レーティング:マルセイユ 0-3 アトレティコ・マドリー《EL》2018.05.17 05:53 Thu

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▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝、マルセイユvsアトレティコ・マドリーが16日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、3-0で勝利したアトレティコが6年ぶり3度目の優勝を果たした。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。▽マルセイユ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
30 マンダンダ 4.5
失点場面はもちろん味方のミスだが、より安全な選択肢もあったはず。やや最終ラインの背後のケアで躊躇が見えた

DF
17 B・サール 5.5
守備では堅実に対応。マイボール時は持ち味の縦への仕掛けで幾度か見せ場を作った

23 ラミ 5.5
ジエゴ・コスタに対してタイトな寄せで仕事を許さず。惜しいシュートを放つなど概ね安定したプレーだった

19 グスタボ 5.5
本職ではないセンターバックで攻守に安定したプレー。パイエの負傷交代後は腕章を巻いてチームを鼓舞

18 アマヴィ 5.0
対面のコレアに苦戦。攻撃の場面でもややクロスに固執し過ぎた

MF
26 トヴァン 5.0
同胞のリュカとカバーに入る相手DFに挟み込まれて封殺される。エースの役割を果たせず

29 アンギッサ 4.5
痛恨のトラップミスで先制点に関与…その後は盛り返すも決勝の舞台ではあまりに痛すぎるミスだった

10 パイエ 5.5
試合開始直後に絶好機を演出。だが、強行出場の中で身体が耐え切れず、涙を流しての無念の負傷交代…

(→マキシム・ロペス 5.0)
経験不足やフィジカル不足を露呈。パイエの代役は荷が重かった

8 サンソン 5.0
無難にパスを捌いたが、攻撃面で違いを生めず。課題の守備では劣勢を強いられた

5 オカンポス 5.5
前半は積極的な仕掛けや激しい守備で気持ちは見せた。後半序盤に交代に

(→エンジエ 5.0)
絶好機でシュートをふかすなど、攻撃を活性化できず

FW
28 ジェルマン 4.5
序盤の絶好機を逃す。相手の屈強なセンターバックコンビを前に起点としての役割を全く果たせず


(→ミトログル 5.5)
あわやゴールという惜しいヘディングシュートを放った

監督
ガルシア 5.0
ミスからの失点やパイエの負傷交代などツキに恵まれなかった部分もあるが、妥当な敗戦でフランス勢の悲願達成ならず

▽アトレティコ・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 6.0
ピンチは決して多くなかったが、抜群の飛び出しでジェルマンのシュートミスを誘発するなどさすがの存在感

DF
16 ヴルサリコ 5.5
オカンポスの対応に苦戦。また、軽い対応で警告を受けたため、ベンチの安全策によって前半でお役御免

(→フアンフラン 5.5)
ベテランらしい堅実な仕事ぶりできっちり逃げ切りに貢献

24 ホセ・ヒメネス 6.5
タイトな寄せでジェルマンに仕事をさせず。カバーリングの質も高かった

2 ゴディン 6.5
キャプテンのガビと共に指揮官不在の中でチームをしっかりと締める。守備の局面ではほぼパーフェクトな仕事ぶりだった

19 リュカ 6.5
持ち味の対人能力の強さを発揮して相手のキーマンを封殺。要所で攻撃にも良い形で絡んだ

MF
11 コレア 6.5
決定的な仕事はなかったが、優れたアジリティを生かした守備面の貢献は絶大。カウンターの局面でも相手の脅威に

(→トーマス -)

