【原ゆみこのマドリッド】バケーションにはまだ入れない…

2018.05.29 17:40 Tue
▽「もう練習するの?」そんな風に私が悲鳴を上げていたのは月曜日、いえ、CL決勝があったレアル・マドリー以外のスペイン代表選手たちが午後6時30分、ラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に集合するのは前からわかっていたんですけどね。時間も夕方ですし、身体検査をやったり、3月の親善試合以来の合宿で積もる話もあるだろうことを考えて、おそらくグラウンドへ出てのトレーニングは火曜からかと勝手に決めていたところ、いえいえ、とんでもない。月曜になって、今は日がのびてまだ明るいのをいいことに、集合直後の午後8時15分からpuerta abierta(プエルタ・アビエルタ/公開)練習と代表のオフィシャルウェブ(http://www.sefutbol.com/)に出ていたから、焦ったの何のって。
PR
▽おかげで3晩続けて外出する破目になった私ですが、とりあえず順番にお話ししていくことにすると、先週土曜はマドリーvsリバプール戦のパブリック・ビューイングのため、サンティアゴ・ベルナベウへ。いやもう、これが先日、ワンダ・メトロポリターノで見たヨーロッパリーグ決勝とは大違いで、スタジアム周辺は通常の試合同様の大混雑。スタンドも満員だったのはもしや、3年連続のCL決勝とあって、ファンもピッチに設置された8台の大型スクリーンが下手なバル(スペインの喫茶店兼バー)のTVよりずっと見やすく、スピーカーの音響効果も伴って、まるで生の試合に立ち会っているような臨場感があるのを知っていた?
▽それでもキエフのオリンピスキー・スタジアムでは序盤からリバプールが押していて、場内も最初は息を飲んで見守っている時間が多かったんですけどね。流れが変わったのは前半30分、セルヒオ・ラモスとボールを争った際に腕を絡めた体勢で倒れ、左肩を痛めたサラーがララナに交代することになったから、さあ大変。これにはクロップ監督も後で「チームにとって、大打撃だった。あれでウチはポジティブな勢いを失った」と認めていましたが、マドリーサイドも36分にはカルバハルがtacoazo(タコナソ/ヒールキック)でボールを蹴った際に負傷。サラー同様、6月に控えるW杯欠場の恐れに涙しながら、ナチョと代わったんですが、ええ、やっぱり唯一無二のエースを失うのとディフェンスを失うのではコトの大きさが違って当然だったかと。

▽とはいえ、0-0のままで始まった後半、7分にGKカリウスが犯したミスは言い訳不可能なもので、だってえ、エリア内から味方にスローしようとしたところ、ボールが近くにいたベンゼマの伸ばした足に当たり、それがゴールに入って先制点になったんですよ。もちろんスタンドのマドリーファンは大喜びしていましたが、このまま1-0で勝ったりしたら、あまりにふざけすぎていると、私など、ちょっと頭が痛くなっていたんですが…。

▽大丈夫、この時はリバプールも意地を見せ、2分後にCKからマネが押し込んで1-1の同点に。そこでジダン監督はゴールポストに当たるシュートなど、チャンスを作っていたイスコをベイルに代えることにしたんですが、まさか、あそこまで大当たりするとは一体、誰が予想できた?ええ、ピッチに入ってたった2分だった18分、マルセロのクロスをアクロバティックなchilena(チレナ/オーバーヘッドシュート)でゴールに叩き込み、世界中を驚かせているのですから、本当に才能のある選手というのは凄まじい。
▽うーん、ベイルは38分にもエリア外からシュートを放ち、今度はGKカリウスが手に当てながらゴールにしてしまうというラッキーもあって、止めとなる3点目も入れたんですが、こんな選手でも先発になれないんですから、マドリーが強いのは当たり前。サラー、フィルミノ、マネ以外、頼りになるアタッカーがいないリバプールは追加点が挙げられず、結局、3-1で快勝して、3年連続、ここ5年間で4度目、そしてtrigesimo(トリヘシモ/13回目のCL優勝のこと)を達成した彼らですが、ただねえ。その人材過多が同時にトラブルも呼ぶんですよ。

