【J1ピックアッププレビュー】両指揮官が因縁の相手に挑む首位攻防戦《FC東京vs広島》
2018.04.24 21:15 Tue
▽25日、明治安田生命J1リーグ第10節が開催。味の素スタジアムではFC東京vsサンフレッチェ広島が行われる。
◆指揮官の因縁
▽2位に付けるFC東京(勝ち点16)と無敗で首位に立つ広島(勝ち点25)の対決。首位攻防戦ながら両者の勝ち点は大きく離れている。
▽注目は両指揮官になるだろう。ホームのFC東京を率いるのは長谷川健太監督。昨シーズンまで率いたガンバ大阪では、2014年のヤマザキナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)決勝、2015年のJリーグチャンピオンシップ決勝で対戦。2014年は勝利したものの、2015年は敗れリーグタイトルを逃した。広島には勝ちたい気持ちが強くあるはずだ。
▽対するアウェイの広島を率いるのは城福浩監督。2008年から2010年途中、さらに2016年と2度に渡って率いた古巣との対戦となる。2016年の悔しさを、味スタで晴らしたいはずだ。
◆長谷川サッカーが見え隠れ〜FC東京〜
▽長谷川健太監督が標榜する手堅い守備をベースとした戦い方が見え隠れするFC東京。ここまで1試合最多は2失点ながら、クリーンシートは2試合と、まだまだ浸透しきったとは言えない。
◆圧巻の堅守&全員サッカー〜サンフレッチェ広島〜
▽昨シーズンの低迷から一転、今シーズンは9試合を戦ってわずか「2」失点という驚異の結果を残している。さらに、ゴールレスドローに終わった第4節のジュビロ磐田戦を除き、8試合で勝利。クリーンシートは磐田戦も含めて7試合と、守備の安定感が抜群だ。
▽GK林卓人のPKストップが2試合で起こるなど、運も味方につけているところはあるが、城福監督が古巣を打ち破るための準備はしっかりと整っている。DF和田拓也、DF佐々木翔が担う両サイドバックは積極的に攻撃参加。一方で、守備でも対人の強さを見せ、しっかりと全員で戦っている。
▽粘り強さと、決定機を確実に仕留めていく広島のスタイルが、どこまで快進撃を持続させるのか。城福監督にとっての古巣戦は1つの関門となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆FC東京[4-4-2]
DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、小川諒也
MF:大森晃太郎、高萩洋次郎、橋本拳人、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽再び連勝街道に入りたいFC東京は、前節の清水エスパルス戦と同じメンバーをピッチに送り出すと予想。結果を残しているFWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑の2トップをはじめ、好調を維持する選手たちを継続して起用するだろう。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
DF:和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔
MF:川辺駿、吉野恭平、青山敏弘、柏好文
FW:パトリック、ティーラシン
監督:城福浩
▽無敗で首位をひた走る広島は若干のメンバー変更か。前節は途中出場となったMF吉野恭平、MF川辺駿、FWティーラシンが先発と予想。FW渡大生、MF稻垣祥、MF柴崎晃誠に代わっての出場となるだろう。好調FWパトリックは引き続き先発。ターンオーバーを最小限にし、首位独走を目指す。
【注目選手】
◆FWディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
◆GK林卓人(サンフレッチェ広島)
◆首位攻防、ほこ×たて対決
▽首位攻防戦というには勝ち点差が「9」もあり、接戦とは言えない状況だ。しかし、裏を返せば2位のFC東京にとっては負けられない戦いとなり、2位以下の団子状態を見れば、しっかりと広島の背中を追いたいところだろう。
▽FC東京はここまで13得点を記録し、リーグ2位タイの得点力を見せている。一方の広島は、ダントツでリーグ最少の2失点。さらに得点は「12」と最強のほこ×たてを持っている状態だ。
▽試合のカギは先制点。広島が先制すれば、しっかりと守備を構築した上で、少ないチャンスを狙ってくるだろう。FC東京が先制すれば、勢いに乗るはず。ディエゴ・オリヴェイラの強さ、永井謙佑のスピード、両サイドからのアタックと、広島守備陣を脅かすはずだ。
▽広島の独走か、FC東京の追走か。注目の一戦は25日(水)の19時にキックオフを迎える。
◆指揮官の因縁
▽2位に付けるFC東京(勝ち点16)と無敗で首位に立つ広島(勝ち点25)の対決。首位攻防戦ながら両者の勝ち点は大きく離れている。
