FAが“聖地”ウェンブリー売却を検討か? フルアム&NFLジャガーズのオーナーと交渉中
2018.04.27 02:12 Fri
▽イングランドサッカー協会(FA)がフルアムと“聖地”ウェンブリー・スタジアムの売却交渉を行っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
▽『スカイ・スポーツ』の伝えるところによれば、現在FAは“サッカーの聖地”と評される同スタジアムに関して、フルアムとアメリカのプロアメリカンフットボールリーグ(NFL)に所属するジャクソンビル・ジャガーズのオーナーを務めるパキスタン人実業家シャヒド・カーン氏との間で売却交渉を行っているようだ。
▽カーン氏は現在、8億ポンド(約1217億円)を条件にウェンブリー購入を目指しており、購入に成功したあかつきにはジャガーズのイギリス開催試合の本拠地として同スタジアムを使用するプランを持っているという。
▽なお、フルアムは同じロンドンに25700人収容のクレイヴン・コテージをすでに持っており、今回のウェンブリー買収とは直接関連がないという。ただ、今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で自動昇格圏の2位カーディフと勝ち点1差の3位に位置する同クラブは来季プレミア昇格の可能性がある。仮に、プレミア復帰が果たされた場合、より集客が見込まれるビッグクラブとの対戦時にウェンブリー開催でホームゲームを戦うプランもあるようだ。
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▽2007年に完成した新ウェンブリーは、ロンドンにあるFA所有の最大9万人収容の大型スタジアムだ。現在は新スタジアム建設中のトッテナムが1年間の契約で借り本拠として使用しているほか、イングランド代表戦やFAカップ、EFLカップ、コミュニティ・シールドなど国内カップ戦の決勝戦の会場として活用されている。▽カーン氏は現在、8億ポンド(約1217億円)を条件にウェンブリー購入を目指しており、購入に成功したあかつきにはジャガーズのイギリス開催試合の本拠地として同スタジアムを使用するプランを持っているという。
▽なお、フルアムは同じロンドンに25700人収容のクレイヴン・コテージをすでに持っており、今回のウェンブリー買収とは直接関連がないという。ただ、今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)で自動昇格圏の2位カーディフと勝ち点1差の3位に位置する同クラブは来季プレミア昇格の可能性がある。仮に、プレミア復帰が果たされた場合、より集客が見込まれるビッグクラブとの対戦時にウェンブリー開催でホームゲームを戦うプランもあるようだ。
▽仮に、カーン氏による買収が決定した場合、一番影響を受けるのはイングランド代表のようだ。NFLのレギュラーシーズンは9月7日からとなるため、この時期に開催される代表戦において同代表は他会場もしくはアウェイでの戦いを強いられることになる。
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