神戸との打ち合いを制した湘南がPOへ望みをつなぐ! 前回対戦のリベンジを果たした鳥栖がダービでルヴァン初勝利!!《YBCルヴァンカップ》
2018.05.09 22:00 Wed
▽2018 Jリーグ YBCルヴァンカップのグループD第5節の2試合が9日に行われた。
▽ノエビアスタジアム神戸で行われたヴィッセル神戸(3勝1分け/1位)vs湘南ベルマーレ(1勝1分け2敗/3位)は、3-4で湘南が勝利した。
▽敗戦でもプレーオフステージ進出の可能性がある神戸と、プレーオフステージ進出へ望みをつなぎたい湘南の一戦。序盤からハイプレスを仕掛ける湘南は5分、相手陣内左サイドでボールをカットした表原がドリブルでボックス左まで持ち上がりシュート。
▽ポゼッションサッカーを掲げる神戸に対し、ハイプレスがハマった湘南は21分に決定機。ボックス左手前でパスを受けた野田隆がカットインからシュートを放つと、相手DFにディフレクトしGK前川の反応が遅れたが、ボールは右ポストを直撃した。
▽なかなか攻撃のリズムが作れなかった神戸だが、29分に先手を取る。味方とのワンツーでボックス右まで侵攻した松下がクロスを供給。レアンドロに当たったこぼれ球をアンドレ・バイアがクリアするも、再びレアンドロに当たったボールがゴールへ。これはGK後藤が弾くも、こぼれ球が齊藤に当たりそのままゴールに吸い込まれた。
▽迎えた後半、1点を追う神戸は北本を下げて那須を投入。さらに54分、野田樹を下げて増山をピッチに送り込んだ。しかし、再びスコアを動かしたのは湘南だった。56分、ドリブルでボックス右深くまで侵入した金子の折り返しをゴール前で受けた野田隆が素早いターンから左足を振り抜くと、このシュートがゴールに突き刺さった。
▽反撃に出たい神戸は59分、バイタルエリアでボールを受けた増山のパスでゴール前に抜け出したレアンドロがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。それでも神戸は72分、松下の左CKをレアンドロがヘディングで流し込み、反撃の狼煙を上げる。
▽しかし、直後の73分に湘南は右サイドでボールキープした石原がドリブルでボックス右から侵入。マイナスの折り返しを供給すると、宮の股を抜いたボールを最後は梅崎が押し込み、再びリードを広げた。
▽試合終盤、やや疲れの見え始めた湘南に対して猛攻をかける神戸は93分、バイタルエリア右でパスを受けた増山が鋭い仕掛けからボックス右まで侵攻。冷静にゴールネットを揺らしたが、反撃はここまで。4-3で打ち合いを制した湘南が、ルヴァンカップ4試合ぶりの白星でプレーオフステージ進出へ望みを繋いだ。一方、敗戦した神戸だが、グループ2位以内が確定し、プレーオフラウンド進出が決まった。
▽そして、グループDのもう1試合、ベストアメニティスタジアムで行われたサガン鳥栖(0勝1分け3敗/4位)vsV・ファーレン長崎(2勝1分け1敗/2位)の九州ダービーは、2-1で鳥栖が勝利した。
▽試合が動いたのは34分、小野のスルーパスに反応した河野がボックス内で島田に倒されPKを獲得。河野のPKはGK増田が右手一本で弾くも、こぼれ球に反応した石井が左足で蹴り込み、鳥栖が先制に成功した。
▽迎えた後半、1点を追う長崎は幸野を下げてベン・ハロランを投入。対する鳥栖は67分に河野をさげて池田をピッチに送り出した。
▽すると71分、再びスコアを動かしたのは鳥栖。右サイドからカットインした石井がボックス右に切り込むと、ボックス内で田代に倒されPKを獲得。このPKを小野がゴール右隅に確実に決め、鳥栖が待望の追加点を奪った。
▽リードを広げられた長崎は84分に反撃。スローインをボックス左で平松が落とすと、これを受けた碓井が加藤に倒され、PKを獲得。このPKを碓井がゴール中央に決め、1点を返した。
▽結局、試合はそのまま2-1で終了。ホーム開催のダービーで前回対戦のリベンジを果たした鳥栖が、ルヴァンカップ初勝利を飾った。
ヴィッセル神戸 3-4 湘南ベルマーレ
【神戸】
OG(前29)
レアンドロ(後27)
増山朝陽(後47)
【湘南】
アンドレ・バイア(前33)
表原玄太(前35)
野田隆之介(後11)
梅崎司(後28)
サガン鳥栖 2-1 V・ファーレン長崎
