【超WS的! ロシアW杯出場国ガイド】vol.15/クロアチア代表: バルカンのタレント軍団が前回大会のリベンジに燃える
2018.06.13 02:45 Wed
▽6月14日、フットボール界における4年に1度の祭典、ワールドカップがロシアの地で遂に開幕する。約1カ月の激闘がより深く、より楽しむべく、超ワールドサッカー編集部が出場国32カ国ガイドを作成。15カ国目は、クロアチア代表を紹介する。
◆クロアチア代表
監督:ズラトコ・ダリッチ
主将:ルカ・モドリッチ
予選成績:7勝/3分け/2敗
W杯出場数:2大会連続5回目
W杯最高位:3位
FIFAランク:18位
◆前線と中盤の組み合わせがカギ
▽欧州予選グループIでは今グループリーグで同居したアイスランドの後塵を拝して2位通過となったクロアチアだが、モドリッチの圧巻の活躍でギリシャを退け前回大会に続きプレーオフを制して本大会行きを決めた。前チャチッチ体制ではモラル面などでの問題を抱えていたものの、ダリッチ新体制移行後はチームとしての一体感も出てきており、本大会に向けて期待が持てる状況だ。
▽基本布陣は[4-2-3-1]と[4-1-4-1]。ウイングの人選やセントラルMFの組み合わせに応じてシステムを入れ替えている。ただ、能力が高いコバチッチやブロゾビッチらに適したポジションを見いだせないなど、豊富な中盤のタレントを生かし切れていない印象もある。
▽チーム最大のストロングポイントとなる中盤ではスペインの名門2クラブに在籍するモドリッチとラキティッチが絶対的な主力を担い、守備的なバデリ、万能型のコバチッチ、ブロゾビッチが脇を固める。左右のウイングと1トップに関してはここまで主力を担ってきたカリニッチのスランプに伴い、序列や起用法に変化が出てきている。左ウイングのペリシッチは当確もマンジュキッチを1トップか右ウイングで起用するかは不透明に。それでも、ここ最近のクラマリッチの活躍ぶりはプラス材料と言えるだろう。
◆超WS的注目プレーヤー
MFイバン・ラキティッチ
(バルセロナ/スペイン)
▽卓越した戦術眼とパスセンスに加え、豊富な運動量を生かして泥臭い仕事も厭わないラキティッチは主役にも黒子にもなれる万能プレーヤーだ。メッシやイニエスタなど主役の引き立て役となるバルセロナに比べてより個性を出しやすい代表チームでは、盟友モドリッチと共に中盤の司令塔に君臨している。今大会ではややミスの目立つ最終ラインを守備面でサポートすると共に、攻撃の局面ではマンジュキッチやペリシッチ、クラマリッチという能力の高いアタッカーをシンプルな繋ぎで生かしたい。
◆登録メンバー
GK
1.ドミニク・リヴァコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
12.ロヴレ・カリニッチ(ヘント/ベルギー)
23.ダニエル・スバシッチ(モナコ/フランス)
DF
2.シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
3.イバン・ストリニッチ(サンプドリア/イタリア)
5.ベドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
6.デヤン・ロブレン(リバプール/イングランド)
13.ティン・イェドバイ(レバークーゼン/ドイツ)
15.ドイエ・チャレタ=ツァル(ザルツブルク/オーストリア)
22.ヨシプ・ピバリッチ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
21.ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
MF
7.イバン・ラキティッチ(バルセロナ/スペイン)
8.マテオ・コバチッチ(レアル・マドリー/スペイン)
10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
11.マルセロ・ブロゾビッチ(インテル/イタリア)
14.フィリップ・ブラダリッチ(リエカ)
19.ミラン・バデリ(フィオレンティーナ/イタリア)
FW
4.イバン・ペリシッチ(インテル/イタリア)
9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
16.ニコラ・カリニッチ(ミラン/イタリア)
17.マリオ・マンジュキッチ(ユベントス/イタリア)
18.アンテ・レビッチ(フランクフルト/ドイツ)
20.マルコ・ピアツァ(シャルケ/ドイツ)
◆グループステージ日程
▽6/16
《28:00》
vsナイジェリア代表
@カリーニングラード・スタジアム
▽6/21
《27:00》
vsアルゼンチン代表
@ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
▽6/26
《27:00》
vsアイスランド代表
@ロストフ・アリーナ
★いそっぺFCロシアW杯篇~クロアチア代表~
◆クロアチア代表
監督:ズラトコ・ダリッチ
主将:ルカ・モドリッチ
予選成績:7勝/3分け/2敗
W杯出場数:2大会連続5回目
W杯最高位:3位
FIFAランク:18位
(C)CWS Brains,LTD.
▽モドリッチら黄金世代のキャリア最盛期に臨んだ前回対戦ではブラジル、メキシコの後塵を拝しグループリーグ敗退の屈辱を味わったヴァトレニは、その黄金世代の最後の舞台となる可能性が高い今大会でリベンジに燃える。▽欧州予選グループIでは今グループリーグで同居したアイスランドの後塵を拝して2位通過となったクロアチアだが、モドリッチの圧巻の活躍でギリシャを退け前回大会に続きプレーオフを制して本大会行きを決めた。前チャチッチ体制ではモラル面などでの問題を抱えていたものの、ダリッチ新体制移行後はチームとしての一体感も出てきており、本大会に向けて期待が持てる状況だ。
▽基本布陣は[4-2-3-1]と[4-1-4-1]。ウイングの人選やセントラルMFの組み合わせに応じてシステムを入れ替えている。ただ、能力が高いコバチッチやブロゾビッチらに適したポジションを見いだせないなど、豊富な中盤のタレントを生かし切れていない印象もある。
▽GKは世界屈指のショットストッパーであるスバシッチが守護神を務め、最終ラインではロブレンとチョルルカがセンターバックのファーストチョイスとなり、マルチロールのイェドヴァイ、ヴィダがバックアップを担う。また、逸材チャレタ=ツァルも控えている。サイドバックではヴルサリコとストリニッチと攻撃的な選手が並ぶ。
▽チーム最大のストロングポイントとなる中盤ではスペインの名門2クラブに在籍するモドリッチとラキティッチが絶対的な主力を担い、守備的なバデリ、万能型のコバチッチ、ブロゾビッチが脇を固める。左右のウイングと1トップに関してはここまで主力を担ってきたカリニッチのスランプに伴い、序列や起用法に変化が出てきている。左ウイングのペリシッチは当確もマンジュキッチを1トップか右ウイングで起用するかは不透明に。それでも、ここ最近のクラマリッチの活躍ぶりはプラス材料と言えるだろう。
◆超WS的注目プレーヤー
MFイバン・ラキティッチ
(バルセロナ/スペイン)
Getty Images
▽モドリッチ、コバチッチのレアル・マドリーコンビと共に中盤のかじ取りを担うラキティッチがクロアチアの注目プレーヤーだ。▽卓越した戦術眼とパスセンスに加え、豊富な運動量を生かして泥臭い仕事も厭わないラキティッチは主役にも黒子にもなれる万能プレーヤーだ。メッシやイニエスタなど主役の引き立て役となるバルセロナに比べてより個性を出しやすい代表チームでは、盟友モドリッチと共に中盤の司令塔に君臨している。今大会ではややミスの目立つ最終ラインを守備面でサポートすると共に、攻撃の局面ではマンジュキッチやペリシッチ、クラマリッチという能力の高いアタッカーをシンプルな繋ぎで生かしたい。
◆登録メンバー
GK
1.ドミニク・リヴァコビッチ(ディナモ・ザグレブ)
12.ロヴレ・カリニッチ(ヘント/ベルギー)
23.ダニエル・スバシッチ(モナコ/フランス)
DF
2.シメ・ヴルサリコ(アトレティコ・マドリー/スペイン)
3.イバン・ストリニッチ(サンプドリア/イタリア)
5.ベドラン・チョルルカ(ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
6.デヤン・ロブレン(リバプール/イングランド)
13.ティン・イェドバイ(レバークーゼン/ドイツ)
15.ドイエ・チャレタ=ツァル(ザルツブルク/オーストリア)
22.ヨシプ・ピバリッチ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
21.ドマゴイ・ヴィダ(ディナモ・キエフ/ウクライナ)
MF
7.イバン・ラキティッチ(バルセロナ/スペイン)
8.マテオ・コバチッチ(レアル・マドリー/スペイン)
10.ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー/スペイン)
11.マルセロ・ブロゾビッチ(インテル/イタリア)
14.フィリップ・ブラダリッチ(リエカ)
19.ミラン・バデリ(フィオレンティーナ/イタリア)
FW
4.イバン・ペリシッチ(インテル/イタリア)
9.アンドレイ・クラマリッチ(ホッフェンハイム/ドイツ)
16.ニコラ・カリニッチ(ミラン/イタリア)
17.マリオ・マンジュキッチ(ユベントス/イタリア)
18.アンテ・レビッチ(フランクフルト/ドイツ)
20.マルコ・ピアツァ(シャルケ/ドイツ)
◆グループステージ日程
▽6/16
《28:00》
vsナイジェリア代表
@カリーニングラード・スタジアム
▽6/21
《27:00》
vsアルゼンチン代表
@ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
▽6/26
《27:00》
vsアイスランド代表
@ロストフ・アリーナ
★いそっぺFCロシアW杯篇~クロアチア代表~
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