▽そう、今回はラモスがトロフィーを掲げて、ピッチでお祝いしている最中からの話で、まずは決勝MVPに選ばれたベイルが「スタメンじゃなくてガッカリした。それだけのことはしてきたと思っていたからね。ボクには毎週末プレーすることが必要で、代理人と話をしないといけない」とマイクの前で不満を表明。続いて、この試合では終盤のシュートチャンスを観客の乱入で潰されてノーゴールのクリスティアーノ・ロナウド。「CLはCR7チャンピオンズリーグと名前を変えた方がいいかも。Quien tiene mas Champions y mas goles?/キエン・ティエネ・マス・チャンピオンズ・イ・マス・ゴーレス(誰がボクより多くCL優勝して、ゴールを挙げている?)」と自画自賛していたものの、どこか当人もモヤモヤしていたんでしょうかね。

▽EL優勝のお祝い中もフランス代表に合流してからも一言も発しないグリーズマンじゃあるまいし、誰も残留することを疑っていなかったC・ロナウドまで、「ここ数日中に答えを出すよ。Fue muy bonito estar en el Madrid/フエ・ムイ・ボニート・エスタル・エン・エル・マドリッド(マドリーにいるのは素晴らしかった)」なんて、過去形でお別れの台詞みたいなのを言い出したって、え、もしやこの人たち、CL優勝が当たり前になりすぎて、純粋に喜べなくなっている?

▽いえ、マスコミの解釈によると、C・ロナウドがいきなりこんなことを言い出したのはメッシが年棒4000万ユーロ(約51億円)、ネイマールが3700万ユーロ(約47億円)という現状に加え、アトレティコまでグリーズマンに2400万ユーロ(約31億円)の契約延長をオファーしたという話を聞き、2100万ユーロ(約27億円)しかもらっていない自分の給料を早急に上げてほしいという思惑からだというんですけどね。さすがに時と場をわきまえない、このコメントにはロッカールームに戻った際にキャプン、ラモスが苦言を呈したため、当人もミックスゾーンに出て来た時には「言うべきことではなかった。No crei que lo que dije iba a tener tanta fuerza/ノー・クレイ・ケ・ロ・ケ・ディヘ・イバ・ア・テネール・タンタ・フエルサ(自分の言葉があんな強い反響を起こすとは思わなかった)」と殊勝気にしていましたが、今って情報はすぐ拡散するんですよ。

▽おかげでジダン監督も記者会見では何度もロナウドのことを尋ねられ、「Cristiano se tiene que quedar si o si/クリスティアーノ・セ・ティエネ・ケ・ケダール・シー・オ・シー(ロナウドは何が何でも残留してもらわないと)」と答える破目になっていましたが、ベイルに関しては「Es complicado pero cada uno mira lo suyo. Lo entiendo/エス・コンプリカードー・パラ・カー・ダ・ウノ・ミラ・ロ・スジョ。ロ・エンティエンドー(皆、自分のことを考えるから難しい。理解はできるよ)」とあっさりだった辺りがやっぱり、2人のステータスの違い?

▽それは翌日、午後7時頃から始まった祝勝行事でも明らかで、アトレティコ同様、大聖堂から始まり、プエルタ・デル・ソルにあるマドリッド州庁舎、マドリッド県庁舎、そしてシベレス広場、最後は連日大入りのサンティアゴ・ベルナベウで例年通り、「Hala Madrid y a por la decimocuarta/アラ・マドリッド・イ・ア・ポル・ラ・デシモクアルタ(マドリー万歳、14回目のCLを目指して)」とラモスの華々しい掛け声で終わったイベント(https://www.realmadrid.com/noticias/2018/05/el-bernabeu-disfruto-con-la-fiesta-de-los-campeones-de-europa)でもC・ロナウドがファンだけでなく、チームメートにも「Quedate!/ケダテ(残留して)」と合唱されていたのと比べ、特にベイルに対してのリアクションはなし。

