4位スパーズが最下位WBAに土壇場被弾で痛恨の敗戦…WBAは試合終了時点での降格回避も18位セインツ勝利で今節降格へ《プレミアリーグ》
2018.05.06 01:08 Sun
▽プレミアリーグ第37節、WBAvsトッテナムが5日にザ・ホーソンズで行われ、ホームのWBAが1-0で勝利した。
▽一方、マンチェスター・ユナイテッドに勝利、リバプールにドローと直近4試合負けなしの最下位WBA(勝ち点28)。だが、1試合消化が少ない17位スウォンジー(勝ち点33)との勝ち点差は「5」と、今節勝利を逃した瞬間に2009-10シーズン以来のチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が決定する崖っぷちの状況で今季ホーム最終戦に臨んだ。
▽この試合に勝てなければ降格が決定するWBAだが、立ち上がりから自陣に引いてブロックを形成する、やや消極的な戦い方に終始。これに対して80パーセント近いボール支配率で相手を押し込むトッテナムはエリクセンを起点に相手の堅牢なブロック攻略を狙う。
▽ブロックの前でボールを動かすものの、サイドに広げても無理にプレッシャーをかけてこない相手守備に手をトッテナム。それでも、24分にボックス手前左でパスを受けたワニャマがゴール右上隅を狙ったコントロールシュートで最初の決定機を創出。さらに、30分にはトリッピアーのスルーパスに抜け出したゴール右のケインに決定機もこれはGKフォスターの好守に遭う。直後にもエリクセンのFKから再びケインがヘディングシュートでゴールに迫るが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、同時刻開催で17位スウォンジーがリードされていることからモチベーションが高まり、攻勢も予想されたWBAだが、前半と変わらず自陣にこもって失点を避ける戦い方を継続する。
▽対してトッテナムは3バックの両脇が積極的に攻撃参加をみせ、力業でゴールをこじ開けに行く。54分にはカウンターから3選手の絡みでデレ・アリのラストパスに反応したラメラがゴール前で絶好機を迎えるが、ここはトラップ際をGKフォスターに見事な飛び出しで阻止される。続く62分にはボックス手前中央で得たFKをエリクセンが枠の左隅に飛ばすが、ここは再びフォスターのファインセーブで阻まれる。
▽こう着状態が続く中、トッテナムは67分にデレ・アリを下げてソン・フンミンを投入。一方、WBAは74分にロンドンを下げてスタリッジをピッチに送り出す。すると74分にはWBAのFKの場面で左サイドのヘガジが頭で折り返したボールをゴール前のケインがクリアミス。このボールがゴールに向かうが、ここはGKロリスが圧巻のレスポンスで枠外に弾き出し、事なきを得た。
▽その後、互いに交代カードを使い切った中、トップ4確定に向けて勝利がほしいトッテナムはラメラに代えてルーカス・モウラ、足首を痛めたヴェルトンゲンに代えてジョレンテを投入。より攻撃的な[4-4-2]に布陣を変更した。だが、なかなか決定機を作れずにいると、5分が与えられたアディショナルタイムに劇的な展開が待っていた。
▽92分、WBAが土壇場で左CKを得ると、ヘガジの打点の高いヘディングシュートからゴール前に混戦が生まれると、ワニャマと交錯したリバモアが身体に当てたボールがゴールネットに吸い込まれ、ホームチームに劇的な決勝点が生まれた。そして、試合はこのままタイムアップ。最下位WBAの驚異的な粘りに屈したトッテナムは痛恨の敗戦となり、明日行われる試合でチェルシーがリバプールに勝利した場合、勝ち点2差に縮められる窮地となった。一方、WBAは同時刻開催の試合でスウォンジーが敗れたことで試合終了時点での降格を回避した。ただ、同日行われる試合でサウサンプトンが勝利した場合、今節での降格となる。
