【J1ピックアッププレビュー】至高の“ポゼッションサッカー”対決を制し、下位脱出の糸口を掴むのは《名古屋vs横浜FM》
2018.05.04 19:40 Fri
▽5日、明治安田生命J1リーグ第13節が開催される。豊田スタジアムでは名古屋グランパスvs横浜F・マリノスが行われる。
◆結果が欲しい両者
▽風間八宏監督の下で攻撃サッカーを標榜し、J1復帰年を戦う名古屋。対する横浜FMもアンジェ・ポステコグルー監督に導かれ、Jリーグでは類を見ないポゼッションサッカーに取り組んでいる。
▽攻撃サッカーを体現する両者だが、今シーズンのJ1ではボトム3に位置。下位から脱出を目指す両者にとっては“シックスポインター”となる。
◆ついにトンネルを抜け出せるか~名古屋グランパス~
▽前節はホームでセレッソ大阪と対戦。劣悪なコンディションの中、0-0のゴールレスドローで90分を終え、8連敗をストップさせた。
▽攻撃サッカーを体現することはできなかったが、J屈指の攻撃陣を誇るC大阪を相手に、雨風が強く、ピッチ状態も悪い中でのクリーンシートはチームにとって少なからず自信となるはずだ。前回勝ち点を得た第3節以来の無失点。得点を許さなければ勝ち点1は最低でも手にできるだけに、攻撃サッカーを掲げながらも守備陣の働きが重要となる。
◆波に乗ることができない船乗り~横浜F・マリノス~
▽前節はホームにジュビロ磐田を迎えて戦った横浜FM。相手選手の暴力行為が起こるなど試合以外の部分で注目が集まったが、試合は3-1で完敗。良いプレーを見せることができなかった。
▽今シーズンから取り組んでいるポゼッションサッカーは磐田戦でも披露されたが、決定機は多く作れず。さらに、先月21日の湘南ベルマーレ戦でも見られたように、ボックス外に飛び出たGK飯倉大樹の頭上を越すロングシュートを田口泰士に決められた。連戦の影響もあるのか、ボール回しのところや判断ミスも散見されるようになり、苦しい時期が続く。
▽それでも、ポゼッションサッカーは徐々にチームに浸透。サイドを使った攻撃も機能しているが、ゴール数はウーゴ・ヴィエイラが7得点を挙げるも、その他の選手は1得点が最高。ゴールを奪う形をいかに作ることができるか、攻撃対決で真価が求められる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆名古屋グランパス[4-4-2]
DF:菅原由勢、新井一耀、ホーシャ、櫛引一紀
MF:青木亮太、宮原和也、小林裕紀、和泉竜司
FW:ガブリエル・シャビエル、ジョー
監督:風間八宏
出場停止:長谷川アーリアジャスール
▽前節からのメンバー変更は1人と予想。出場停止となる長谷川アーリアジャスールに代えて、小林裕紀が先発すると見る。ガブリエル・シャビエル、ジョーの2トップは変わらず、青木亮太、和泉竜司の両サイドからの攻撃で横浜FMのハイラインの裏を狙う戦いか。ポゼッションサッカーでイニシアチブを握りたい。
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
DF:松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔
MF:大津祐樹、喜田拓也、天野純
FW:遠藤渓太、ウーゴ・ヴィエイラ、ユン・イルロク
監督:アンジェ・ポステコグルー
▽完敗した前節からは大きくメンバー変更があると予想する。主力でありチーム得点王であるウーゴ・ヴィエイラや右サイドバックのレギュラーである松原健、センターバックのミロシュ・デゲネクらは復帰すると予想。また、中盤には喜田拓也、大津祐樹が復帰するとみる。前節頭部を負傷した飯倉大樹の出場可否はチームスタイルにも大きな影響を及ぼすだろう。欠場となれば、GK杉本大地が先発するだろう。
【注目選手】
◆MFガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス)
◆MF天野純(横浜F・マリノス)
◆J1屈指のポゼッション対決を制するのは
▽両チームの特徴は指揮官が掲げる“ポゼッションサッカー”だ。互いに攻撃に比重を置くスタイルなだけに、連休中、さらにこどもの日として多くスタジアムに足を運ぶであろうサッカー少年・少女にとっては、楽しい試合になると予想される。
▽ボールを繋ぐことをポゼッションと思いがちだが、あくまでもポゼッションサッカーのゴールは得点を奪うこと。ゴールへ向かう姿勢だけでなく、しっかりとネットを揺らすことが両チームには求められる。
▽ここまで日本人選手がゴールを挙げていない名古屋、ウーゴ・ヴィエイラ1人にゴールが偏っている横浜FMと、両チームの助っ人の活躍にも注目。しかし、チームプレーが重要となるポゼッションサッカーにおいては、周りを固める日本人選手の活躍も必要不可欠だ。
▽J1屈指のポゼッションサッカーを制するのはどちらか。試合は5日(土)の19時にキックオフを迎える。
◆結果が欲しい両者
▽風間八宏監督の下で攻撃サッカーを標榜し、J1復帰年を戦う名古屋。対する横浜FMもアンジェ・ポステコグルー監督に導かれ、Jリーグでは類を見ないポゼッションサッカーに取り組んでいる。
◆ついにトンネルを抜け出せるか~名古屋グランパス~
▽前節はホームでセレッソ大阪と対戦。劣悪なコンディションの中、0-0のゴールレスドローで90分を終え、8連敗をストップさせた。
