ホッフェンハイムが逆転で3位浮上! 敗れたドルトムントも辛くも4位フィニッシュでCL出場決定《ブンデスリーガ》

2018.05.13 00:41 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ最終節、ホッフェンハイムvsドルトムントが12日に行われ、3-1でホッフェンハイムが勝利した。ドルトムントのMF香川真司は76分から出場している。
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▽前節シュツットガルト戦を落とし、10試合ぶりの敗戦を喫して5位レバークーゼンに勝ち点で並ばれた4位ホッフェンハイム(勝ち点52)は、得失点差で3上回っているため勝利すれば2季連続でのCL出場権獲得が濃厚な中、現状のベストメンバーを送り込んだ。
▽一方、前節マインツ戦を落とした3位ドルトムント(勝ち点55)は、引き分け以上でCL出場権獲得となる。仮に敗れても2点差を付けられなければホッフェンハイムに上回られることはない中、前節を欠場した香川がベンチ入りを果たした。

▽ホッフェンハイムと同じ[3-4-3]で臨んだドルトムントは、3バックの中央にアカンジ、右にピシュチェク、左にシュメルツァーを配置。3トップには右からロイス、シュールレ、サンチョと並べた。

▽そのドルトムントが仕掛け、ホッフェンハイムがカウンターを狙う展開で推移する中、ドルトムントは15分にラファエウ・ゲレイロがミドルシュートで牽制。そして18分には決定機が訪れる。シャヒンのスルーパスをボックス左で受けたラファエウ・ゲレイロがシュート。しかし、GKバウマンにセーブされた。
▽対するホッフェンハイムの反撃は20分。クラマリッチがミドルシュートでゴールを脅かすと、26分に先制した。GKビュルキのキックミスを突いてボックス手前左のクラマリッチがシュートを蹴り込んだ。

▽ミスから痛い失点を喫したドルトムントは33分に同点のチャンス。ショートカウンターに転じ、ロイスのスルーパスを受けたシュールレが独走。GKと一対一となったが、シュートを枠の右に外してしまう。ハーフタイムにかけてはチャンスを生み出せず、前半を1点ビハインドのまま終えた。

▽後半はホッフェンハイムが良い流れで試合を進めていたが、58分にドルトムントが追いつく。ラファエウ・ゲレイロとのパス交換でロイスがボックス左に侵入し、巧みなトラップからシュートを流し込んだ。

▽しかし63分、3トップの連係で中央を突破したホッフェンハイムが勝ち越す。ウートがバイタルエリア中央でボールを受けてクラマリッチへ。クラマリッチのスルーパスをボックス中央で受けたサライがチップキックシュートでGKとの一対一を制した。さらに73分、FKの流れからカデラベクがボレーで蹴り込み、ホッフェンハイムが3-1と一気に突き放した。

▽2点差を付けられ、このままではホッフェンハイムに順位で逆転されてしまうドルトムントはシュールレに代えて香川を最前線に投入。しかし、チャンスを作れず時間が経過。暗雲が垂れ込めたが、他会場のレバークーゼンがハノーファーに1点を返されたことで3-1となり、4位の座が安泰に。

▽これを受けてドルトムントは終了間際にGKビュルキに代えて今季限りで引退するGKヴァイデンフェラーを投入。直後にタイムアップを迎え、ホッフェンハイムとドルトムントが揃って来季のCL出場を決めている。

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