大迫先発のケルン、フライブルクとの残留争いに敗れて5季ぶり降格《ブンデスリーガ》

2018.04.29 00:42 Sun
Getty Images
▽ケルンは28日、ブンデスリーガ第32節でフライブルクとのアウェイ戦に臨み、2-3で敗れた。ケルンのFW大迫勇也は79分までプレーしている。
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▽前節シャルケ戦を2-2の引き分けに持ち込んだものの、残り3試合を全勝しても上位陣の結果次第で5シーズンぶりの降格となる最下位ケルン(勝ち点22)は、前節9試合ぶりにスタメンを外れ、不出場となった大迫が先発に復帰した。
▽5連敗中で16位に沈むフライブルク(勝ち点30)に対し、ケルンは[5-2-3]を採用し、大迫が2シャドーの一角に入った。立ち上がりからフライブルクのサイドを起点とした攻撃に押し込まれたケルンは、14分に失点する。左サイドからのギュンターのクロスをニアのペデルセンにヘディングで合わせられた。

▽さらに22分、左サイドを突破したペデルセンにボックス内への進入を許すと、ヘーガーが倒し、PKを献上。しかし、キッカーを務めたギュンターの枠の右を狙ったグラウンダーのシュートはGKホルンがセーブし、1点差を保った。

▽劣勢のケルンは26分、左サイドからのクロスにテローデがヘディングで合わせるも、シュートはわずかに枠の左に外れてしまう。しかし、ハーフタイムにかけてはチャンスを生み出せず、劣勢のまま前半を終えた。
▽そして後半開始7分に追加点を許す。相手GKのロングボールが流れると、ボックス左のペデルセンのもとへ。ハインツと入れ替わったペデルセンにGKホルンがかわされて無人のゴールにシュートを流し込まれた。

▽残留のためには3点が必要となった絶望的状況のケルンは、63分に2枚代えを敢行。コルドバとコジエロの両アタッカーを投入した。それでも流れを変えられず、79分に大迫に代えてピサーロを投入した。

▽すると82分、ようやく1点を返す。右サイドからのアーリークロスをビッテンコートがボレーで蹴り込んだ。さらに87分、1点目と同じような形から試合を振り出しに戻す2ゴール目を奪う。右サイドからのリッセのアーリークロスにビッテンコートが今度はヘディングシュートで押し込んだ。

▽押せ押せムードのケルンだったが、追加タイム2分に終戦する。ゴール正面のFKからゴールエリア左のコッホに頭で折り返されると、最後はホーラーに押し込まれた。

▽直後にタイムアップとなり、ケルンは2-3で敗戦。5シーズンぶりの降格となった。

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