【J1ピックアッププレビュー】4連勝を目指す両者、かつての指揮官を迎える浦和が大槻体制ラストマッチ《浦和vs札幌》
2018.04.20 22:45 Fri
▽21日、明治安田生命J1リーグ第9節が行われる。埼玉スタジアム2002では、浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌が行われる。
◆再会
▽3勝2分け3敗で10位の浦和が、4勝2分け2敗の札幌をホームに迎える一戦。札幌の指揮官は昨シーズン途中まで浦和を率いていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督だ。
▽長年ホームとしてきた埼玉スタジアム2002にかつての指揮官を迎える浦和。選手やスタッフだけでなく、スタジアム、ファンのことまで知り尽くした指揮官との再会戦となる。
◆大槻毅のラストダンス〜浦和レッズ〜
▽堀孝史監督の解任に際し、暫定指揮官に就任した大槻毅監督。オズワルド・オリヴェイラ監督の就任が発表され、今節が最後の指揮となる。
▽リーグ戦は未勝利の状態から3連勝。18日に行われたYBCルヴァンカップでもガンバ大阪に勝利し、公式戦4連勝と復調。チームが結果を残している中での退任となるが、新政権に良い形でチームを渡すためにも、勝利で終えたいところだ。
◆かつてのホームで悪者になれるか〜北海道コンサドーレ札幌〜
▽前述のとおり、ペトロヴィッチ監督にとっては家に帰って来ることとなる。チームは浦和と同様に3連勝中。YBCルヴァンカップでもジュビロ磐田を相手に逆転勝利を収め、勢いに乗っている。
▽チームは札幌に帰らずに磐田から埼玉へと移動。調整ももんだいなくできているだろう。開幕から時間も立ち、チーム戦術も浸透し、浦和を相手にミラーゲームを仕掛ける可能性もある。
▽指揮官や選手は変わっているものの、チームのことを知り尽くしているペトロヴィッチ監督が土のような準備をするのか。指揮官の腕の見せどころだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ[3-4-1-2]
DF:遠藤航、マウリシオ、槙野智章
MF:橋岡大樹、阿部勇樹、長澤和輝、宇賀神友弥
MF:柏木陽介
FW:興梠慎三、武藤雄樹
監督:大槻毅
▽大槻体制のラストマッチとなる試合。[3-4-2-1]の布陣で臨むこととなるだろう。スターティングメンバーは前節の清水エスパルス戦とほぼ同じになると予想。左ウイングバックに日本代表の活動で負傷していたMF宇賀神友弥が復帰すると予想。トップ下にMF柏木陽介を配置し、FW興梠慎三とFW武藤雄樹が2トップを組むことになるだろう。
◆北海道コンサドーレ札幌[3-4-2-1]
DF:進藤亮佑、キム・ミンテ、福森晃斗
MF:宮吉拓実、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝
MF:三好康児、チャナティップ
FW:都倉賢
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
▽古巣との対決となるペトロヴィッチ監督だが、メンバーを変更してくるだろう。負傷離脱していたMF宮澤裕樹が復帰濃厚。また、DF福森晃斗も復帰するとみられる。3戦連発中のFW都倉賢を1トップに、ミシャサッカーに欠かせないMF三好康児、MFチャナティップが2列目に入ると予想する。
【注目選手】
◆DF橋岡大樹(浦和レッズ)
◆FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)
◆4連勝を掴むのはどちらか
▽指揮官のラストマッチとかつての指揮官の帰還。互いに4連勝をかけて、埼玉スタジアム2002で激突する。
▽浦和は内容こそ良いものではないが、最後まで粘り強くプレーすること、勝利への執念はこの3試合で見せている。チームをV字回復している中での退任が決定したが、チームを復調させた大槻監督を勝利で送り出したいのは、選手だけでなく浦和サポーターも同じはず。大声援が鳴り響くことは間違いない。
▽一方で、ヒール役として埼玉スタジアム2002に戻ってくるペトロヴィッチ監督。しかし、札幌にとってはクラブ新記録となるJ1での4連勝がかかっている。浦和が大槻監督のためにという気持ちならば、札幌はペトロヴィッチ監督のためにという気持ちだろう。かつてのホームで、敵として勝利をおさめる姿を見たいはずだ。
▽勢いにのるためにも勝利が欲しい両チーム。どちらの気持ちが勝るのか。試合は21日(土)の16時にキックオフを迎える。
◆再会
▽3勝2分け3敗で10位の浦和が、4勝2分け2敗の札幌をホームに迎える一戦。札幌の指揮官は昨シーズン途中まで浦和を率いていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督だ。
◆大槻毅のラストダンス〜浦和レッズ〜
▽堀孝史監督の解任に際し、暫定指揮官に就任した大槻毅監督。オズワルド・オリヴェイラ監督の就任が発表され、今節が最後の指揮となる。
