ポチェッティーノ、FA杯敗退に傷心「クラブのためなら別な人間の下でも」
2018.04.22 18:58 Sun
▽トッテナムは21日、FAカップ準決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し1-2で敗戦した。同クラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は今回の敗退に大きなショックを受けたようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。
▽試合後、公式会見に臨んだポチェッティーノ監督は珍しく弱気な姿勢を見せた。
「トッテナムにはより多くの時間を必要としている。それは私の下でか、あるいは別の人物の下でだ。個人的にクラブにとって理想的な哲学を開発し、発展させることに重点を置くのがとても重要だと思う」
「もちろん、我々は準決勝に到達し、チャンピオンズリーグでも競争力を示し、プレミアリーグでもトップ4を争う競争力を持っている」
「我々が次のレベルに到達するには競争力を身に付けるのではなく、勝つ必要があるんだ」
「ここ4年、我々は非常に良いスカッドを構築しているが、勝者のメンタリティを得るにはより多くの時間が必要なんだ」
▽2014年のトッテナム指揮官就任以降、着実にチームを成長させてきたポチェッティーノ監督だが、チャンピオンズリーグ(CL)や国内リーグで更なる成功を目指して臨んだ今季はCLユベントス戦での敗退や昨季を下回る4位に甘んじるなど、苦戦が続く。それだけに、自身を含めたクラブの将来に少なからず不安を感じ始めたのかもしれない。
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▽2008年以来のタイトル獲得を目指すトッテナムは、試合序盤にMFデレ・アリのゴールで先制に成功。しかし、24分にMFムサ・デンベレの不用意な自陣でのボールロストからFWアレクシス・サンチェスに同点ゴールを許すと、後半序盤にはMFアンデル・エレーラに逆転ゴールを許して1-2の敗戦を喫した。そして、トッテナムはFAカップ準決勝で8連敗という、クラブとしての勝負弱さを改めて露呈してしまった。「トッテナムにはより多くの時間を必要としている。それは私の下でか、あるいは別の人物の下でだ。個人的にクラブにとって理想的な哲学を開発し、発展させることに重点を置くのがとても重要だと思う」
「もちろん、我々は準決勝に到達し、チャンピオンズリーグでも競争力を示し、プレミアリーグでもトップ4を争う競争力を持っている」
「ただ、それだけでは十分ではないんだ。我々はタイトルに近い存在だとみなされているが、結局のところそれ以上に近づくことはできていない」
「我々が次のレベルに到達するには競争力を身に付けるのではなく、勝つ必要があるんだ」
「ここ4年、我々は非常に良いスカッドを構築しているが、勝者のメンタリティを得るにはより多くの時間が必要なんだ」
▽2014年のトッテナム指揮官就任以降、着実にチームを成長させてきたポチェッティーノ監督だが、チャンピオンズリーグ(CL)や国内リーグで更なる成功を目指して臨んだ今季はCLユベントス戦での敗退や昨季を下回る4位に甘んじるなど、苦戦が続く。それだけに、自身を含めたクラブの将来に少なからず不安を感じ始めたのかもしれない。
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