【鳥栖】
石井快征(前34)
小野裕二(後26)
【長崎】
碓井鉄平(後39)
▽ノエビアスタジアム神戸で行われたヴィッセル神戸(3勝1分け/1位)vs湘南ベルマーレ(1勝1分け2敗/3位)は、3-4で湘南が勝利した。
▽ポゼッションサッカーを掲げる神戸に対し、ハイプレスがハマった湘南は21分に決定機。ボックス左手前でパスを受けた野田隆がカットインからシュートを放つと、相手DFにディフレクトしGK前川の反応が遅れたが、ボールは右ポストを直撃した。
▽なかなか攻撃のリズムが作れなかった神戸だが、29分に先手を取る。味方とのワンツーでボックス右まで侵攻した松下がクロスを供給。レアンドロに当たったこぼれ球をアンドレ・バイアがクリアするも、再びレアンドロに当たったボールがゴールへ。これはGK後藤が弾くも、こぼれ球が齊藤に当たりそのままゴールに吸い込まれた。
▽先制を許した湘南だが、すぐさま反撃に転じる。33分、梅崎の左CKをアンドレ・バイアがヘディングでゴール左に流し込んだ。さらに直後の35分には、野田隆とのパス交換でボックス左に侵入した表原が冷静にゴール右隅に流し込み、逆転に成功した。
▽迎えた後半、1点を追う神戸は北本を下げて那須を投入。さらに54分、野田樹を下げて増山をピッチに送り込んだ。しかし、再びスコアを動かしたのは湘南だった。56分、ドリブルでボックス右深くまで侵入した金子の折り返しをゴール前で受けた野田隆が素早いターンから左足を振り抜くと、このシュートがゴールに突き刺さった。
▽反撃に出たい神戸は59分、バイタルエリアでボールを受けた増山のパスでゴール前に抜け出したレアンドロがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。それでも神戸は72分、松下の左CKをレアンドロがヘディングで流し込み、反撃の狼煙を上げる。
▽しかし、直後の73分に湘南は右サイドでボールキープした石原がドリブルでボックス右から侵入。マイナスの折り返しを供給すると、宮の股を抜いたボールを最後は梅崎が押し込み、再びリードを広げた。
▽試合終盤、やや疲れの見え始めた湘南に対して猛攻をかける神戸は93分、バイタルエリア右でパスを受けた増山が鋭い仕掛けからボックス右まで侵攻。冷静にゴールネットを揺らしたが、反撃はここまで。4-3で打ち合いを制した湘南が、ルヴァンカップ4試合ぶりの白星でプレーオフステージ進出へ望みを繋いだ。一方、敗戦した神戸だが、グループ2位以内が確定し、プレーオフラウンド進出が決まった。
▽そして、グループDのもう1試合、ベストアメニティスタジアムで行われたサガン鳥栖(0勝1分け3敗/4位)vsV・ファーレン長崎(2勝1分け1敗/2位)の九州ダービーは、2-1で鳥栖が勝利した。
▽試合が動いたのは34分、小野のスルーパスに反応した河野がボックス内で島田に倒されPKを獲得。河野のPKはGK増田が右手一本で弾くも、こぼれ球に反応した石井が左足で蹴り込み、鳥栖が先制に成功した。
▽迎えた後半、1点を追う長崎は幸野を下げてベン・ハロランを投入。対する鳥栖は67分に河野をさげて池田をピッチに送り出した。
▽すると71分、再びスコアを動かしたのは鳥栖。右サイドからカットインした石井がボックス右に切り込むと、ボックス内で田代に倒されPKを獲得。このPKを小野がゴール右隅に確実に決め、鳥栖が待望の追加点を奪った。
▽リードを広げられた長崎は84分に反撃。スローインをボックス左で平松が落とすと、これを受けた碓井が加藤に倒され、PKを獲得。このPKを碓井がゴール中央に決め、1点を返した。
▽結局、試合はそのまま2-1で終了。ホーム開催のダービーで前回対戦のリベンジを果たした鳥栖が、ルヴァンカップ初勝利を飾った。
ヴィッセル神戸 3-4 湘南ベルマーレ
【神戸】
OG(前29)
レアンドロ(後27)
増山朝陽(後47)
【湘南】
アンドレ・バイア(前33)
表原玄太(前35)
野田隆之介(後11)
梅崎司(後28)
サガン鳥栖 2-1 V・ファーレン長崎
【鳥栖】
石井快征(前34)
小野裕二(後26)
【長崎】
碓井鉄平(後39)
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