14戦無敗スパーズにシーズンダブルのシティが優勝に再王手! 明日の試合でユナイテッド敗戦で優勝決定も《プレミアリーグ》
2018.04.15 05:48 Sun
▽プレミアリーグ第34節、トッテナムvsマンチェスター・シティが14日にウェンブリー・スタジアムで行われ、アウェイのシティが3-1で勝利した。
▽一方、史上最速優勝に王手をかけた前節の宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのホームゲームで2点差を引っくり返されるまさかの逆転負けを喫した首位シティ(勝ち点84)は、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でもリバプール相手に連敗を喫して無念のベスト8敗退。公式戦3連敗と今季最も厳しい時期を過ごすチームは、難敵トッテナム相手のアウェイゲームで連敗ストップと共に優勝再王手を狙った。リバプール戦からは先発3人を変更。出場停止のフェルナンジーニョに代わってギュンドアンを起用したほか、オタメンディに代えてコンパニ、ベルナルド・シウバに代わってデルフを起用。また、変則的な3バックから[4-3-3]のシステムに戻した。
▽日程面で圧倒的に不利なシティが積極的な試合への入りを見せる。開始3分には右サイドでシルバとパス交換したスターリングがボックス右から柔らかなクロスを供給。これをボックス左でフリーのザネが狙いすました左足ダイレクトボレーで合わすが、これは惜しくも左ポストを叩く。さらに畳みかけるアウェイチームはフリーマンのシルバが両サイドに流れて数的優位を作りつつ、積極的に前線の選手にクサビを入れながら厚みのある攻撃を展開。8分と9分にはスターリング、デ・ブライネと続けて際どいミドルシュートを放った。
▽その後も相手のプレスをいなすパスワーク、素早いネガティブトランジションでホームチームに何もさせない完璧な試合運びを見せるシティ。すると、この良い流れの中で立て続けにゴールが生まれる。22分、最終ラインでボールを受けたコンパニが相手ハイラインの背後へ絶妙なフィードを通すと、DFダビンソン・サンチェスを振り切ってゴール前に抜け出したガブリエウ・ジェズスがGKとの一対一を制して先制点を奪取。続く25分には左サイドで裏へ飛び出したスターリングがボックスギリギリの微妙な位置でGKロリスに倒されると、主審はシティのアドバンテージを取って流した後にPKを宣告。これをキッカーのギュンドアンがGKの逆を突くシュートできっちり決め切った。
▽すると、前半終了間際の42分にはセットプレーの二次攻撃からケインの短いスルーパスに抜け出したゴール前のエリクセンが右足シュート。これがDFラポルテのスライディングブロックに遭うも、跳ね返りがエリクセンの脛に当たって無人のゴールへ吸い込まれた。そして、ラッキーな形で1点を返したトッテナムが1点ビハインドでハーフタイムに突入した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半はシティの運動量低下、トッテナムのプレスの勢いが強まり、ホームチームが押し込む展開が続く。決定機こそ作れないものの、セカンドボールの回収と相手の切り替えのパスを奪って攻撃に厚みを加えるトッテナムはデレ・アリがゴール前でチャンスに絡むシーンを増やしていく。
▽一方、後半に入って厳しい状況が続くシティだが、64分にギュンドアンのスルーパスにジェズスが完璧に抜け出すなど、相手のハイラインの背後を狙うシンプルな攻撃から試合を決定付ける3点目を狙う。この決定機直後にはザネを下げてオタメンディを投入し、[3-5-2]の守備的な布陣に変更する。一方、トッテナムはこのタイミングでラメラを下げてソン・フンミンをピッチに送り出した。
▽この選手交代をキッカケに試合が動きを見せそうな気配が漂う中、一歩先に出たのはシティ。71分、右サイド深くでウォーカーが入れた低弾道の高速クロスをGKロリスが弾き出すと、これをボックス中央で回収したスターリングがロリスをかわしてシュートもトリッピアーの決死のブロックに防がれる。しかし、この流れの中で得た2つ目の右CKでファーに流れたボールをジェズスがニアポストを狙ってシュート。これはロリスに阻まれるも今度はスターリングがきっちりこぼれ球を蹴り込んだ。
▽痛恨の3失点目を喫したトッテナムはデンベレ、デレ・アリを下げてルーカス・モウラ、ムサ・シッソコを続けて投入。ルーカス・モウラの鋭い仕掛けで幾度かチャンスを作りかけるが、先日のユナイテッド戦を教訓にソリッドな守備を続けるシティの守備をこじ開けられない。後半アディショナルタイムにはセットプレーの流れからルーカス・モウラが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKエデルソンがセーブ。結局、試合はこのままシティの3-1でタイムアップを迎え、公式戦の連敗を「3」でストップしたシティが優勝に再王手。翌日に行われるWBA戦で2位ユナイテッドが敗戦した場合、今節で優勝を決めることになった。一方、トッテナムはシティにシーズンダブルを喫して2018年リーグ戦初黒星となる15試合ぶりの敗戦となった。
