横浜FMvsG大阪は痛み分け…バースデー復帰GK東口好守連発&藤本先制弾も天野FK弾炸裂《J1》
2018.05.12 21:10 Sat
▽明治安田生命J1リーグ第14節の横浜F・マリノスvsガンバ大阪が12日に日産スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
▽前節の北海道コンサドーレ札幌戦を0-2で落として3連勝を阻止された16位G大阪(勝ち点13)は、3-2で勝利した直近のルヴァン杯のサンフレッチェ広島戦からオ・ジェソク、菅沼、長沢以外のスタメン8名を変更。守護神はGK東口が務め、最終ラインに三浦、菅沼、ファビオ、中盤に藤春、オ・ジェソク、マテウス、今野、最前線に遠藤保仁、ファン・ウィジョ、長沢が入った。4月21日の第9節セレッソ大阪戦で顔面を骨折したGK東口にとっては、32歳の誕生日当日の復帰戦となった。
▽試合の序盤は横浜FMがペースを握る。6分、松原のスルーパスに抜け出した仲川が右サイドから入れたクロスをGK東口に跳ね返されると、ボックス手前の山中がこぼれ球を拾う。山中の放ったミドルシュートはGK東口に阻まれたものの、積極的なプレーでG大阪ゴールを脅かした。
▽横浜FMはさらに20分、扇原の自陣からのロングパスに山中が抜け出す。ボックス左まで侵攻して折り返したクロスはG大阪DFにブロックされるが、こぼれ球に自ら反応。しかし、再び供給したクロスに反応した大津とウーゴ・ヴィエイラが被ってしまい、決定機を逃すこととなった。
▽その後も横浜FMの流れが途切れない中、G大阪のGK東口がゴールを死守。43分、ボックス手前中央の山中が放った強烈なミドルシュートをキャッチすれば、45分にはボックス左に抜け出したウーゴ・ヴィエイラからスライディングでボールを奪取してみせ、ゴールレスで試合を折り返すこととなった。
▽G大阪は、ハーフタイム中に選手交代を敢行する。今野に代えて藤本を起用。攻撃的なカードとして投入された藤本はトップ下の位置に入り、遠藤保仁はボランチにポジションを下げることとなった。
▽すると52分、その藤本が指揮官の起用に応える活躍を披露する。自陣内で遠藤保仁のパスを受けた藤本は、左サイドをオーバーラップする藤春へのスルーパスではなくロングシュートを選択。これが飛び出していたGK飯倉の頭上を越え、ゴールに吸い込まれG大阪が先制に成功する。古巣戦の藤本にとってはこれが今シーズンの初ゴールとなった。
▽スコアをイーブンに戻したい横浜FMは素早い連係から得点を目指すが、G大阪の厳しいチェックに遭い、なかなかゴールに迫ることができない。それでも61分、ボックス手前左でFKを獲得すると、キッカーの天野が左足でゴール左上隅を射抜く。美しい軌道のシュートに再三の好守をみせていた東口の反応も及ばず、試合は振り出しに。
▽追いつかれたG大阪は、63分にファン・ウィジョに代えて倉田を投入。フレッシュな選手の起用で、勝ち越し点を奪いにいく。すると68分、その倉田がボックス右に侵攻して左足を振り抜いたが、枠を捉えることはできなかった。
▽ややシュートを浴びる回数が増えてきた横浜FMは、70分に2枚替えを敢行する。ウーゴ・ヴィエイラ、大津に代えてオリヴィエ・ブマル、遠藤渓太を起用。対するG大阪も最後のカードを切り、長沢に代えて中村を送り出す。
▽横浜FMは76分、ボックス左に抜け出した遠藤渓太のクロスにニアの仲川が頭で合わせる。しかし、うまくミートできず、シュートは枠を捉えない。
▽83分にも横浜FMにビッグチャンス。左サイドの山中がクロスを供給すると、ボックス内の扇原がボレーシュートを放つ。しかし、シュートは仲川の背中に当たり、得点とはならない。
▽結局、両クラブとも追加点を奪えないまま試合が終了。この結果、横浜FMは3試合勝ちなしに。G大阪は連敗こそ回避したものの2試合勝ちなしとなった。