▽その甲斐あってか、C・ロナウド自身も州庁舎のバルコニーから、「Gracias... y hasta el ano proximo en sol/グラシアス…イ・アスタ・エル・アーニョ・プロキシモ・エン・ソル(ありがとう、来年もソルで会おう)」と集まった1万人のファンに呼びかけていたりしたものですが…ネイマール加入の噂は一向に下火になりませんし、果たしてこの先、どうなるんでしょうかね。

▽え、それで私がマドリーの祝賀行事は通り道のソルで人込みに混じってちょっと覗くだけにして、あとはネット中継で見ればいいかと向かったバジェカスの方はどうだったんだって?いやあ、こちらも超満員で、何せ最終節1つ前の試合でラージョが勝てば3年ぶりの1部復帰が決定という大一番でしたからね。ここ2試合、足踏みしていたせいか、序盤はシュートを撃ってもなかなか決まらないのにイライラさせられましたが、39分にはとうとう、スローインからのボールをアレックス・モレノが決めて先制に成功。先週月曜には何の因果か、ウエスカに目の前で昇格決定をされていたルーゴも2回続けてお祝いの立会人になるのを避けたかったか、後半は反撃してきたんですが、何とかそのまま1-0での勝利が決まったところ…。

▽実は私、2011年に彼らが6度目の昇格を決めた試合も見ていたんですが、1部じゃないと警備員の数が少ないせいでしょうか。ゲーム終了直後はファンが次から次へとピッチになだれ込み、スピーカーで頼み込んで、ようやくチームがvuelta de honor/ブエルタ・デ・オノール(場内一周)できたかと思えば、またすぐにグラウンドが人の海に。おかげでミチェル監督(元ラージョの選手)も選手たちもどこにいるのかもわからないぐらいでしたが、このクラブのファンはチームが2部や2部Bに落ちても忠実ですからね。こういう日ぐらいは無礼講になっても仕方なかったかと。

▽その後、もう午前零時近かったんですが、スタジアム前に用意されたオープンデッキバスに乗って、選手たちはフエンテ・デ・アサンブレア(ラージョがお祝いをする定番の広場)まで、大勢のファンとbengala(ベンガラ/発煙筒)に囲まれてパレード。あちらでは夜が更けるまでお祝いが続いたようですが、実は2部は今週末にも試合があって、ジムナスティック戦の結果次第でラージョは1位で終わることができるとか。まあ、何よりのご褒美は来季は再びマドリー、アトレティコの兄貴分と肩を並べ、ヘタフェ、レガネスの弟分仲間とマドリッド第3のチームの座を競えることですけどね。1部20チーム中5チームがマドリッド勢ともなると、首都でダービーがない節はほとんどないぐらいのシーズンになるかと思いますが、さて。バジェカスはソルやアトーチャ駅からメトロ1本で行けるため、マドリッドでのサッカー観戦を考えているファンにはお勧めのスタジアムですよ。

▽そして月曜夜には私もスペイン代表の初練習を見学してきたんですが、グッドニュースはこの日、検査を受けたカルバハルのケガが太もも肉離れではあるものの、2、3週間で回復可能と判明したこと。ええ、彼は2016年のアトレティコとのCL決勝でも途中交代、その夏のユーロも出場できなかったという悔しい経験をしていますからね。今回はラモス、イスコ、ナチョ、アセンシオに先行して代表合宿に入り、W杯初戦に間に合うようにリハビリをすることになりました。そうそう、ラス・ロサスのグラウンドにはバジェホの姿もあったんですが、彼はウィリアムス、ジェライ、ウナイ・ニュネス(アスレティック)、オヤルサバル(レアル・ソシエダ)、カルロス・ソレール(バレンシア)、そして数日前にビジャレアルからアトレティコへの移籍が発表されたロドリらと共にCL決勝でプレーしたマドリー選手が合流するまでのヘルプとして呼ばれています。