▽対するアウェイの広島を率いるのは城福浩監督。2008年から2010年途中、さらに2016年と2度に渡って率いた古巣との対戦となる。2016年の悔しさを、味スタで晴らしたいはずだ。
◆長谷川サッカーが見え隠れ〜FC東京〜
▽長谷川健太監督が標榜する手堅い守備をベースとした戦い方が見え隠れするFC東京。ここまで1試合最多は2失点ながら、クリーンシートは2試合と、まだまだ浸透しきったとは言えない。
▽しかし、開幕3試合で躓いた攻撃陣は試合を追うごとに結果を残している。サイドを使った攻撃はもちろん、中央をこじ開け、2列目の選手が得点を増やしている現状は、長谷川監督らしいサッカーが出始めている証拠。連勝は一度止まったが、ここで首位の広島を叩き、頂点を目指して再び連勝をスタートさせたい。
◆圧巻の堅守&全員サッカー〜サンフレッチェ広島〜
▽昨シーズンの低迷から一転、今シーズンは9試合を戦ってわずか「2」失点という驚異の結果を残している。さらに、ゴールレスドローに終わった第4節のジュビロ磐田戦を除き、8試合で勝利。クリーンシートは磐田戦も含めて7試合と、守備の安定感が抜群だ。
▽GK林卓人のPKストップが2試合で起こるなど、運も味方につけているところはあるが、城福監督が古巣を打ち破るための準備はしっかりと整っている。DF和田拓也、DF佐々木翔が担う両サイドバックは積極的に攻撃参加。一方で、守備でも対人の強さを見せ、しっかりと全員で戦っている。
▽粘り強さと、決定機を確実に仕留めていく広島のスタイルが、どこまで快進撃を持続させるのか。城福監督にとっての古巣戦は1つの関門となりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆FC東京[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林彰洋DF:室屋成、チャン・ヒョンス、森重真人、小川諒也
MF:大森晃太郎、高萩洋次郎、橋本拳人、東慶悟
FW:ディエゴ・オリヴェイラ、永井謙佑
監督:長谷川健太
▽再び連勝街道に入りたいFC東京は、前節の清水エスパルス戦と同じメンバーをピッチに送り出すと予想。結果を残しているFWディエゴ・オリヴェイラ、FW永井謙佑の2トップをはじめ、好調を維持する選手たちを継続して起用するだろう。
◆サンフレッチェ広島[4-4-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:林卓人DF:和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔
MF:川辺駿、吉野恭平、青山敏弘、柏好文
FW:パトリック、ティーラシン
監督:城福浩
▽無敗で首位をひた走る広島は若干のメンバー変更か。前節は途中出場となったMF吉野恭平、MF川辺駿、FWティーラシンが先発と予想。FW渡大生、MF稻垣祥、MF柴崎晃誠に代わっての出場となるだろう。好調FWパトリックは引き続き先発。ターンオーバーを最小限にし、首位独走を目指す。
【注目選手】
◆FWディエゴ・オリヴェイラ(FC東京)
(C)CWS Brains,LTD.
▽FC東京の注目選手は、得点ランキングで上位を狙うディエゴ・オリヴェイラだ。ここ3試合は勢いが衰えたものの、第4節から第6節までのゴールラッシュは圧巻。FC東京の得点を担う存在として、堅守の広島相手にどこまで通用するか。周りの選手の活かし方にも注目だ。◆GK林卓人(サンフレッチェ広島)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽首位をひた走る広島の注目選手は、絶対的な守護神である林だ。今シーズンは鹿島アントラーズ戦、柏レイソル戦でPKストップ。9試合で2失点という鉄壁の守備は、最終ラインと林によってもたらされている。2月・3月度の月間MVPの実力を今節も発揮し、クリーンシートでチームの勝利に貢献できるか。◆首位攻防、ほこ×たて対決
▽首位攻防戦というには勝ち点差が「9」もあり、接戦とは言えない状況だ。しかし、裏を返せば2位のFC東京にとっては負けられない戦いとなり、2位以下の団子状態を見れば、しっかりと広島の背中を追いたいところだろう。
▽FC東京はここまで13得点を記録し、リーグ2位タイの得点力を見せている。一方の広島は、ダントツでリーグ最少の2失点。さらに得点は「12」と最強のほこ×たてを持っている状態だ。
▽試合のカギは先制点。広島が先制すれば、しっかりと守備を構築した上で、少ないチャンスを狙ってくるだろう。FC東京が先制すれば、勢いに乗るはず。ディエゴ・オリヴェイラの強さ、永井謙佑のスピード、両サイドからのアタックと、広島守備陣を脅かすはずだ。
▽広島の独走か、FC東京の追走か。注目の一戦は25日(水)の19時にキックオフを迎える。
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