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▽前節、ワトフォードを相手に2-0で勝利し公式戦4試合ぶりの白星を手にした4位トッテナム(勝ち点71)は、5位チェルシー(勝ち点66)との勝ち点差5をキープ。翌日にそのチェルシーが3位リバプール(勝ち点72)との潰し合いに臨むため、きっちり連勝を飾ってプレッシャーをかけたいところ。ポチェッティーノ監督はこの一戦に向けて先発4人を変更。エリック・ダイアーとベン・デイビスに代わってアルデルヴァイレルトとローズ、足首のケガでメンバー外のデンベレに代えてワニャマ、ソン・フンミンに代わってラメラを起用。システムを[3-4-3]に変更した。▽この試合に勝てなければ降格が決定するWBAだが、立ち上がりから自陣に引いてブロックを形成する、やや消極的な戦い方に終始。これに対して80パーセント近いボール支配率で相手を押し込むトッテナムはエリクセンを起点に相手の堅牢なブロック攻略を狙う。
▽ブロックの前でボールを動かすものの、サイドに広げても無理にプレッシャーをかけてこない相手守備に手をトッテナム。それでも、24分にボックス手前左でパスを受けたワニャマがゴール右上隅を狙ったコントロールシュートで最初の決定機を創出。さらに、30分にはトリッピアーのスルーパスに抜け出したゴール右のケインに決定機もこれはGKフォスターの好守に遭う。直後にもエリクセンのFKから再びケインがヘディングシュートでゴールに迫るが、これはわずかに枠の左に外れる。
▽その後も同様のクローズな展開が続く中、前半終了間際にはWBAがセットプレーで2度ほどチャンスを作るが、ゴール右でジェイ・ロドリゲスが入れた際どいクロスはDFアルデルヴァイレルトの好クリアに阻まれ、前半はやや見せ場の少ないゴールレスで終了した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半、同時刻開催で17位スウォンジーがリードされていることからモチベーションが高まり、攻勢も予想されたWBAだが、前半と変わらず自陣にこもって失点を避ける戦い方を継続する。
▽対してトッテナムは3バックの両脇が積極的に攻撃参加をみせ、力業でゴールをこじ開けに行く。54分にはカウンターから3選手の絡みでデレ・アリのラストパスに反応したラメラがゴール前で絶好機を迎えるが、ここはトラップ際をGKフォスターに見事な飛び出しで阻止される。続く62分にはボックス手前中央で得たFKをエリクセンが枠の左隅に飛ばすが、ここは再びフォスターのファインセーブで阻まれる。
▽こう着状態が続く中、トッテナムは67分にデレ・アリを下げてソン・フンミンを投入。一方、WBAは74分にロンドンを下げてスタリッジをピッチに送り出す。すると74分にはWBAのFKの場面で左サイドのヘガジが頭で折り返したボールをゴール前のケインがクリアミス。このボールがゴールに向かうが、ここはGKロリスが圧巻のレスポンスで枠外に弾き出し、事なきを得た。
▽その後、互いに交代カードを使い切った中、トップ4確定に向けて勝利がほしいトッテナムはラメラに代えてルーカス・モウラ、足首を痛めたヴェルトンゲンに代えてジョレンテを投入。より攻撃的な[4-4-2]に布陣を変更した。だが、なかなか決定機を作れずにいると、5分が与えられたアディショナルタイムに劇的な展開が待っていた。
▽92分、WBAが土壇場で左CKを得ると、ヘガジの打点の高いヘディングシュートからゴール前に混戦が生まれると、ワニャマと交錯したリバモアが身体に当てたボールがゴールネットに吸い込まれ、ホームチームに劇的な決勝点が生まれた。そして、試合はこのままタイムアップ。最下位WBAの驚異的な粘りに屈したトッテナムは痛恨の敗戦となり、明日行われる試合でチェルシーがリバプールに勝利した場合、勝ち点2差に縮められる窮地となった。一方、WBAは同時刻開催の試合でスウォンジーが敗れたことで試合終了時点での降格を回避した。ただ、同日行われる試合でサウサンプトンが勝利した場合、今節での降格となる。
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