グリーズマン躍動のアトレティコが酒井宏樹不出場のマルセイユ撃破! 6年ぶり3度目のEL制覇!《EL》2018.05.17 05:52 Thu

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▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝、マルセイユvsアトレティコ・マドリーが16日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、3-0で勝利したアトレティコが6年ぶり3度目の優勝を果たした。なお、マルセイユDF酒井宏樹はベンチ入りも出場機会はなかった。

▽今季、予備予選3回戦からの参戦となったマルセイユはグループステージを2位で通過。さらに決勝トーナメントではブラガ、アスレティック・ビルバオとイベリア半島勢を続けて撃破。さらに、準々決勝ではRBライプツィヒ、準決勝ではRBザルツブルクとレッドブル勢を退けて前身UEFAカップ時代の2003-04シーズン以来、3度目の決勝進出を果たした。

▽1992-93シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)以来となるヨーロッパでのビッグタイトルを目指すマルセイユは、直近のギャンガン戦から先発4人を変更。酒井宏樹、ブバカル・カマラ、セルティク、マキシム・ロペスに代わってブナ・サール、ラミ、グスタボ、パイエが起用された。

▽一方、CLグループステージで3位敗退となったアトレティコは、今季のELにラウンド32から参戦。コペンハーゲン、ロコモティフ・モスクワ、スポルティング・リスボンと比較的組み合わせに恵まれた中、順当にベスト4進出。事実上の決勝戦と目されたアーセナルとの準決勝を1勝1分けで制し、2011-12シーズン以来のファイナル進出を果たした。

▽3度目のEL制覇を目指すアトレティコは、リーグ2位を確定させた直近のヘタフェ戦から先発4人を変更。ゴディンを除く最終ラインを変更し、ヴルサリコとリュカ、ホセ・ヒメネスが先発復帰。また、トーマスに代わってコレアが右サイドハーフに入った。

▽母国開催となったことでリヨンに大挙したマルセイユサポーターが完全ホームの雰囲気を作り出した中、マルセイユがいきなり決定機を作り出す。3分、相手陣内中央でパスを受けたパイエが右サイドのトヴァンとのパス交換でボックス付近まで侵攻し、DF2枚の間でスルーパスを要求するジェルマンへ絶妙なパス。だが、ゴール右に抜け出したジェルマンはシュートを枠に飛ばせない。

▽それでも、このファーストチャンスをキッカケにリズムを掴んだマルセイユは6分にもセットプレーの二次攻撃からラミが際どいシュートを飛ばすなど、相手のプレスをうまく剥がしては良い形でフィニッシュへと繋げていく。また、守備の局面でも切り替えの部分できっちりプレッシャーをかけて相手のカウンターを許さない。

▽一方、立ち上がりからやや守勢に回ったアトレティコだったが、相手のミスを突いて先制点を奪う。21分、マルセイユのGKマンダンダが味方からのバックパスを中央のアンギッサに繋ぐと、ここでアンギッサが痛恨のトラップミス。これを奪ったガビがすかさずゴール前に走り込むグリーズマンにスルーパスを通すと、百戦錬磨のロヒブランコスのエースが冷静に同胞GKとの一対一を制した。

▽良い流れの中でミスから堅守アトレティコに厳しい先制点を献上したマルセイユはさらにアクシデントに見舞われる。強行出場したキャプテンのパイエがプレー続行不可能となり、32分にマキシム・ロペスがスクランブルで投入される。志半ばでピッチを去ることになったパイエは涙を浮かべながらベンチへと引き上げた。

▽その後、パイエのためにも攻勢に出たいマルセイユがオカンポスやB・サールのサイドからの仕掛けで何とか打開を図るも、1点リードでより守備的になったアトレティコの堅守を脅かすまでには至らず。前半はアトレティコの1点リードで終了した。

▽迎えた後半、先に動いたのは1点リードのアトレティコ。アーセナルとの準決勝1stレグで退場した前科を持ち、前半に1枚警告を受けていたヴルサリコを下げてハーフタイム明けにフアンフランを投入。すると、立ち上がりの49分に貴重な追加点が生まれる。相手のスローインをハーフウェイライン付近ではね返してカウンターを発動。バイタルエリアでフリーとなったコケがゴール右に走り込むグリーズマンへ絶妙な斜めのスルーパスを送ると、これを受けたグリーズマンが左足のチップキックで流し込んだ。

▽エースのドブレテの活躍で勝利に大きく近づいたアトレティコはその後も攻撃の手を緩めず、相手陣内でうまく時間を使っていく。さらに、セットプレーからコケのミドルシュートやゴディンのヘディングシュートで3点目に迫る。

▽一方、何とかゴールをこじ開けたいマルセイユは74分、精彩を欠いたジェルマンを下げてミトログルを投入。すると81分、サンソンが右サイドから入れたアーリークロスに対してDFゴディンに競り勝ったミトログルがヘディングシュート。これが枠の左隅を捉えるが、ボールは左ポストの内側を叩く。

▽その後、85分にコレアを下げてトーマスを投入し試合を締めに掛かるアトレティコ。89分にはロングカウンターからジエゴ・コスタが前線でキープしたボールをコケが絶妙なダイレクトパスでボックス右フリーのガビに繋ぐと、ロヒブランコスの闘将が右足のシュートでゴール左を射抜き試合を決める3点目を奪取。この直後に殊勲のグリーズマンを下げて今季限りで退団するトーレスをピッチに送り込んだアトレティコがこのまま3-0で快勝。マルセイユに地力の差を見せ付けたアトレティコが6年ぶり3度目のEL制覇を成し遂げた。一方、母国開催のファイナルでフランス勢初の優勝を目指したマルセイユだったが、クラブ通算3度目のファイナルも敗戦という結果に終わった。

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