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▽リーグ2試合勝ちのない15位横浜FM(勝ち点13)は、2-4で敗北した直近のYBCルヴァンカップ、ベガルタ仙台戦からスタメンを総入れ替え。最後尾にGK飯倉を据え、最終ラインにミロシュ・デゲネク、中澤、山中、松原、中盤に喜田、扇原、天野、最前線にウーゴ・ヴィエイラ、大津、仲川を起用した。▽試合の序盤は横浜FMがペースを握る。6分、松原のスルーパスに抜け出した仲川が右サイドから入れたクロスをGK東口に跳ね返されると、ボックス手前の山中がこぼれ球を拾う。山中の放ったミドルシュートはGK東口に阻まれたものの、積極的なプレーでG大阪ゴールを脅かした。
▽横浜FMはさらに20分、扇原の自陣からのロングパスに山中が抜け出す。ボックス左まで侵攻して折り返したクロスはG大阪DFにブロックされるが、こぼれ球に自ら反応。しかし、再び供給したクロスに反応した大津とウーゴ・ヴィエイラが被ってしまい、決定機を逃すこととなった。
▽32分、またしても横浜FMにチャンス。右サイドを抜け出した仲川がボックス右まで侵攻して右足を振り抜く。しかし、またしてもGK東口の好守に阻まれ、ネットを揺らすことはできない。
▽その後も横浜FMの流れが途切れない中、G大阪のGK東口がゴールを死守。43分、ボックス手前中央の山中が放った強烈なミドルシュートをキャッチすれば、45分にはボックス左に抜け出したウーゴ・ヴィエイラからスライディングでボールを奪取してみせ、ゴールレスで試合を折り返すこととなった。
▽G大阪は、ハーフタイム中に選手交代を敢行する。今野に代えて藤本を起用。攻撃的なカードとして投入された藤本はトップ下の位置に入り、遠藤保仁はボランチにポジションを下げることとなった。
▽すると52分、その藤本が指揮官の起用に応える活躍を披露する。自陣内で遠藤保仁のパスを受けた藤本は、左サイドをオーバーラップする藤春へのスルーパスではなくロングシュートを選択。これが飛び出していたGK飯倉の頭上を越え、ゴールに吸い込まれG大阪が先制に成功する。古巣戦の藤本にとってはこれが今シーズンの初ゴールとなった。
▽スコアをイーブンに戻したい横浜FMは素早い連係から得点を目指すが、G大阪の厳しいチェックに遭い、なかなかゴールに迫ることができない。それでも61分、ボックス手前左でFKを獲得すると、キッカーの天野が左足でゴール左上隅を射抜く。美しい軌道のシュートに再三の好守をみせていた東口の反応も及ばず、試合は振り出しに。
▽追いつかれたG大阪は、63分にファン・ウィジョに代えて倉田を投入。フレッシュな選手の起用で、勝ち越し点を奪いにいく。すると68分、その倉田がボックス右に侵攻して左足を振り抜いたが、枠を捉えることはできなかった。
▽ややシュートを浴びる回数が増えてきた横浜FMは、70分に2枚替えを敢行する。ウーゴ・ヴィエイラ、大津に代えてオリヴィエ・ブマル、遠藤渓太を起用。対するG大阪も最後のカードを切り、長沢に代えて中村を送り出す。
▽横浜FMは76分、ボックス左に抜け出した遠藤渓太のクロスにニアの仲川が頭で合わせる。しかし、うまくミートできず、シュートは枠を捉えない。
▽83分にも横浜FMにビッグチャンス。左サイドの山中がクロスを供給すると、ボックス内の扇原がボレーシュートを放つ。しかし、シュートは仲川の背中に当たり、得点とはならない。
▽結局、両クラブとも追加点を奪えないまま試合が終了。この結果、横浜FMは3試合勝ちなしに。G大阪は連敗こそ回避したものの2試合勝ちなしとなった。
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