【2017-18ブンデスリーガ・ベストイレブン】6連覇のバイエルンから6選手を選出

2018.05.24 21:01 Thu
Getty Images
▽2017-18シーズンのブンデスリーガが終了しました。そこで本稿では今季のブンデスリーガのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。

◆ブンデスリーガベストイレブン
GK:ウルライヒ
DF:パパスタソプーロス、ナウド、フンメルス
MF:キミッヒ、ミュラー、フォクト、ハメス・ロドリゲス
FW:ウート、レヴァンドフスキ、ベイリー
GKスベン・ウルライヒ(29歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:29(先発回数:29)/失点数:26 /出場時間:2610分
▽CLレアル・マドリー戦では敗退につながる凡ミスを犯して悪い印象を残してしまったが、リーグ戦では守護神ノイアーの代役を見事に全うしていた。決して少なくないピンチをウルライヒのセーブで救われたシーンは幾度もあった。バイエルンの優勝に間違いなく貢献した一人だった。

DFソクラティス・パパスタソプーロス(29歳/ドルトムント)
Getty Images
出場試合数:30(先発回数:28)/得点数:2/出場時間:2374分
▽ドルトムントから唯一の選出とした。大半の選手が水準以下のパフォーマンスに終わっていた中、ディフェンスリーダーであるパパスタソプーロスは、経験値の乏しいDFアカンジやDFザガドゥらを携えて奮闘していた印象だ。ただ、そのパパスタソプーロスも契約延長を固辞してアーセナル行きが濃厚と見られており、ドルトムントとしては頭の痛い問題が続く。

DFナウド(35歳/シャルケ)
Getty Images
出場試合数:34(先発回数:34)/得点数:7/出場時間:3060分
▽大ベテランの域に達したが、フルタイム出場で大車輪の活躍を見せた。テデスコ監督の下、3バックの中央を任されたナウドは、本職でないスタンブリらをうまく統率するとともに攻撃時のセットプレーで存在感を発揮。7ゴールを挙げ、チームを攻守両面で支えた。
DFマッツ・フンメルス(29歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:26(先発回数:25)/得点数:1/出場時間:2213分
▽バイエルンの守備の要として十分なパフォーマンスを発揮。例年泣かされる負傷もなくコンスタントにプレーし、チームを後方から支えた。相棒では新たにジューレと組む機会が増えたが、問題なくディフェンスラインを統率した。

MFヨシュア・キミッヒ(23歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:29(先発回数:26)/得点数:1/出場時間:2331分
▽重鎮ラームが引退した中、右サイドバックの穴を埋める以上の活躍を見せた。本職でないながら持ち前の器用さを活かして攻守にそつなくこなし、1ゴール12アシストと攻撃の起点としても十二分に機能した。

MFケビン・フォクト(26歳/ホッフェンハイム)
Getty Images
出場試合数:31(先発回数:31)/得点数:1/出場時間:2790分
▽ホッフェンハイムの守備の要。もともとはボランチが本職だが、3バックの中央を任され、期待に応えている。194cmの長身で空中戦に強いうえ、フィードも正確でナーゲルスマン監督の戦術を忠実に体現している存在だ。

MFハメス・ロドリゲス(26歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:23(先発回数:19)/得点数:7/出場時間:1623分
▽レアル・マドリーからレンタルで加入したコロンビア代表MFは、7ゴール11アシストと多くのゴールシーンに絡んだ。その創造性は王者バイエルンにおいても群を抜いており、違いを生み出せる存在だ。日本と対戦するワールドカップを前に非常に厄介な存在となっている。

MFトーマス・ミュラー(28歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:29(先発回数:22)/得点数:8/出場時間:1962分
▽アンチェロッティ体制下とは別人ではないかと思われるパフォーマンスを見せ付けた。ハインケス監督就任によって本来のゴールへの嗅覚を取り戻したミュラーは、8ゴール16アシストと大暴れ。昨季から続いていた不振が嘘のような活躍を見せた。

FWマルク・ウート(26歳/ホッフェンハイム)
Getty Images
ブンデスリーガ出場試合数:31(先発回数:24)/得点数:14/出場時間:2176
▽ホッフェンハイムのダイナミックな攻撃を支えた立役者。推進力が売りのアタッカーはブンデスでキャリアハイとなる14ゴールをマーク。アシストも8つ決め、飛躍のシーズンとなった。ホッフェンハイムにCL出場権をもたらし、来季はシャルケでプレーする。

FWロベルト・レヴァンドフスキ(29歳/バイエルン)
Getty Images
出場試合数:30(先発回数:24)/得点数:29/出場時間:2169分
▽好不調の波が非常に少ないゴールゲッター。コンスタントにゴールを積み重ね、バイエルンを6連覇に導いた。ハメス・ロドリゲス同様、ワールドカップでは日本の前に立ちはだかる。

MFレオン・ベイリー(20歳/レバークーゼン)
Getty Images
出場試合数:30(先発回数:25)/得点数:9/出場時間:2219分
▽本来はFWだが、ヘルリッヒ監督の下で左ウイングバックを任された。ゴールから遠ざかったはずだが、持ち前の爆発的なスピードを生かしたドリブルを駆使し、9ゴール6アシストと目に見える結果を残した。
関連ニュース

