【プレミアリーグ第36節プレビュー】ヴェンゲル退任決定のアーセナルがユナイテッドと対戦! モウリーニョvsヴェンゲルの舌戦は見納めか
2018.04.27 18:00 Fri
▽優勝はマンチェスター・シティに決まり、注目はチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いと残留争いに絞られた。上位陣は残すところあと4試合となる中で、CL出場ラインの4位のトッテナムと5位のチェルシーとの勝ち点差は「5」に縮まった。一方で、消化試合が1試合多いながらも3位につけるリバプールは、チェルシーとの勝ち点差は「8」となっており、来季のCL出場権はほぼ手中に収めた形だ。
▽また、残留争いも熾烈を極めており、最下位WBAは17位のスウィンジーが勝利すれば結果に関わらず2部降格が決まる。勝ち点29で並ぶ19位のストーク・シティと18位のサウサンプトンも正念場だ。ことさらストークに関しては残り試合が3試合しかないため、結果次第では今節で降格が決まってしまう可能性もある。
▽今節の見どころはマンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルだ。2位のユナイテッド(勝ち点74)と6位のアーセナル(勝ち点57)は、勝敗は順位表に大きな変化をもたらすことはないものの、今季限りでの退任を発表したアーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督にとってリーグ戦最後のビッグマッチとなる。
▽ホームにアーセナルを迎え撃つユナイテッド。第34節では最下位WBAに敗れシティの優勝を後押ししてしまったが、直近のFAカップではトッテナムを下し2シーズンぶりの決勝進出を決めた。後につけるリバプールやトッテナムに追いつかれないためにも負けられない今節は、幾度もの“舌戦”を繰り広げてきたジョゼ・モウリーニョとヴェンゲル、両雄のプレミアラストマッチだ。
▽そのアーセナルはヨーロッパリーグ(EL)でアトレティコ・マドリーと対戦。前節ウェストハムとのロンドン・ダービーに快勝した勢いそのままに挑んだが、終盤に追いつかれドロー決着。ヴェンゲル監督に花を持たせるためにもEL制覇は喉から手が出るほど欲しいトロフィーだ。ユナイテッド戦は2ndレグに繋げるためのいわば前哨戦。勝利して弾みをつけたい。
▽3位のリバプール(勝ち点71)はホームで19位のストーク(勝ち点29)と対戦する。今季ホームで圧倒的な強さを誇るリバプールは、直近のCLローマ戦でもアンフィールドで5発大勝。2点のアウェイゴールを奪われたものの、2006-07シーズン以来の決勝進出をほぼ手中に収めた。CLに挟まれるストーク戦は主力を温存する可能性が高いが、それでもシティに次ぐ攻撃力を持つリバプールを最多失点のストークが止められるとは思えないが。
▽チェルシーが背後に近づいてきている4位のトッテナム(勝ち点68)はホームにワトフォードを迎え撃つ。第34節のシティ戦でリーグ戦無敗記録が「14」でストップし、翌節のブライトン戦もドロー。さらにFAカップ準決勝でも先制しながらもユナイテッドに逆転負けを喫し、公式戦3試合白星から遠ざかっている。残りのリーグ戦に向けてもこの辺でバウンスバックしたいところだ。
▽トップ4入りを諦めない5位のチェルシー(勝ち点63)は前節シティに大敗した17位スウォンジー(勝ち点33)とのアウェイ戦に臨む。FAカップ準決勝ではサウサンプトンを下し公式戦3連勝と、シーズン終盤にかけて調子を上げてきておりこの勢いのままスワンズを叩いて、次節リバプール戦に弾みをつけたい。
▽窮地に立つ18位のサウサンプトン(勝ち点29)はホームで11位のボーンマス(勝ち点38)と対戦。リーグ戦ここ8試合勝利がないセインツはFAカップでもチェルシーに完敗。黒星に加え失点も多く、ここで勝ち点を得られなければ11-12シーズン以来の2部降格も現実味を帯びてくる。
▽最下位WBA(勝ち点25)はニューカッスルとのアウェイ戦に臨む。17位のスウォンジーとは勝ち点差「8」で絶望的な状況だが、リーグ戦ここ3試合は1勝2分。第34節ではユナイテッドから金星挙げるなど、10-11シーズンからプレミアで戦う粘り強さをここにきて発揮している。残り3試合、奇跡の残留に向けて意地を見せられるか。
◆プレミアリーグ第36節
▽4/28(土)
《20:30》
リバプール vs ストーク・シティ
《23:00》
ハダースフィールド vs エバートン
クリスタル・パレス vs レスター・シティ
サウサンプトン vs ボーンマス
ニューカッスル vs WBA
バーンリー vs ブライトン
