FW本田圭佑、監督交代&新システム挑戦にネガティブ封印「これだけ議論が出ることはハリル監督の時にはなかった」《キリンチャレンジカップ》
2018.05.28 22:59 Mon
▽日本代表は28日、30日に行われるキリンチャレンジカップ2018のガーナ代表戦に向けて千葉県内でトレーニングを行った。
▽トレーニング終了後、MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ)がメディア陣による質疑に応答。西野朗監督が用いる3バックシステムや監督交代などについて言及している。
◆MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ)
──これまであまり経験がない3バックシステムについて
「模索中ですけど、どこにスペースがあるかとか、景色を違うので新鮮な気持ちで練習ができています」
──自身の役割は
「練習だけだと小さいコートでやっているので、どこにスペースが空くかとかわからないですけど、30日のガーナ戦にその辺が見えてくるかなと思っています。調整していくのは、そこからですね」
──トップ下でパスを受ける時とは位置取りも景色も変わるか
「そうですね。3バックのサイドが普通のセンターバックよりも開き気味になるので、細かいことですけどパスが入る位置が変わります️。ちょっと工夫が必要かなと思います」
「4バックのサイドバックから受けるのとは明らかに違いますね。立ち位置が全然違います」
──ピッチ以外の部分で選手同士の話し合いはまだで、まずはピッチ上のすり合わせが優先になる感じか
「すごくできていると思います。ただ、これは問題ありきじゃないですか。いわゆる絵に描いた餅がどんだけあろうと、一個の問題が想定外のことであれば全部ひっくり返すことになるので、それが見えない中で今は議論はしています。それはみんなが意識してやっていますね」
──宿舎でどれほど話しているか
「選手同士でそれぞれポジションが近い連中とかと話したり、全体ミーティングも何回かやっています。今まで以上にみんなが積極的にこなしているなという印象は受けます」
──改めて監督が交代し、短い期間の中で新たなことにチャレンジしている現状をどう捉えているか
「今の時点でネガティブなことを言ったところで、大事な試合もありますし、そこでは勝敗も求められるので、敢えてそこは封印するべきだと思います。やれることはあると思いますし、難易度の高いと思います。これがアジア予選であれば話は別ですけど、ワールドカップで結果を出さなくてはいかない中でのこういった準備は僕も初めてです」
「ただこういったぶっつけ本番のような状況で結果を出してきたことは何度もあります。そのシュミレーションの仕方、いろんなシチュエーションを想像するというところは自分の強みだと思っています。究極のシチュエーションをいくつか用意しながら、実際の試合の中で対応していくところをチームで議論することが大事になると思います」
──監督の交代はネガティブなところがあるということか
「いやそういうふうには思いません。実際選手たちは前を向いています。この中で結果を出せるよう議論も向かっています。これだけ議論が出るというのもハリル監督がやっている時もありませんでしたから、そういう意味ではネガティブなところだけではなく、ポジティブな部分も感じています」
──ピッチ外でもサッカーのディティールの話し合いも選手間でやっている感じか
「ディティールについての議論が増えた印象です」
──西野朗監督と一週間過ごして
「落ち着いてこなしている印象は受けます。ある程度選手のアイディアを尊重してくれている部分がシチュエーションによってはあります。その辺のコミュニケーションが自由になり、自由にやれるんじゃないかなと思います️」
──シャドーで景色が違うという話があったが、これまではウイングとサイドハーフが多かった中でシャドーへのアジャストをどのように考えているか
「パチューカでサイドをやっていた時は、ほぼ自由に中に入ってやっていました。なので、ボールを受ける位置はあまり変わりません。ただ、パスの出所の角度が変わっています。僕の位置は変わらないですね」
──景色が違うという話は南アフリカの時も言っていたような気がして、8年前の経験もフィードバックされると思うがどのようにしたらベストな状態に持っていけるか
「結果的にはたまたまビッグゲームで結果出してきた部分もありますけど、それはずっと求めていたから出せていたという自負もあります。今回も一発のシュートで決まる気もしています。そういうのを決めないと話にならないこともあるので、その緊張感を持って準備を進めていきたいなと思います」
──コンディションへの対応が大事になってくるか
「みんなが微妙にズレてくると結構ズレると思います。感覚の慣れは大事になると思います。細かいところの居心地の良さって大事だと思います。心地悪いなと思ったらパスは繋がりません。阿吽の呼吸のようなものがもっと必要かなと思います。型にハマらず自由にやるからこそ生まれるものでもあると思います」
──ガーナ戦はトライになりそうだが、手応えはどのくらいで掴みたいか
「それは30日に掴みたいですけどね笑 ただ、上手くいかないこともあります。そうなれば西野さんが線引きすると思うし、そのままなら選手を改善していく必要があります。どうなっても対応できる選手たちが多くなってきているアドバンテージはあると思います」
──今ワクワクしていますか
