ソン・フンミン、兵役免除へ…OAとしてアジア競技大会出場を熱望
2018.04.26 20:20 Thu
▽トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンが、アジア競技大会にオーバーエイジ枠として出場することを熱望しているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。
▽トッテナムで活躍を続ける傍ら、母国韓国の兵役問題に苛まれるソン・フンミン。韓国人の成人男子は約2年間に渡る兵役の義務があり、25歳のソン・フンミンは満28歳になる前に21カ月間の服務が必要となる。また、Kリーグの尚州尚武や警察庁のチームでプレーするには、1年前に韓国国内クラブに在籍する必要があり、海外でのプレーは2019年7月まで可能となっている。
▽オリンピックでのメダル獲得やアジア競技大会優勝を成し遂げれば、この兵役を免れることができるため、ソン・フンミンは兵役免除を目指して8月18日から9月2日まで行われるアジア競技大会にオーバーエイジ枠としての出場を望んでいるようだ。U-23韓国代表を率いるるキム・ハクボム監督は、以下のようにコメントしている。
「ソン(・フンミン)にはアジア競技大会への出場に強い意欲を持っている。しかし、それまでにワールドカップがある。ソンにはアジア競技大会で会う前に、ロシアでまず上手くやってくれと伝えているよ」
▽仮にソン・フンミンがアジア競技大会に出場するとなれば、来シーズンのプレミアリーグ開幕には間に合わない。アジア競技大会は国際サッカー連盟(FIFA)が定める代表ウィーク外の開催のため、トッテナムには選手を派遣する義務はないが、兵役を免除されなければ、2018-19シーズンでソン・フンミンのトッテナムでのキャリアは終わることとなる。
▽U-23韓国代表のキム・ハクボム監督は、これまでも同選手の招集を明言しているが、トッテナムがこれに応じるのだろうか。開幕には間に合わなくとも、兵役を免除されることの方がトッテナムにとってもソン・フンミンにとってもプラスになると思われるが果たして…。
▽トッテナムで活躍を続ける傍ら、母国韓国の兵役問題に苛まれるソン・フンミン。韓国人の成人男子は約2年間に渡る兵役の義務があり、25歳のソン・フンミンは満28歳になる前に21カ月間の服務が必要となる。また、Kリーグの尚州尚武や警察庁のチームでプレーするには、1年前に韓国国内クラブに在籍する必要があり、海外でのプレーは2019年7月まで可能となっている。
「ソン(・フンミン)にはアジア競技大会への出場に強い意欲を持っている。しかし、それまでにワールドカップがある。ソンにはアジア競技大会で会う前に、ロシアでまず上手くやってくれと伝えているよ」
▽仮にソン・フンミンがアジア競技大会に出場するとなれば、来シーズンのプレミアリーグ開幕には間に合わない。アジア競技大会は国際サッカー連盟(FIFA)が定める代表ウィーク外の開催のため、トッテナムには選手を派遣する義務はないが、兵役を免除されなければ、2018-19シーズンでソン・フンミンのトッテナムでのキャリアは終わることとなる。
▽もちろんアジア競技大会の優勝が確約されているわけではなく、チャンスを逃せば2020年に行われる東京オリンピックもチャンスが残されているが、こちらもメダル獲得の保証はない。そうなれば、ソン・フンミンはサッカーをせずに兵役をこなすこととなり、その後にヨーロッパでプレーするには障壁が高いこととなる。
▽U-23韓国代表のキム・ハクボム監督は、これまでも同選手の招集を明言しているが、トッテナムがこれに応じるのだろうか。開幕には間に合わなくとも、兵役を免除されることの方がトッテナムにとってもソン・フンミンにとってもプラスになると思われるが果たして…。
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