ムニル、まだモロッコを諦めない! スペイン代表からの鞍替えは5月中旬に結論
2018.04.11 22:30 Wed
▽元スペイン代表のアラベスFWムニル・エル・ハダディは、モロッコ代表入りの夢を諦めていない。スペイン『アス』が報じた。
▽バルセロナ下部組織出身のムニルは、2014年9月に行われたユーロ2016予選のマケドニア代表戦でスペイン代表デビュー。13分間の出場機会を得たが、それ以降は代表でチャンスが与えられず。両親のルーツがあるモロッコへの国籍変更を希望していた。
▽国際サッカー連盟(FIFA)のルール上では、コソボのような新しい国家が誕生するなど例外を除き、公式戦に1試合でも出場した場合、その後の国籍を変えることができないとしているが、ムニルの代表鞍替えを支持するモロッコサッカー協会が抗議。FIFA側も、代表キャップ1~2試合であれば国籍の切り替えを許可できるよう、ルールの緩和を検討していた。
▽しかし3月13日、FIFAはモロッコの訴えを却下。スペインという競争力のある国で出場した以上、例外として認めることはできないとの意向を示していた。
▽それでもモロッコ代表入りを諦めないムニルは、FIFAに却下された後にモロッコサッカー連盟(FMF)と共同でスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴。この訴えには、ロシア・ワールドカップ(W杯)に間に合わせるため、5月中旬までに回答を求めるという期限が請求されているという。
「これは僕の決定だった。自分が何をしたかは分かってたんだ。スペインでプレーしてきた育成年代から、そう考えてた」
「モロッコの人々と話をして、(スペインの)代わりにここでプレーしたいと伝えたよ」
▽W杯本大会では、スペインと同じグループBに振り分けられたモロッコ。スペイン選手の特徴をよく知るムニルの“補強”が叶えば、戦力アップになることは間違いない。5月中頃までに結論が出る見込みとされており、CASの判決が待たれる。
▽バルセロナ下部組織出身のムニルは、2014年9月に行われたユーロ2016予選のマケドニア代表戦でスペイン代表デビュー。13分間の出場機会を得たが、それ以降は代表でチャンスが与えられず。両親のルーツがあるモロッコへの国籍変更を希望していた。
▽しかし3月13日、FIFAはモロッコの訴えを却下。スペインという競争力のある国で出場した以上、例外として認めることはできないとの意向を示していた。
▽それでもモロッコ代表入りを諦めないムニルは、FIFAに却下された後にモロッコサッカー連盟(FMF)と共同でスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴。この訴えには、ロシア・ワールドカップ(W杯)に間に合わせるため、5月中旬までに回答を求めるという期限が請求されているという。
▽この件に関して、ムニルは以下のように代表鞍替えに至った心境を語っている。
「これは僕の決定だった。自分が何をしたかは分かってたんだ。スペインでプレーしてきた育成年代から、そう考えてた」
「モロッコの人々と話をして、(スペインの)代わりにここでプレーしたいと伝えたよ」
▽W杯本大会では、スペインと同じグループBに振り分けられたモロッコ。スペイン選手の特徴をよく知るムニルの“補強”が叶えば、戦力アップになることは間違いない。5月中頃までに結論が出る見込みとされており、CASの判決が待たれる。
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