ヴェンゲルが暴露! 「今季限りでの退任は私の決定ではない」

2018.04.26 00:00 Thu
Getty Images
▽今月20日に今季限りでのアーセナル指揮官退任を発表したアーセン・ヴェンゲル監督だが、その決断が自身によるものではなかったことを暴露した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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▽在任22年間でプレミアリーグ3回、FAカップ7回のタイトル獲得を誇るヴェンゲル監督。プレミアリーグ優勝から14年も遠ざかり、今シーズンも6位と在任中で最低の成績に終わる可能性も高まる中、20日にクラブを通じて今シーズン終了後の退任を発表した。
▽2019年まで契約を残す中で今季限りで勇退を選んだウェンゲル監督だったが、その内情は解任に近いものであることを明かした。フランス人指揮官は26日に行われるアトレティコ・マドリーとのヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグの前日会見の場で語っている。

「このタイミングでの退任は本当に私の決定ではなかった。この件に関するその他のことに関してはすでに語った通りだよ」

▽また、退任発表後の心境に関して質問を受けると、「特に変化はない。現時点で私は普段通りに働くだけだ。自分のルーティーンを守り、自分のやるべきことに集中するだけだ」と返答している。
▽さらに、自身の今後に関しては「私が働かないとあなた方は残念に思うかもしれないが、現時点で私は仕事をこれまで通り続けている。人は自分が正しいことをやっているか、常に不確かなものだ。しかし、人生は多くの異なるシチュエーションに対処していく必要があり、それが面白さでもあるんだ」と語るにとどまっている。

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