14 ガビ 7.0
指揮官に代わるピッチ内の闘将として3点目を記録するなど攻守に抜群の存在感。とりわけ、先制点のアシストは見事の一言

8 サウール 6.5
球際の強さと正確なポジショニングで中盤を制圧。地味ながらガビと共に果たした役割は大きかった

6 コケ 7.0
2点をアシスト。良い距離感と正確なプレーで周囲の仕事を容易なものとした

FW
7 グリーズマン 7.0
いずれも冷静なフィニッシュでチームにタイトルをもたらすエースの仕事を果たした

(→トーレス -)
アトレティコでの初タイトルを獲得

18 ジエゴ・コスタ 6.5
相手守備陣と積極的に駆け引きを行い、集中を削いでいった。献身的な守備や利他的なプレーできっちり役目を果たす

監督代行
ブルゴス 6.5
ヴルサリコの退場を未然に阻止する交代策など、的確な采配で相棒と共に鍛え上げたチームをうまく引っ張った

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
グリーズマン(アトレティコ・マドリー)
▽キャリア3度目の重要なファイナルでようやく結果を残してクラブにタイトルをもたらした。圧巻の決定力に加えて、シメオネイズムを体現する抜群の守備など際立つ存在感だった。

マルセイユ 0-3 アトレティコ・マドリー
【アトレティコ・マドリー】
グリーズマン(前21)
グリーズマン(後4)
ガビ(後44)

※アトレティコが6年ぶり3度目の優勝!
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style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190109_32_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>伏兵アラベスを躍進させているアベラルド監督も捨てがたいが、就任1年目でセビージャを見事に掌握しているマチン監督を最優秀監督に推したい。サンパオリ監督退任後、ベリッソ、モンテッラとパス志向の強い指揮官の下で低迷を強いられた中、昨季ジローナでの仕事が評価されてセビージャの新指揮官に就任した43歳の若手指揮官は前半戦を通して自身の志向するハイプレスのトランジションスタイルをチームに落とし込んだ。MFエンゾンジやDFラングレら絶対的主力の流出を強いられたものの、昨季暫定指揮官を務めFDに就任したホアキン・カパロスとの密なコミュニケーションで自身のスタイルに合う後釜候補をチームに迎え入れ、ミランで不遇をかこった新戦力のFWアンドレ・シウバや前体制で思うように活躍できなかったMFフランコ・バスケスらを再生させた手腕も見事だった。 【期待以上】 ★チーム ◆アラベス <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190109_32_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>プリメーラ復帰3年目のバスク3番手のクラブが前半戦最大のサプライズに。2017年12月に途中就任したアベラルド監督の下で昨季を14位でフィニッシュしたアラベスは昨夏目立った補強がなかったこともあり、今季もプリメーラ残留が最大の目標となった。しかし、今季は初勝利を挙げた第3節から第10節までに2度の3連勝を記録するなど、開幕から圧巻のスタートを切った。[4-4-2]と[4-3-3]のシステムを併用しながら攻守両面でピッチ上の11人がハードワーク、規律を遵守し5-1で大勝したラージョ戦を除く8勝すべてが1点差での接戦をモノにしたものだった。連敗が一度もなく、最多得点者が4ゴールのFWカジェリと個に依存しない組織的サッカーによって大崩れしない点も躍進のカギとなっている。前半戦のハイライトは0-0で迎えた後半ラストプレーのCKでMFマヌ・ガルシアが決勝点を決めて勝利したレアル・マドリー戦。この劇的過ぎるホームでの大金星は対マドリー相手の87年ぶりの勝利に。 ★選手 ◆FWアンドレ・シウバ(セビージャ) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190109_32_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>初挑戦のリーガで完全復調。昨季、大きな期待を背負ってミランに加入もリーグ戦わずかに2ゴールと大きく期待を裏切った23歳は昨夏にセビージャに買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入。リーガデビュー戦となった開幕節のラージョ戦でいきなりハットトリックを記録する鮮烈なデビューを飾ると、以降もコンスタントにゴールを重ねてチームトップの8ゴールを記録している。さらに第6節のレアル・マドリー戦では2ゴールを記録し、ポルト時代に指導を受けたロペテギ前監督の解任劇のキッカケとなる活躍も見せた。さらにセビージャ移籍をキッカケにポルトガル代表でも好調を維持しており、後半戦の更なる爆発が期待される。 【期待外れ】 ★チーム ◆バレンシア <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190109_32_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>深刻な得点力不足で一時降格圏を彷徨う体たらくの前半戦に。昨季、マルセリーノ監督の下で素早い攻守の切り替えを生かしたトランジションスタイルで4位に躍進したバレンシア。古豪復活を印象付けるシーズンを経て今季は更なる躍進が期待されたものの、前半戦を期待外れの11位で終えることになった。FWゴンサロ・ゲデスの買い取りに成功するなど、昨季の主力をほぼ残留させたうえ、手薄な前線にFWガメイロ、MFチェリシェフといったリーガで実績のある選手、チェルシーからFWバチュアイを獲得も、前半戦ではその攻撃陣が低迷の最大の要因に。昨季16ゴールを記録したエースFWロドリゴはわずか2ゴールに留まり、ゲデスも指揮官と衝突するなど散々な出来に。昨季同様にソリッドなパフォーマンスを見せる守備陣は1試合平均1失点以下の好パフォーマンスを披露も、わずか16得点では上位進出は不可能だ。後半戦に向けてはリーグ最多の11引き分けをいかに勝ち点3に繋げられるかが重要となる。 ★選手 ◆MFルカ・モドリッチ(レアル・マドリー) <div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190109_32_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ロシアW杯MVPとバロンドールの2冠獲得もマドリー加入以降最低の前半戦に。昨季、CL3連覇の大きな原動力となったモドリッチはロシアW杯でも鬼気迫る圧巻のパフォーマンスを披露し、クロアチア史上最高位となる準優勝に貢献。この活躍を受けて、ロペテギ新体制の牽引車としての活躍が期待されたが、昨夏のインテル移籍を巡るゴタゴタやW杯での消耗の影響もあり、まるで燃え尽き症候群のようにも映る覇気のないプレーに終始。もちろん、チームの不調の原因は前線の得点力不足や最終ラインの集中力の欠如もあるが、攻守両面で存在感に欠ける大黒柱不振の影響が大きかった。 【後半戦展望】 ★バルサ優位もアトレティコ逆転もあるか 後半戦に向けては首位を走るバルセロナの優位は間違いないが、最終的にはアトレティコ、セビージャ、レアル・マドリーの4強による争いになりそうだ。 今冬の移籍市場で負傷者続出の最終ラインにバレンシアからDFムリージョを獲得したバルセロナはメッシやスアレス、ブスケッツらに大きなケガがなければ大崩れの可能性は低い。覚醒の気配を見せるデンベレに触発される形でここまで今一つのコウチーニョがより存在感を示せば、前線の攻撃力は増すはずだ。さらに中盤ではブスケッツの勤続疲労が懸念されるが、インテリオールに関してはビダル、アルトゥールのフィットに加え、大器リキ・プイグ、アレーニャらカンテラーノの台頭が期待されており、質の高いターンオーバーが期待できそうだ。 アトレティコに関しては後半戦で最も伸びしろが期待できるチームだ。前半戦にフィットし切れなかった前線の新戦力、2月以降に復帰予定のジエゴ・コスタの復調、最終ラインのケガ人の問題を解決できれば、バルセロナをまくってワンダ・メトロポリターノでの初戴冠の可能性も十分にあるはずだ。 セビージャとレアル・マドリーに関しては今冬の移籍市場での補強や若手のブレイクなど、何らかの刺激が加わらなければ、逆転での優勝は難しい。セビージャに関してはバネガらの守備負担を減らせる守備的MFと前線の補強、レアル・マドリーに関してFWヴィニシウスやMFマルコス・ジョレンテの覚醒、FWアセンシオの復調、マンチェスター・シティから加入したFWブラヒム・ディアスら若手のプレーがカギを握りそうだ。 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