▽ちなみにその日のセッションはロンド(輪の中に1人入ってボールを奪うゲーム)から始まって、最後は2分の1ピッチでのpartidillo(パルティージョ/ミニゲーム)と軽いもんだったんですが、雨が降ったり止んだりの天候だったせいでグラウンドの上に虹がかかるなんて珍しい光景も。バルサでのシーズンが終わった先週、最初はパリのユーロディズニーに家族で、それから楽天の三木谷浩史会長のプライベートジェットで日本に飛び、ヴィッセル神戸の入団プレゼンイベントと忙しい日々を送っていたイニエスタや、お隣さんがキエフでCL決勝を戦った土曜に7年連れ添った彼女のベアトリスさんと挙式したアトレティコのコケらがいいプレーを見せていましたが、悲しいことにもう、このW杯前のラス・ロサスでの合宿では一般公開セッションはないんですよ。

▽いえ、6月3日にラ・セラミカ(ビジャレアルのホーム)で行われるスイスとの親善試合前日にはスタジアムで公開練習があるんですけどね。それ以外はマスコミに15分だけ公開か、puerta cerrada/プエルタ・セラーダ(非公開)というのはせっかく、マドリッドを訪ねた機会にスペイン代表を応援に行こうと計画していたファンにはショックなんですが、こればっかりはねえ。とりあえず、練習の写真や映像は代表のウェブやマルカ、AS(スペインの大手スポーツ紙)のページに上がるはずですから、W杯スタートまでの3週間、私もできる限り、お伝えしていくつもりですが、気になる選手のいる方はその辺をマメにチェックしてみることをお勧めします。


【マドリッド通信員】
原ゆみこ 南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。

PR
関連ニュース

なでしこジャパン未招集でも大記録!エイバル一筋MF米井朋香がクラブ通算100試合出場達成

エイバルの女子チームに所属するMF米井朋香(24)が、クラブでの通算100試合出場を達成した。 米井はJFAアカデミー福島の7期生で、同期にはマイナビ仙台レディースのMF高平美憂らがいる。 2018年の卒業後にスペインへと渡った米井は、当初エイバルのBチーム中心でスタートしたが、早期にファーストチームデビューし、出場機会も増加。1部昇格年となった2020-21シーズンは18試合に出場した。 ただ、翌シーズンは開幕前にヒザの前十字じん帯損傷という大ケガに見舞われ、チームも2部へ降格。それでも、復帰を果たしてチームを再び1部へ押し上げ、今季もリーガF(スペイン女子1部)でスタメン10試合を含む17試合に出場している。 13日の第23節、セビージャ戦で77分に途中出場を果たし、エイバル一筋7シーズン目にして通算100試合出場という偉大な記録を達成。試合も3-0で勝利し、節目に花を添えている。 <span class="paragraph-title">【写真】エイバルが米井朋香の100試合出場を祝福!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="eu" dir="ltr"> partida bete ditu Honoka Yoneik talde armaginean!<br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/EibarFem?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EibarFem</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/BetiArmaginak?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#BetiArmaginak</a> <a href="https://t.co/FWf8wv24Ra">pic.twitter.com/FWf8wv24Ra</a></p>&mdash; SD Eibar (@SDEibar) <a href="https://twitter.com/SDEibar/status/1779150236285350241?ref_src=twsrc%5Etfw">April 13, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.15 22:05 Mon

H・ルナール監督退場もW・ルナール主将の決勝点でフランスがスウェーデンに辛勝!スペインやドイツも連勝発進【女子ユーロ予選】

女子欧州選手権(ユーロ)2025予選のグループステージ第2節が9日に各地で行われた。 グループA3、アウェイでのスウェーデン女子代表戦に臨んだフランス女子代表は、エルヴェ・ルナール監督が退場処分を受けたが、辛くも勝利を収めた。 フランスは序盤から好機を量産するもゴールが割れず。逆に前半終了間際にはコソヴァレ・アスラニにあわやの場面を作られたが、セルマ・バシャのゴールカバーで事なきを得た。 両者無得点で迎えた58分には、ウジェニー・ル・ソマーが相手との激しい接触でピッチに倒れ込むと、このプレーと判定に異を唱えたフランス指揮官にはレッドカードが提示されることに。ルソメも62分にマリー・アントワネット・カトトとの交代となる。 スコアが動いたのは80分、フランスはCKの二次攻撃からサキナ・カルシャウイがクロスを送ると、ファーのカトトが頭で落とし、キャプテンのワンディ・ルナールが力強く蹴り込んだ。 試合終了間際にはバシャも2枚目のイエローカードで退場となったが、そのまま逃げ切り勝ち。2連勝を飾っている。 同じくグループA3、初戦はスウェーデンと引き分けたイングランド女子代表は、アイルランド女子代表との敵地戦で2-0と勝利している。 グループA2では初戦大勝のスペイン女子代表がチェコ女子代表を逆転で下して2連勝。同じくベルギー女子代表に勝利したデンマーク女子代表も連勝をスタートを切った。 グループA1ではイタリア女子代表がフィンランド女子代表に敗れる波乱。そのイタリアに初戦で敗れたオランダ女子代表は、開始6分に挙げたリネト・ベーレンスタインのゴールを守り切り、初戦でフィンランドに大勝したノルウェーを下すなど、早くも混戦模様を呈している。 その他の結果は以下の通り。 ▼女子ユーロ2025予選GS第2節 ◆リーグA ▽グループA1 フィンランド 2-1 イタリア オランダ 1-0 ノルウェー ▽グループA2 デンマーク 4-2 ベルギー スペイン 3-1 チェコ ▽グループA3 スウェーデン 0-1 フランス アイルランド 0-2 イングランド ▽グループA4 ポーランド 1-3 オーストリア ドイツ 3-1 アイスランド ◆リーグB ▽グループB1 アゼルバイジャン 0-4 スイス トルコ 2-1 ハンガリー ▽グループB2 イスラエル 2-4 セルビア スコットランド 1-0 スロバキア ▽グループB3 ボスニア・ヘルツェゴビナ 1-3 北アイルランド マルタ 0-2 ポルトガル ▽グループB4 コソボ 0-6 ウェールズ クロアチア 1-0 ウクライナ ◆リーグC ▽グループC1 リトアニア 1-0 キプロス ベラルーシ 3-0 ジョージア ▽グループC2 北マケドニア 0-5 スロベニア モルドバ 0-1 ラトビア ▽グループC3 モンテネグロ 5-1 フェロー諸島 ▽アンドラ 0-3 ギリシャ ▽グループC4 ブルガリア 2-3 アルメニア ルーマニア 1-0 カザフスタン ▽グループC5 アルバニア 2-0 エストニア ※奇数のためルクセンブルクは今節試合なし <span class="paragraph-title">【動画】フランスを勝利に導くルナールの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="b_aHNVbcAmw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】パリ五輪ではなでしこと同組、スペインがチェコに逆転勝ち</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="xOt4CwP4FZE";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.10 18:45 Wed

好調維持するスペインFWパラジュエロ、代表2度目のハットで今季35試合32得点「こんなに取れるとは」

スペイン女子代表FWサルマ・パラジュエロ(バルセロナ)が、大勝したベルギー女子代表戦を振り返った。スペイン『マルカ』が伝えた。 スペインは5日、女子欧州選手権(ユーロ)2025予選グループA2のグループステージ第1節でベルギーとアウェイで対戦し、7-0と圧勝。先発出場したパラジュエロは8分にCKのこぼれ球を蹴り込み、大量点の口火を切ると、30分、47分にもネットを揺らし、代表通算2度目のハットトリックを達成した。 62分でお役御免となった弱冠20歳FWは、「すべてにおいて素晴らしかった」と試合を振り返る。 「このチームは強いハングリー精神を持っています。裏では多くの努力をしていて、対戦相手や試合の瞬間に関わらず、メンタリティは常に同じ。ベルギー戦のチームはすごく良かったと思いますし、とても素晴らしかったです。多くのチャンスを生み出し、すべてにおいて素晴らしい仕事でした」 今季はクラブと代表を合わせ、35試合で32得点をマーク。「こんなにたくさん取れるとは予想していませんでした」と謙遜するが、「野心は持っているので、昨年よりも良い数字を出したいと思っていました。すべてがともてスムーズに進んでおり、非常に満足しています」との想いも明かす。 2022年のU-20女子ワールドカップ(W杯)で大ブレイクしたパラジュエロは、同年11月にスペイン代表デビュー。2023年の女子ワールドカップ(W杯)メンバーにも選出され、優勝したことで、U-17、U-20を含めた女子W杯全カテゴリーを制した史上初の選手となった。 代表での成績は21試合で12ゴール。パリ・オリンピックではなでしこジャパンとも同居するスペインの超新星の勢いは、まだまだ止まりそうにない。 「矢印が上向いていてとてもうれしい。ゴールを決め続けることができて、貢献できてうれしいです。今シーズンはとても楽しんでいます」 <span class="paragraph-title">【動画】パラジュエロのハットトリックを含む7ゴールでスペインがベルギーに圧勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">I España arranca la clasificación para la <a href="https://twitter.com/hashtag/WEURO2025?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WEURO2025</a> por todo lo alto (0-7)<br><br> Crónica: <a href="https://t.co/u1QGaQs0dx">https://t.co/u1QGaQs0dx</a><br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> <a href="https://t.co/BJgEuzsuiZ">pic.twitter.com/BJgEuzsuiZ</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1776377659821330875?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.06 22:10 Sat

世界女王スペインが圧巻の7発大勝!イングランドは6万超えのウェンブリーでスウェーデンとドロー【女子ユーロ予選】

女子欧州選手権(ユーロ)2025予選のグループステージ第1節が5日に各地で行われた。 2025年7月からスイスで開催される本大会へ向けた予選がスタート。各チームのUEFA総合ランキングと、2023-24UEFA女子ネーションズリーグの結果をもとにグループ分けがなされ、開催国枠を除いた15個の椅子を争う。 各組3から4チームで構成されたグループステージ総当たり戦を行い、リーグAの上位2チーム、計8チームが本戦へストレートイン。リーグAの3位、4位チームや、リーグB・Cの上位チームはプレーオフに回る。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)チャンピオンのスペイン女子代表は、20歳のFWサルマ・パラジュエロのハットトリックなどで、ベルギー女子代表に7-0と圧勝。FIFAランキング1位の貫録を見せた。 前回大会の覇者、イングランド女子代表はスウェーデン女子代表をウェンブリースタジアムに迎え、ユーロ予選記録となる6万3428人の観衆を集めたが、1-1のドロー発進。アレッシア・ルッソのゴールで24分に先制するも、64分にフリドリーナ・ロルフォに同点弾を許している。 2017年大会の女王、オランダ女子代表はイタリア女子代表とアウェイで対戦し、0-2で敗戦。イタリアはバレンティナ・ジャチンティとアニェーゼ・ボンファンティーニがゴールを決めた。 その他の結果は以下の通り。 ◆リーグA ▽グループA1 イタリア 2-0 オランダ ノルウェー 4-0 フィンランド ▽グループA2 ベルギー 0-7 スペイン チェコ 1-3 デンマーク ▽グループA3 イングランド 1-1 スウェーデン フランス 1-0 アイルランド ▽グループA4 アイスランド 3-0 ポーランド オーストリア 2-3 ドイツ ◆リーグB ▽グループB1 ハンガリー 1-1 アゼルバイジャン スイス 3-1 トルコ ▽グループB2 スロバキア 2-0 イスラエル セルビア 0-0 スコットランド ▽グループB3 北アイルランド 0-0 マルタ ポルトガル 3-0 ボスニア・ヘルツェゴビナ ▽グループB4 ウクライナ 2-0 コソボ ウェールズ 4-0 クロアチア ◆リーグC ▽グループC1 ジョージア 2-2 リトアニア キプロス 0-3 ベラルーシ ▽グループC2 スロベニア 2-0 モルドバ ラトビア 4-3 北マケドニア ▽グループC3 モンテネグロ 6-1 アンドラ ギリシャ 1-0 フェロー諸島 ▽グループC4 カザフスタン 0-1 ブルガリア アルメニア 0-5 ルーマニア ▽グループC5 ルクセンブルク 2-1 アルバニア ※奇数のためエストニアは今節試合なし <span class="paragraph-title">【動画】スペインが大量7ゴールで白星発進!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> I España arranca la clasificación para la <a href="https://twitter.com/hashtag/WEURO2025?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#WEURO2025</a> por todo lo alto (0-7)<br><br> Crónica: <a href="https://t.co/u1QGaQs0dx">https://t.co/u1QGaQs0dx</a><br><br><a href="https://twitter.com/hashtag/JugarLucharYGanar?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#JugarLucharYGanar</a> <a href="https://t.co/BJgEuzsuiZ">pic.twitter.com/BJgEuzsuiZ</a></p>&mdash; Selección Española Femenina de Fútbol (@SEFutbolFem) <a href="https://twitter.com/SEFutbolFem/status/1776377659821330875?ref_src=twsrc%5Etfw">April 5, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】イングランドが先制も意地を見せたスウェーデンが追い付く!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="hxTp7Ob3HMs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【動画】前々回覇者のオランダをイタリアが撃破!</span> <span data-other-div="movie3"></span> <script>var video_id ="qifeSKas9Zw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.06 15:05 Sat