突然の最後通牒をデイビス代理人が非難! バイエルンの要求には応じない構え「フェアではない」

カナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の代理人が、バイエルンの姿勢に異議を唱えている。ドイツ『ビルト』が伝えた。 バイエルンとの契約期間が2025年6月までで、レアル・マドリーからの関心が取り沙汰されているデイビス。現状、契約延長に向けたバイエルンのオファーとデイビス側の希望年俸には開きがあり、折り合いがついていない。 先日、バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏は、「人生のどこかの時点で、イエスかノーを言わなければならない」とこの件についてコメント。年俸総額1300万〜1400万ユーロ(21億2000万〜22億9000万円)の現在のオファーが最後となるようで、デイビス側に決断を迫っている。 しかし、デイビス側はこの最後通牒を受け入れない模様。代理人を務めるニック・ヒューセー氏が、『ビルト』を通じてバイエルンの振る舞いを非難している。 「アルフォンソが今攻撃されているのはフェアではない。我々は1年前合意に近づいていた。その後、クラブ経営陣が総入れ替えとなった。その後の7カ月間何の連絡もなかった。この間、私は自分からクラブに連絡を取ろうとした」 「今、我々は最後通牒を受けている。2週間以内に返答することになっている。クラブがプレッシャーにさらされており、経営陣の再建に時間がかかったからだ。それはフェアではない」 またヒューセー氏は、トーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りでの退任が決まっているチーム状況も考慮すべきと主張。来シーズンの体制がはっきりしてからリアクションするつもりのようだ。 「これはアルフォンソのキャリアにおいて非常に重要な契約だ。しかし、我々は来シーズンの監督が誰になるか、チームがどうなるのかもわからないまま、決断を下さなければならない」 「だからこそ、最後通牒に応じるのは不公平だと考えている。シーズン終了後、次どうなるかがより明確になってから決めるつもりだ」 ヒューセー氏のコメントを踏まえれば、バイエルン側が考えを改めない限り、デイビスの退団は加速。今夏の移籍となるのか、来夏のフリーでの退団となるのかに焦点は移っていきそうだ。 2024.03.28 21:14 Thu

プレミア4クラブを筆頭に20歳FWイリング・ジュニア争奪戦? ユベントスがしぶしぶ売却受け入れか

ユベントスのU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)は今夏の移籍の可能性が高まっているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じた。 チェルシーのアカデミー出身で、2020年夏にユベントスへ移籍した逸材アタッカーのイリング・ジュニア。2022年10月にファーストチームデビューを果たすと、同年12月にはプロ契約を締結し、2025年6月までの契約を結んだ。 これまでも度々ビッグクラブからの関心が報じられてきた中、途中出場がメインながら今シーズンここまで公式戦19試合でプレー。さらなる飛躍が期待されると同時に、U-21イングランド代表でのパフォーマンスで評価を高めている。 ところが、イリング・ジュニアとの契約が残り1年に迫るユベントスは、フリーでの移籍を防ぐため、今夏の売却をしぶしぶ受け入れているとのこと。かねてから獲得への動きを見せていたトッテナムやエバートンの他、ウェストハムやブライトン&ホーブ・アルビオンなど、プレミアリーグのクラブが獲得を検討しているという。 また、ドイツ方面のクラブも興味を示しているようで、レバークーゼンとバイエルンが動向を注視。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イタリアのクラブも移籍先の候補に挙がっている模様だ。 なお、ユベントスは1月の移籍市場においても、1700万ポンド(約32億5000万円)のオファーがあれば売却を受け入れていた見込み。今度こそいずれかのクラブが獲得へ漕ぎ着けるのだろうか。 2024.03.28 15:32 Thu

「今夏移籍を検討? ないよ! バイエルンですごく幸せ」 デ・リフトが退団否定

オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)がバイエルン残留を宣言した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。ここにきてエリック・ダイアーを相棒に序列を高め、巻き返す今季だが、一時はキム・ミンジェとダヨ・ウパメカノのコンビに遅れを取り、去就が騒がれた。 そのなか、この代表ウィークも代表活動に呼ばれ、ドイツ代表との国際親善試合にフル出場したセンターバックはドイツ『スカイ』によると、「今夏移籍を検討しているか?」との問いに対して、「(考えてい)ないよ!」ときっぱり否定した。 「バイエルンですごく幸せだ。クラブとファンはずっとたくさんの愛を注いでくれている。今は良い気分だし、すごく幸せ。今季の残りも素晴らしい試合をして、チャンピオンズリーグ(CL)で上に行きたいね」 「(現在は序列を下げる)ウパメカノとキムもそう。彼らは何も言っていないけど、(メディアで)あるクラブがああいう選手を欲していると書かれる。そういうのが問題になりがちだけど、現実とは一致しない」 2024.03.28 10:35 Thu

次期監督巡って綱引きのバイエルンとリバプール、プランBもデ・ゼルビで被る?

次期監督を巡って綱引きのバイエルンとリバプールだが、プランBも被るようだ。 バイエルンではトーマス・トゥヘル監督が今季限りが決まり、リバプールの方もユルゲン・クロップ監督がラストイヤーに。両軍ともタイトルの行方を左右する終盤戦の真っ只中だが、来季の指揮官が誰になるのかも注目どころだ。 そんな両チームはそれぞれのクラブOBであり、今季のレバークーゼンで指揮官としての評判を上げるシャビ・アロンソ監督(42)を本命のターゲットにするが、ドイツ『ビルト』によると、失敗時のプランBでも重複しているという。 そのプランBに挙がるのがブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)。チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任するバルセロナも興味を抱くなど、こちらも人気銘柄であり、一本釣りとはいかなさそうだ。 なお、イギリス『テレグラフ』によると、デ・ゼルビ監督とブライトンの契約は2026年夏まであるが、1400万ユーロ(約22億8000万円)のリリース条項が存在するとみられる。 2024.03.28 08:55 Thu

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly