フォラントが後半にハット! 長谷部フル出場のフランクフルトに快勝のレバークーゼンがCL出場権争いを制す《ブンデスリーガ》

2018.04.15 00:38 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第30節、レバークーゼン vs フランクフルトが14日に行われ、4-1でレバークーゼンが快勝した。フランクフルトのMF長谷部誠はフル出場し、MF鎌田大地はベンチ外だった。
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▽前節ライプツィヒとのチャンピオンズリーグ(CL)出場権争いを4-1の逆転勝利で飾り、3試合ぶりに勝利してCL圏内の4位に浮上したレバークーゼン(勝ち点48)は、前節負傷交代したS・ベンダーが先発となった一方、ヴェンデウとターが負傷欠場となった。
▽一方、ホッフェンハイム相手に優勢に試合を運びながらも1-1で引き分けて5位に後退したフランクフルト(勝ち点46)は、N・コバチ監督の来季バイエルン指揮官就任が発表された中、長谷部が引き続きリベロで先発となった。

▽共に3バックでスタートしたCL出場権争い。一進一退の攻防で立ち上がった中、レバークーゼンは14分にL・ベンダーの攻撃参加からフォラントがGKを強襲するシュートを浴びせる。

▽すると20分、サイド攻撃からレバークーゼンが先制する。クロスボールを跳ね返された流れから、右サイドゴールライン際のハフェルツのクロスをニアサイドのブラントがループ気味の巧みなヘディングシュートでゴール左に流し込んだ。
▽失点したフランクフルトだったが3分後、ヴォルフがボールを奪ったカウンターの流れからK・ボアテングとつなぎ、最後はボックス内のファビアンがGKとの一対一を決めた。

▽1-1となって以降、34分にブラントのミドルシュートで勝ち越しゴールに迫ったレバークーゼンがハーフタイムにかけて押し気味に試合を運ぶも、シュートに持ち込むには至らず、前半を1-1で終えた。

▽後半も引き続きレバークーゼンが押し込む流れとなると、52分にベイリーの強烈なミドルシュートがバーを直撃。さらに58分、スルーパスに抜け出したフォラントが長谷部に競り勝ってGKを強襲するシュートを浴びせたレバークーゼンが主導権を渡さない。

▽耐えるフランクフルトは1トップでプレーしていたK・ボアテングに代えてアラーを投入。さらに長谷部をボランチに上げて反撃を狙ったが、71分に勝ち越しゴールを許す。

▽ハフェルツのダイレクトヒールーパスに抜け出したフォラントがボックス内に進入し、GKとの一対一を決めた。さらに77分、ショートカウンターからブラント、途中出場のベララビとつないで最後はフォラントが決めると、87分にもスルーパスに抜け出したベララビがボックス右に進入。ラストパスを再びフォラントが決めてハットトリックを達成した。

▽終わってみればレバークーゼンがフランクフルトに快勝。CL出場権争いを制し、4位を死守している。

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