甲府がホームで無失点完勝! …浦和は4バック採用も機能せず《YBCルヴァンカップ》

2018.06.02 16:55 Sat
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▽2018 Jリーグ YBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦のヴァンフォーレ甲府vs浦和レッズが2日に山梨中銀スタジアムで行われ、2-0で甲府が勝利した。

▽グループBを2位で通過した甲府と、グループCを1位で通過した浦和による一戦。
▽ホームの甲府は、最後方にGK河田を据え、3バックに今津、小出、エデル・リマを起用。中盤に湯澤、島川、佐藤、高野、3トップに森、金園、小塚を配す[3-4-3]を採用した。

▽対する浦和は、守護神のGK西川を起用し、最終ラインには菊池、岩波、マウリシオ、宇賀神。中盤に青木、長澤、マルティノス、武藤、2トップに興梠と李を起用し、[4-4-2]で試合に入った。

▽開始2分、甲府がカウンターから浦和ゴールに迫る。浦和の左CKを凌ぐと、エデル・リマが自陣からドリブルで相手陣内に侵攻。しかし、ボックス手前でパスを受けた金園がフリーの状態で放ったシュートは枠を外れた。
▽その後も鋭いカウンターを仕掛ける甲府が主導権を握りつつ試合を進行していくが、なかなかシュートまで繋げることができない。21分、ボックス手前中央でボールを持った興梠がシュートを放ったが、甲府DFにブロックされ、浦和もチャンスを作ることができない。

▽37分、甲府が右CKから試合を動かす。ショートコーナーが選択されると、右サイドでボールを受けた小塚が素早くクロスを供給。ボックス内で競り合いを制した今津が、ネットを揺らした。

▽前半終了間際の45分、浦和に同点のチャンスが訪れる。ボックス手前右でボールを持ったマルティネスが左足でクロスを上げると、競り合いを制した李が至近距離からヘディングシュートを放つ。しかし、これはGK河田の好守に阻まれ、得点とはならず。甲府が1-0でリードして試合を折り返した。

▽後半に入っても浦和にとって苦しい時間が続く。51分、甲府が右サイドでスローインを得ると、そこからボックス中央の金園にボールが渡る。後方に落とすと、反応した小塚が右足を振り抜き追加点とした。

▽さらに60分、浦和陣内中央の小塚がディフェンスラインの裏にループパスを送る。しかし、岩波の背後に抜け出した金園が胸トラップして放ったシュートは、右ポストに嫌われてネットを揺らすことはできない。

▽浦和はカウンターを警戒しつつもリスクを冒してアウェイゴールを奪いに行くが、最後まで甲府の守備陣がシャットダウン。結局2-0のスコアで試合が終了することとなった。

▽ノックアウトステージ進出が決まる第2戦は、9日に行われる。
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