CL決勝控えるリバプールに不安材料…サラー&マネがラマダンの断食継続の意向
2018.05.24 20:34 Thu
▽リバプールは26日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリー戦を控える。だが、この重要なビッグマッチを前に主力のコンディションという不安材料が伝えられている。スペイン『マルカ』が報じた。
▽その快進撃の大きな要因となったのが、合計29ゴールを挙げているFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミノ、FWサディオ・マネの超強力トリデンテ。しかし、その強力トリデンテを支える両翼の2選手が決勝に向けてコンディションの不安を抱えているようだ。
▽『マルカ』はエジプト紙『アルマスリ・アルヨウム』の情報として、サラーがCL決勝を控える中でも“ラマダン”の“サウム(断食)”を継続する意向であると伝えている。
▽イスラム暦で9月を意味するラマダンは、ムスリム(イスラム教徒)にとって“聖なる月”とされており、自制と規律が求められるこの期間にムスリムは夜明けから日暮れまでの間、一切飲食物を口にすることができない。
▽以前からラマダン期間の断食がアスリートに与える影響に関しては様々な意見が出ており、元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレ氏はリバプール時代のインタビューで「本当にタフなことなんだ。でも、精神的に研ぎ澄まされるから、自分の肉体が強靭になったように感じることもある」と、必ずしもパフォーマンス低下を招くことはないと主張していた。
▽一方で『マルカ』の取材に答えた栄養士のヘスス・ムニョス氏は、「仮にサラーがラマダンの断食を完璧に行うならば、彼のパフォーマンスは低下するはずだ。CL決勝のような多くを要求されるゲームにおいては犠牲を払うだろう」と、断食の影響を主張している。
▽なお、『アルマスリ・アルヨウム』はサラーに関してのみ言及しているものの、チームメートのマネも同様に敬虔なムスリムとして知られており、ラマダンの影響が懸念される。
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▽今季、予備予選プレーオフからの参戦となったリバプールはグループステージを首位で通過すると、決勝トーナメントではポルト、マンチェスター・シティ、ローマを撃破して11年ぶりのファイナル進出を決めた。▽『マルカ』はエジプト紙『アルマスリ・アルヨウム』の情報として、サラーがCL決勝を控える中でも“ラマダン”の“サウム(断食)”を継続する意向であると伝えている。
▽イスラム暦で9月を意味するラマダンは、ムスリム(イスラム教徒)にとって“聖なる月”とされており、自制と規律が求められるこの期間にムスリムは夜明けから日暮れまでの間、一切飲食物を口にすることができない。
▽そして、以前から敬虔なムスリムとして知られるサラーは、今年5月16日から6月14日までの期間にサウムの教えを忠実に守っているようだ。さらに、直前もサウムを継続する意向であり、18時間飲まず食わずの状態で決勝戦に臨むことが予想される。
▽以前からラマダン期間の断食がアスリートに与える影響に関しては様々な意見が出ており、元コートジボワール代表DFコロ・トゥーレ氏はリバプール時代のインタビューで「本当にタフなことなんだ。でも、精神的に研ぎ澄まされるから、自分の肉体が強靭になったように感じることもある」と、必ずしもパフォーマンス低下を招くことはないと主張していた。
▽一方で『マルカ』の取材に答えた栄養士のヘスス・ムニョス氏は、「仮にサラーがラマダンの断食を完璧に行うならば、彼のパフォーマンスは低下するはずだ。CL決勝のような多くを要求されるゲームにおいては犠牲を払うだろう」と、断食の影響を主張している。
▽なお、『アルマスリ・アルヨウム』はサラーに関してのみ言及しているものの、チームメートのマネも同様に敬虔なムスリムとして知られており、ラマダンの影響が懸念される。
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