「ワクワク感は…精神的には前々回に近いですね。前回の方がワクワクしていました。前々回はジタバタしてもしょうがない状況だったので、覚悟を決めてとにかく冷静にというか。今回もそれに近いです。シチュエーションは違いますけどジタバタしている状況にあるのは間違いない。焦ってプレッシャー感じても仕方ないですし、落ち着き始めています」
▽トレーニング終了後、MF本田圭佑(パチューカ/メキシコ)がメディア陣による質疑に応答。西野朗監督が用いる3バックシステムや監督交代などについて言及している。
──これまであまり経験がない3バックシステムについて
「模索中ですけど、どこにスペースがあるかとか、景色を違うので新鮮な気持ちで練習ができています」
──自身の役割は
「練習だけだと小さいコートでやっているので、どこにスペースが空くかとかわからないですけど、30日のガーナ戦にその辺が見えてくるかなと思っています。調整していくのは、そこからですね」
──トップ下でパスを受ける時とは位置取りも景色も変わるか
「そうですね。3バックのサイドが普通のセンターバックよりも開き気味になるので、細かいことですけどパスが入る位置が変わります️。ちょっと工夫が必要かなと思います」
──4バックから受ける時ともまた違うか
「4バックのサイドバックから受けるのとは明らかに違いますね。立ち位置が全然違います」
──ピッチ以外の部分で選手同士の話し合いはまだで、まずはピッチ上のすり合わせが優先になる感じか
「すごくできていると思います。ただ、これは問題ありきじゃないですか。いわゆる絵に描いた餅がどんだけあろうと、一個の問題が想定外のことであれば全部ひっくり返すことになるので、それが見えない中で今は議論はしています。それはみんなが意識してやっていますね」
──宿舎でどれほど話しているか
「選手同士でそれぞれポジションが近い連中とかと話したり、全体ミーティングも何回かやっています。今まで以上にみんなが積極的にこなしているなという印象は受けます」
──改めて監督が交代し、短い期間の中で新たなことにチャレンジしている現状をどう捉えているか
「今の時点でネガティブなことを言ったところで、大事な試合もありますし、そこでは勝敗も求められるので、敢えてそこは封印するべきだと思います。やれることはあると思いますし、難易度の高いと思います。これがアジア予選であれば話は別ですけど、ワールドカップで結果を出さなくてはいかない中でのこういった準備は僕も初めてです」
「ただこういったぶっつけ本番のような状況で結果を出してきたことは何度もあります。そのシュミレーションの仕方、いろんなシチュエーションを想像するというところは自分の強みだと思っています。究極のシチュエーションをいくつか用意しながら、実際の試合の中で対応していくところをチームで議論することが大事になると思います」
──監督の交代はネガティブなところがあるということか
「いやそういうふうには思いません。実際選手たちは前を向いています。この中で結果を出せるよう議論も向かっています。これだけ議論が出るというのもハリル監督がやっている時もありませんでしたから、そういう意味ではネガティブなところだけではなく、ポジティブな部分も感じています」
──ピッチ外でもサッカーのディティールの話し合いも選手間でやっている感じか
「ディティールについての議論が増えた印象です」
──西野朗監督と一週間過ごして
「落ち着いてこなしている印象は受けます。ある程度選手のアイディアを尊重してくれている部分がシチュエーションによってはあります。その辺のコミュニケーションが自由になり、自由にやれるんじゃないかなと思います️」
──シャドーで景色が違うという話があったが、これまではウイングとサイドハーフが多かった中でシャドーへのアジャストをどのように考えているか
「パチューカでサイドをやっていた時は、ほぼ自由に中に入ってやっていました。なので、ボールを受ける位置はあまり変わりません。ただ、パスの出所の角度が変わっています。僕の位置は変わらないですね」
──景色が違うという話は南アフリカの時も言っていたような気がして、8年前の経験もフィードバックされると思うがどのようにしたらベストな状態に持っていけるか
「結果的にはたまたまビッグゲームで結果出してきた部分もありますけど、それはずっと求めていたから出せていたという自負もあります。今回も一発のシュートで決まる気もしています。そういうのを決めないと話にならないこともあるので、その緊張感を持って準備を進めていきたいなと思います」
──コンディションへの対応が大事になってくるか
「みんなが微妙にズレてくると結構ズレると思います。感覚の慣れは大事になると思います。細かいところの居心地の良さって大事だと思います。心地悪いなと思ったらパスは繋がりません。阿吽の呼吸のようなものがもっと必要かなと思います。型にハマらず自由にやるからこそ生まれるものでもあると思います」
──ガーナ戦はトライになりそうだが、手応えはどのくらいで掴みたいか
「それは30日に掴みたいですけどね笑 ただ、上手くいかないこともあります。そうなれば西野さんが線引きすると思うし、そのままなら選手を改善していく必要があります。どうなっても対応できる選手たちが多くなってきているアドバンテージはあると思います」
──今ワクワクしていますか
「ワクワク感は…精神的には前々回に近いですね。前回の方がワクワクしていました。前々回はジタバタしてもしょうがない状況だったので、覚悟を決めてとにかく冷静にというか。今回もそれに近いです。シチュエーションは違いますけどジタバタしている状況にあるのは間違いない。焦ってプレッシャー感じても仕方ないですし、落ち着き始めています」
|
関連ニュース