アーセナル、ニューカッスルに逆転負けでリーグ4試合ぶり黒星《プレミアリーグ》

2018.04.15 23:26 Sun
Getty Images
▽アーセナルは15日、プレミアリーグ第34節でニューカッスルとアウェイで対戦し、1-2で敗れた。

▽現在リーグ戦3連勝中のアーセナル。12日に行われたヨーロッパリーグでもCSKAモスクワを退け準決勝に進出した。今季リーグ戦初の4連勝を目指して戦う今節はCSKAモスクワ戦から6選手を変更。負傷したラムジーやウィルシャーらの代わりに、イウォビやジャカが入り、2列目の左にオーバメヤン、ワントップにラカゼットが起用された。
▽目下リーグ戦3連勝中同士の一戦は14分に動く。最終ラインからのロングボールでオフサイドラインを抜け出したオーバメヤン。見事なトラップで一気にチャンスを迎えると、オーバメヤンのクロスに反応したラカゼットが押し込んでアーセナルが先制した。

▽その後もボールを支配し続けるアーセナルは20分、ボックス内のイウォビが細かいステップから自らシュートを選択。しかしこれはGKの正面に飛んでしまう。

▽なかなかゴールに近づくことができないニューカッスルだったが29分にワンチャンスをモノにする。シェルヴェイの自陣からのロングパスでゲイルがボックス右に侵入すると、一旦外側のイェドリンへ。イェドリンはこれをダイレクトで折り返すと、2列目から飛び出してきたアヨセ・ペレスがニアで合わせ同点とした。
▽39分にアーセナルが得たゴール正面のFKの場面では、一度壁に当たってはね返されるものの、それを拾ったジャカがボックス左に放り込む。これに反応したムスタフィのダイビングヘッドでの折り返しを、チャンバースが合わせるが惜しくも枠へ飛ばず。さらに42分には、敵陣でボールを奪ったラカゼットがジョー・ウィロックに繋げるも、上手く合わせられずチャンスを逸失。結局前半は1-1で折り返した。

▽後半は立ち上がりから互いに攻め手を欠きこう着した時間が続く。そんな中、ニューカッスルはゲイルに代えてスリマニ、アーセナルはジョー・ウィロックを下げてウェルベックを投入。前線の活性化を図った。

▽この交代が功を奏したのはホームチームの方だった。68分、左サイドのスローインから、モンレアルのクリアミスを拾ったスリマニからアヨセ・ペレス、リッチーと繋がると、リッチーがゴール右に蹴り込んでニューカッスルが逆転に成功。

▽その後も、ケネディがクロスバーに当たるシュートを見舞うと、アヨセ・ペレスのシュートがサイドネットを叩くなど、少しずつニューカッスルに流れが傾き始める。

▽試合も終盤に差し掛かった85分には、左サイドのモンレアルのクロスから最後はラカゼットがシュート。しかしこれはサイドネットに引っかかる。途中出場のウェルベックもボックスの外から狙いに行くが相手のブロックに遭う。

▽試合はここで終了。先制したアーセナルだったがニューカッスルに逆転を許しリーグ4試合ぶりの黒星。ニューカッスルはリーグ戦4連勝となった。
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