▽リーグ戦は未勝利の状態から3連勝。18日に行われたYBCルヴァンカップでもガンバ大阪に勝利し、公式戦4連勝と復調。チームが結果を残している中での退任となるが、新政権に良い形でチームを渡すためにも、勝利で終えたいところだ。
▽選手たちの気持ちも同じだろう。勝ち癖を付けて行きたいところでもあり、4連勝となれば勢いにも乗れるだろう。そして、かつての指揮官を迎えるだけに、一層勝ちたい気持ちは強いはず。“ミシャチルドレン”の奮起にも期待だ。
◆かつてのホームで悪者になれるか〜北海道コンサドーレ札幌〜
▽前述のとおり、ペトロヴィッチ監督にとっては家に帰って来ることとなる。チームは浦和と同様に3連勝中。YBCルヴァンカップでもジュビロ磐田を相手に逆転勝利を収め、勢いに乗っている。
▽チームは札幌に帰らずに磐田から埼玉へと移動。調整ももんだいなくできているだろう。開幕から時間も立ち、チーム戦術も浸透し、浦和を相手にミラーゲームを仕掛ける可能性もある。
▽指揮官や選手は変わっているものの、チームのことを知り尽くしているペトロヴィッチ監督が土のような準備をするのか。指揮官の腕の見せどころだろう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ[3-4-1-2]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:西川周作DF:遠藤航、マウリシオ、槙野智章
MF:橋岡大樹、阿部勇樹、長澤和輝、宇賀神友弥
MF:柏木陽介
FW:興梠慎三、武藤雄樹
監督:大槻毅
▽大槻体制のラストマッチとなる試合。[3-4-2-1]の布陣で臨むこととなるだろう。スターティングメンバーは前節の清水エスパルス戦とほぼ同じになると予想。左ウイングバックに日本代表の活動で負傷していたMF宇賀神友弥が復帰すると予想。トップ下にMF柏木陽介を配置し、FW興梠慎三とFW武藤雄樹が2トップを組むことになるだろう。
◆北海道コンサドーレ札幌[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:ク・ソンユンDF:進藤亮佑、キム・ミンテ、福森晃斗
MF:宮吉拓実、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝
MF:三好康児、チャナティップ
FW:都倉賢
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
▽古巣との対決となるペトロヴィッチ監督だが、メンバーを変更してくるだろう。負傷離脱していたMF宮澤裕樹が復帰濃厚。また、DF福森晃斗も復帰するとみられる。3戦連発中のFW都倉賢を1トップに、ミシャサッカーに欠かせないMF三好康児、MFチャナティップが2列目に入ると予想する。
【注目選手】
◆DF橋岡大樹(浦和レッズ)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽浦和の注目選手は、大槻監督に見出され結果を残しているDF橋岡大樹だ。本職はセンターバックながら、右ウイングで起用。前節はアシストも記録し、浦和復活の兆しとなっている。足をつってもピッチに立ち続けた前節。恩師である大槻監督を白星で送り出したい気持ちは強いはずだ。豊富な運動量で右サイドを駆けまわる姿に注目だ。◆FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)
(C)J.LEAGUE PHOTOS
▽札幌の注目選手は3戦連発中のFW都倉賢だ。シーズン序盤はゴールが奪えなかったものの、ここ3試合は貴重なゴールを連発。どれもが目を見張るシュートであり、札幌の活力になっていることは間違いない。今節も自身のゴールでチームを4連勝に導けるか。◆4連勝を掴むのはどちらか
▽指揮官のラストマッチとかつての指揮官の帰還。互いに4連勝をかけて、埼玉スタジアム2002で激突する。
▽浦和は内容こそ良いものではないが、最後まで粘り強くプレーすること、勝利への執念はこの3試合で見せている。チームをV字回復している中での退任が決定したが、チームを復調させた大槻監督を勝利で送り出したいのは、選手だけでなく浦和サポーターも同じはず。大声援が鳴り響くことは間違いない。
▽一方で、ヒール役として埼玉スタジアム2002に戻ってくるペトロヴィッチ監督。しかし、札幌にとってはクラブ新記録となるJ1での4連勝がかかっている。浦和が大槻監督のためにという気持ちならば、札幌はペトロヴィッチ監督のためにという気持ちだろう。かつてのホームで、敵として勝利をおさめる姿を見たいはずだ。
▽勢いにのるためにも勝利が欲しい両チーム。どちらの気持ちが勝るのか。試合は21日(土)の16時にキックオフを迎える。
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