《25:30》
スウォンジー vs チェルシー
▽4/29(日)
《22:15》
ウェストハム vs マンチェスター・シティ
《24:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
▽04/30(月)
《28:00》
トッテナム vs ワトフォード
▽また、残留争いも熾烈を極めており、最下位WBAは17位のスウィンジーが勝利すれば結果に関わらず2部降格が決まる。勝ち点29で並ぶ19位のストーク・シティと18位のサウサンプトンも正念場だ。ことさらストークに関しては残り試合が3試合しかないため、結果次第では今節で降格が決まってしまう可能性もある。
▽ホームにアーセナルを迎え撃つユナイテッド。第34節では最下位WBAに敗れシティの優勝を後押ししてしまったが、直近のFAカップではトッテナムを下し2シーズンぶりの決勝進出を決めた。後につけるリバプールやトッテナムに追いつかれないためにも負けられない今節は、幾度もの“舌戦”を繰り広げてきたジョゼ・モウリーニョとヴェンゲル、両雄のプレミアラストマッチだ。
▽そのアーセナルはヨーロッパリーグ(EL)でアトレティコ・マドリーと対戦。前節ウェストハムとのロンドン・ダービーに快勝した勢いそのままに挑んだが、終盤に追いつかれドロー決着。ヴェンゲル監督に花を持たせるためにもEL制覇は喉から手が出るほど欲しいトロフィーだ。ユナイテッド戦は2ndレグに繋げるためのいわば前哨戦。勝利して弾みをつけたい。
▽王者シティ(勝ち点90)はエティハド凱旋となった前節は残留争い真っ只中のスウォンジーを5発粉砕。最多勝ち点、最多得点に向けて驀進するシチズンズの相手は今節も残留を争う15位ウェストハム(勝ち点35)だ。勝てば一気に残留を決定づけられるため、貪欲に勝利を奪いにくるだろう。だがそれでもシティの圧倒的有利は揺るがない。
▽3位のリバプール(勝ち点71)はホームで19位のストーク(勝ち点29)と対戦する。今季ホームで圧倒的な強さを誇るリバプールは、直近のCLローマ戦でもアンフィールドで5発大勝。2点のアウェイゴールを奪われたものの、2006-07シーズン以来の決勝進出をほぼ手中に収めた。CLに挟まれるストーク戦は主力を温存する可能性が高いが、それでもシティに次ぐ攻撃力を持つリバプールを最多失点のストークが止められるとは思えないが。
▽チェルシーが背後に近づいてきている4位のトッテナム(勝ち点68)はホームにワトフォードを迎え撃つ。第34節のシティ戦でリーグ戦無敗記録が「14」でストップし、翌節のブライトン戦もドロー。さらにFAカップ準決勝でも先制しながらもユナイテッドに逆転負けを喫し、公式戦3試合白星から遠ざかっている。残りのリーグ戦に向けてもこの辺でバウンスバックしたいところだ。
▽トップ4入りを諦めない5位のチェルシー(勝ち点63)は前節シティに大敗した17位スウォンジー(勝ち点33)とのアウェイ戦に臨む。FAカップ準決勝ではサウサンプトンを下し公式戦3連勝と、シーズン終盤にかけて調子を上げてきておりこの勢いのままスワンズを叩いて、次節リバプール戦に弾みをつけたい。
▽窮地に立つ18位のサウサンプトン(勝ち点29)はホームで11位のボーンマス(勝ち点38)と対戦。リーグ戦ここ8試合勝利がないセインツはFAカップでもチェルシーに完敗。黒星に加え失点も多く、ここで勝ち点を得られなければ11-12シーズン以来の2部降格も現実味を帯びてくる。
▽最下位WBA(勝ち点25)はニューカッスルとのアウェイ戦に臨む。17位のスウォンジーとは勝ち点差「8」で絶望的な状況だが、リーグ戦ここ3試合は1勝2分。第34節ではユナイテッドから金星挙げるなど、10-11シーズンからプレミアで戦う粘り強さをここにきて発揮している。残り3試合、奇跡の残留に向けて意地を見せられるか。
◆プレミアリーグ第36節
▽4/28(土)
《20:30》
リバプール vs ストーク・シティ
《23:00》
ハダースフィールド vs エバートン
クリスタル・パレス vs レスター・シティ
サウサンプトン vs ボーンマス
ニューカッスル vs WBA
バーンリー vs ブライトン
《25:30》
スウォンジー vs チェルシー
▽4/29(日)
《22:15》
ウェストハム vs マンチェスター・シティ
《24:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs アーセナル
▽04/30(月)
《28:00》
トッテナム vs ワトフォード
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