランス)
21.タイロン・エブエイ(ADO/オランダ)
22.ケネス・オメルオ(カスムパシャ/トルコ)
MF
4.ウィルフレッド・エンディディ(レスター・シティ/イングランド)
8.オゲネカロ・エテボ(ラス・パルマス/スペイン)
10.ジョン・オビ・ミケル(天津泰達/中国)
15.ジョエル・オビ(トリノ/イタリア)
17.オジェニ・オナジ(トラブゾンスポル/トルコ)
19.ジョン・オグ(ハポエル・ベエルシェバ/イスラエル)
FW
7.アーメド・ムサ(CSKAモスクワ/ロシア)
9.オディオン・イガロ(長春亜泰/中国)
11.ビクター・モーゼス(チェルシー/イングランド)
13.シメオン・シミー・ヌワンコ(クロトーネ/イタリア)
14.ケレチ・イヘアナチョ(レスター・シティ/イングランド)
18.アレックス・イウォビ(アーセナル/イングランド)
◆グループステージ日程
▽6/16
《28:00》
vsクロアチア代表
@カリーニングラード・スタジアム
▽6/22
《24:00》
vsアイスランド代表
@ヴォルゴグラード・アリーナ
▽6/26
《27:00》
vsアルゼンチン代表
@サンクトペテルブルク・スタジアム
★いそっぺFCロシアW杯篇~ナイジェリア代表~
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