「私が男だからか?」懲役2年半を求められているスペインサッカー連盟元会長、キス問題についての発言が話題に「理解できない」

スペインサッカー連盟(RFEF)の元会長であるルイス・ルビアレス氏が、自身が起こした騒動について改めて否定。しかし、その発言が話題になっている。 問題が起きたのは2023年夏。オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)でスペイン女子代表が悲願の初優勝を果たした直後だった。 授賞式が執り行われている中、ルビアレス元会長はチームの中心選手であるジェニファー・エルモソと喜びを分かち合うと、壇上で突如唇にキスをすることに。しかし、これが大きな問題となり、世界中で話題を呼んだ。 エルモソは「合意なしに無理やりキスをされた」と訴えると、セクシャルハラスメントだとして大きな問題に。それでも、「合意の上だった」と主張し続けたルビアレス元会長への批判が高まり、最終的には辞任。その後、事態は発展し、性的暴行罪で訴えられ、2年6カ月の懲役刑が言い渡されていた。 別件では、汚職や贈賄罪について容疑がかけられており逮捕されることに。そんな中、スペイン『laSexta』での独占インタビューで様々な問題について語る中、エルモソとのキス事件について言及。そこでの発言が話題を呼んでいる。 ルビアレス元会長は「あなた方は、エルモソには尋問することはできないが、私には尋問できる…私が男だからか?」とコメント。「思想の自由を決して制限はできない。自分が左か右か、あるいは何らかの条件があるからといって、他の誰かが多かれ少なかれ正しいと考える人は間違いだ」とコメントした。 また「誰が映像を見たとしても、これを性的暴行だと考えることの理解ができない」と、改めて自身の行為について語り、「全ての被害者は私の家族であり、友人だ」と、自分が被害を受けていると主張した。 なお、自身の汚職についても完全否定。スーペル・コパをサウジアラビアで開催するにあたり、違法な手数料を受け取ったとして逮捕されているが「人生で一度も賄賂を受け取ったことはない。疑惑はウソだ」と主張。現在は銀行口座が凍結されており、「飲み物代も支払えない」とコメントした。 <span class="paragraph-title">【動画】元会長が表彰式で選手の頭を強引に掴んでキス…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr"><a href="https://t.co/fROwn7HBQf">https://t.co/fROwn7HBQf</a> <a href="https://t.co/CCLB9QD3DH">pic.twitter.com/CCLB9QD3DH</a></p>&mdash; Informativos Telecinco (@informativost5) <a href="https://twitter.com/informativost5/status/1772993318319796724?ref_src=twsrc%5Etfw">March 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.05 11:30 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly