モウリーニョやヴェンゲルでも無理! トルシエが日本代表を斬る
2018.06.12 09:35 Tue
▽ロシア・ワールドカップ(W杯)が14日、遂に開幕する。日本代表にとって、本大会出場は6大会連続6回目。過去最高位ベスト16以上を目指す戦いになるが、2002年の日韓W杯時に同代表を率いたフィリップ・トルシエ氏の見解は相当厳しい。
▽4月にヴァイッド・ハリルホジッチ元監督の首を切り、西野朗監督にロシアW杯での命運を託した日本代表。だが、本番前の強化試合でガーナ代表(0-2)、スイス代表(0-2)に連敗を喫した上、内容も芳しくないまま12日のパラグアイ代表との“最終調整戦”を迎える。
▽日韓W杯時に日本代表監督を務め、初のベスト16位進出に導いたトルシエ氏。
フランス『L'Equipe』によれば、現日本代表の本大会での躍進について問われると、次のように見解を示したという。
「(ジョゼ・)モウリーニョやアーセン・ヴェンゲルが率いたとしても、今の日本をベスト16に導くことは非常に難しい」
「初戦はコロンビアで、次にセネガル。ポーランドが初戦の相手であれば、状況は違ってくるだろうが、私が思うに、彼らはノーチャンスだ。チャンスはない」
「彼らは強いプレッシャーに直面する。なぜなら、彼らはベスト16に勝ち上がらなければならないのだからね。そうでなければ、JFAの失敗になる」
「コロンビアとセネガルは3〜5人ほど違いを生み出せる選手がいる。彼らの個の能力を考えると、日本は非常に厳しい戦いを強いられるだろう」
「だが、誰もが運が必要になってくる。レフェリーのいくつかの判定が道を決めることもある」
「2002年大会で、韓国代表がベスト4に勝ち進んだ。そして、フランスリーグで、3部のレ・ゼルビエがカップ戦決勝まで勝ち上がった」
「カップ戦とはそういうもの。たびたびすごく驚かされるようなストーリーがある」
▽4月にヴァイッド・ハリルホジッチ元監督の首を切り、西野朗監督にロシアW杯での命運を託した日本代表。だが、本番前の強化試合でガーナ代表(0-2)、スイス代表(0-2)に連敗を喫した上、内容も芳しくないまま12日のパラグアイ代表との“最終調整戦”を迎える。
フランス『L'Equipe』によれば、現日本代表の本大会での躍進について問われると、次のように見解を示したという。
「(ジョゼ・)モウリーニョやアーセン・ヴェンゲルが率いたとしても、今の日本をベスト16に導くことは非常に難しい」
「初戦はコロンビアで、次にセネガル。ポーランドが初戦の相手であれば、状況は違ってくるだろうが、私が思うに、彼らはノーチャンスだ。チャンスはない」
「彼らの(ハリルホジッチ解任という)決断に驚かされたよ。だが、JFAは長い間、不満を抱き、W杯という舞台で壁にぶち当たる前に決断を下したかったのだろう」
「彼らは強いプレッシャーに直面する。なぜなら、彼らはベスト16に勝ち上がらなければならないのだからね。そうでなければ、JFAの失敗になる」
「コロンビアとセネガルは3〜5人ほど違いを生み出せる選手がいる。彼らの個の能力を考えると、日本は非常に厳しい戦いを強いられるだろう」
「だが、誰もが運が必要になってくる。レフェリーのいくつかの判定が道を決めることもある」
「2002年大会で、韓国代表がベスト4に勝ち進んだ。そして、フランスリーグで、3部のレ・ゼルビエがカップ戦決勝まで勝ち上がった」
「カップ戦とはそういうもの。たびたびすごく驚かされるようなストーリーがある」
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