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▽昨年12月16日に行われた第18節で今回の対戦相手シティに1-4の大敗を喫して以降、プレミアリーグになってからのクラブ記録である14戦無敗を継続する絶好調の4位トッテナム(勝ち点67)。現在、6連勝中のチームはシティ相手にリベンジを果たすと共にトップ4フィニッシュに向けて勝ち点3を目指した。2-1で競り勝った前節のストーク・シティ戦から先発4人を変更。両サイドバックをオーリエ、ローズからトリッピアー、ベン・デイビスに入れ替え、ワニャマ、ソン・フンミンに代わってエリック・ダイアー、ラメラを起用した。▽日程面で圧倒的に不利なシティが積極的な試合への入りを見せる。開始3分には右サイドでシルバとパス交換したスターリングがボックス右から柔らかなクロスを供給。これをボックス左でフリーのザネが狙いすました左足ダイレクトボレーで合わすが、これは惜しくも左ポストを叩く。さらに畳みかけるアウェイチームはフリーマンのシルバが両サイドに流れて数的優位を作りつつ、積極的に前線の選手にクサビを入れながら厚みのある攻撃を展開。8分と9分にはスターリング、デ・ブライネと続けて際どいミドルシュートを放った。
▽その後も相手のプレスをいなすパスワーク、素早いネガティブトランジションでホームチームに何もさせない完璧な試合運びを見せるシティ。すると、この良い流れの中で立て続けにゴールが生まれる。22分、最終ラインでボールを受けたコンパニが相手ハイラインの背後へ絶妙なフィードを通すと、DFダビンソン・サンチェスを振り切ってゴール前に抜け出したガブリエウ・ジェズスがGKとの一対一を制して先制点を奪取。続く25分には左サイドで裏へ飛び出したスターリングがボックスギリギリの微妙な位置でGKロリスに倒されると、主審はシティのアドバンテージを取って流した後にPKを宣告。これをキッカーのギュンドアンがGKの逆を突くシュートできっちり決め切った。
▽大敗した前回対戦の再現かのように厳しい試合展開を強いられたトッテナムは相手が一息ついた30分過ぎからようやく反撃に転じていく。31分にはラメラがファーストシュートを放つと、その後は高い位置を取り始めたサイドバックのクロスから攻め手をうかがう。
▽すると、前半終了間際の42分にはセットプレーの二次攻撃からケインの短いスルーパスに抜け出したゴール前のエリクセンが右足シュート。これがDFラポルテのスライディングブロックに遭うも、跳ね返りがエリクセンの脛に当たって無人のゴールへ吸い込まれた。そして、ラッキーな形で1点を返したトッテナムが1点ビハインドでハーフタイムに突入した。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半はシティの運動量低下、トッテナムのプレスの勢いが強まり、ホームチームが押し込む展開が続く。決定機こそ作れないものの、セカンドボールの回収と相手の切り替えのパスを奪って攻撃に厚みを加えるトッテナムはデレ・アリがゴール前でチャンスに絡むシーンを増やしていく。
▽一方、後半に入って厳しい状況が続くシティだが、64分にギュンドアンのスルーパスにジェズスが完璧に抜け出すなど、相手のハイラインの背後を狙うシンプルな攻撃から試合を決定付ける3点目を狙う。この決定機直後にはザネを下げてオタメンディを投入し、[3-5-2]の守備的な布陣に変更する。一方、トッテナムはこのタイミングでラメラを下げてソン・フンミンをピッチに送り出した。
▽この選手交代をキッカケに試合が動きを見せそうな気配が漂う中、一歩先に出たのはシティ。71分、右サイド深くでウォーカーが入れた低弾道の高速クロスをGKロリスが弾き出すと、これをボックス中央で回収したスターリングがロリスをかわしてシュートもトリッピアーの決死のブロックに防がれる。しかし、この流れの中で得た2つ目の右CKでファーに流れたボールをジェズスがニアポストを狙ってシュート。これはロリスに阻まれるも今度はスターリングがきっちりこぼれ球を蹴り込んだ。
▽痛恨の3失点目を喫したトッテナムはデンベレ、デレ・アリを下げてルーカス・モウラ、ムサ・シッソコを続けて投入。ルーカス・モウラの鋭い仕掛けで幾度かチャンスを作りかけるが、先日のユナイテッド戦を教訓にソリッドな守備を続けるシティの守備をこじ開けられない。後半アディショナルタイムにはセットプレーの流れからルーカス・モウラが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKエデルソンがセーブ。結局、試合はこのままシティの3-1でタイムアップを迎え、公式戦の連敗を「3」でストップしたシティが優勝に再王手。翌日に行われるWBA戦で2位ユナイテッドが敗戦した場合、今節で優勝を決めることになった。一方、トッテナムはシティにシーズンダブルを喫して2018年リーグ戦初黒星となる15試合ぶりの敗戦となった。
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