▽攻撃サッカーを体現することはできなかったが、J屈指の攻撃陣を誇るC大阪を相手に、雨風が強く、ピッチ状態も悪い中でのクリーンシートはチームにとって少なからず自信となるはずだ。前回勝ち点を得た第3節以来の無失点。得点を許さなければ勝ち点1は最低でも手にできるだけに、攻撃サッカーを掲げながらも守備陣の働きが重要となる。
▽守備がゼロに抑えられたのであれば、次は攻撃。外国人選手しか得点をしていないという残念な状況を抜け出せるのか。撃ち合いも考えられる今節は、しっかりと勝ち点3を挙げたいところだ。
◆波に乗ることができない船乗り~横浜F・マリノス~
▽前節はホームにジュビロ磐田を迎えて戦った横浜FM。相手選手の暴力行為が起こるなど試合以外の部分で注目が集まったが、試合は3-1で完敗。良いプレーを見せることができなかった。
▽今シーズンから取り組んでいるポゼッションサッカーは磐田戦でも披露されたが、決定機は多く作れず。さらに、先月21日の湘南ベルマーレ戦でも見られたように、ボックス外に飛び出たGK飯倉大樹の頭上を越すロングシュートを田口泰士に決められた。連戦の影響もあるのか、ボール回しのところや判断ミスも散見されるようになり、苦しい時期が続く。
▽それでも、ポゼッションサッカーは徐々にチームに浸透。サイドを使った攻撃も機能しているが、ゴール数はウーゴ・ヴィエイラが7得点を挙げるも、その他の選手は1得点が最高。ゴールを奪う形をいかに作ることができるか、攻撃対決で真価が求められる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆名古屋グランパス[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ランゲラックDF:菅原由勢、新井一耀、ホーシャ、櫛引一紀
MF:青木亮太、宮原和也、小林裕紀、和泉竜司
FW:ガブリエル・シャビエル、ジョー
監督:風間八宏
出場停止:長谷川アーリアジャスール
▽前節からのメンバー変更は1人と予想。出場停止となる長谷川アーリアジャスールに代えて、小林裕紀が先発すると見る。ガブリエル・シャビエル、ジョーの2トップは変わらず、青木亮太、和泉竜司の両サイドからの攻撃で横浜FMのハイラインの裏を狙う戦いか。ポゼッションサッカーでイニシアチブを握りたい。
◆横浜F・マリノス[4-3-3]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:飯倉大樹DF:松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔
MF:大津祐樹、喜田拓也、天野純
FW:遠藤渓太、ウーゴ・ヴィエイラ、ユン・イルロク
監督:アンジェ・ポステコグルー
▽完敗した前節からは大きくメンバー変更があると予想する。主力でありチーム得点王であるウーゴ・ヴィエイラや右サイドバックのレギュラーである松原健、センターバックのミロシュ・デゲネクらは復帰すると予想。また、中盤には喜田拓也、大津祐樹が復帰するとみる。前節頭部を負傷した飯倉大樹の出場可否はチームスタイルにも大きな影響を及ぼすだろう。欠場となれば、GK杉本大地が先発するだろう。
【注目選手】
◆MFガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽連敗を止めたものの、白星を掴みたい名古屋の注目選手はガブリエル・シャビエルだ。負傷離脱中にチームが連敗、復帰後もチームを復調させられず連敗は8に伸びた。それでも攻撃のタクトを振るうガブリエル・シャビエルの存在は重要だ。久々の勝利へ。“魔法使い”の力を見せたい。◆MF天野純(横浜F・マリノス)
(C)CWS Brains,LTD.
▽横浜FMの注目選手は天野純だ。横浜FMのポゼッションサッカーにおいて、欠かせない存在の天野。今シーズンはボランチでも起用されたが、やはり1つ前のポジションでの起用が本来の良さを出せる。前々節の鹿島アントラーズ戦ではかつてのエース・中村俊輔(ジュビロ磐田)を彷彿とさせる直接FKを沈めるなど、得点にも絡み出した天野。チーム浮上のカギを握るレフティに注目だ。◆J1屈指のポゼッション対決を制するのは
▽両チームの特徴は指揮官が掲げる“ポゼッションサッカー”だ。互いに攻撃に比重を置くスタイルなだけに、連休中、さらにこどもの日として多くスタジアムに足を運ぶであろうサッカー少年・少女にとっては、楽しい試合になると予想される。
▽ボールを繋ぐことをポゼッションと思いがちだが、あくまでもポゼッションサッカーのゴールは得点を奪うこと。ゴールへ向かう姿勢だけでなく、しっかりとネットを揺らすことが両チームには求められる。
▽ここまで日本人選手がゴールを挙げていない名古屋、ウーゴ・ヴィエイラ1人にゴールが偏っている横浜FMと、両チームの助っ人の活躍にも注目。しかし、チームプレーが重要となるポゼッションサッカーにおいては、周りを固める日本人選手の活躍も必要不可欠だ。
▽J1屈指のポゼッションサッカーを制するのはどちらか。試合は5日(土)の19時にキックオフを迎える。
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