マインツ戦で珍事…VARによりハーフタイム中にPKが与えられる
2018.04.17 16:25 Tue
▽16日に行われたブンデスリーガ第30節マインツvsフライブルクの中で行われた、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による判定が物議を醸している。イギリス『BBC』が報じた。
▽物議を醸しているのは、この試合の重要な分岐点となった前半終了間際の一連の場面だ。DFブロシネツキのクロスがボックス内でフライブルクDFの手に当たったものの、そのまま前半が終了。しかし、ハーフタイム中にVARに確認したグイド・ウィンクマン主審は、ロッカールームに引き上げていた選手たちを呼び戻してPKスポットを指差し、マインツに貴重な先制点が与えられることとなった。
▽これに関して、フライブルクのスポーツディレクターは「あれは苦味を残す」と発言。ハーフタイム中には、『ユーロ・スポーツ』に対して「重い気持ちで受け入れる」と語った。また、不満を覚えた観客により大量のトイレットペーパーがピッチに投棄されていた。
▽『BBC』は、VARにより遺恨が残りかねない今回の一件の問題点が、テクノロジーではなくプロセスにあると指摘。VARの審判員が判定にどのようなプロセスで関わっているのかは不明だが、明白に決定が覆る場合は確実に主審に伝えなければならないと主張した。
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▽試合ではFW武藤嘉紀の欠場したマインツが2-0で勝利し、7戦ぶりに白星。残留を争うライバルであるフライブルクに競り勝ち、15位に浮上して降格圏から脱出した。▽これに関して、フライブルクのスポーツディレクターは「あれは苦味を残す」と発言。ハーフタイム中には、『ユーロ・スポーツ』に対して「重い気持ちで受け入れる」と語った。また、不満を覚えた観客により大量のトイレットペーパーがピッチに投棄されていた。
▽『BBC』は、VARにより遺恨が残りかねない今回の一件の問題点が、テクノロジーではなくプロセスにあると指摘。VARの審判員が判定にどのようなプロセスで関わっているのかは不明だが、明白に決定が覆る場合は確実に主審に伝えなければならないと主張した。
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