【J1ピックアッププレビュー】結果伴わないクルピ・ガンバが名波ジュビロと激突…必見はヤットvs俊輔の司令塔対決《G大阪vs磐田》
2018.04.10 19:30 Tue
▽今シーズン初のミッドウィーク開催となる明治安田生命J1リーグ。パナソニック スタジアム 吹田で行われる第7節は、MF遠藤保仁を擁するガンバ大阪とMF中村俊輔を擁するジュビロ磐田が激突する。
◆浮上のキッカケを求めた戦い
▽1分け5敗の最下位に沈むG大阪と、2勝2分け2敗で14位につける磐田による上位浮上のキッカケを探る両雄の一戦。互いに前節を勝ち切れなかっただけに、3ポイントだけを目指した激戦が予想できる戦いとなる。
◆己を信じて今の戦いを〜ガンバ大阪〜
▽結果がついてこない。前節のヴィッセル神戸との関西ダービーでもDF藤春廣輝やMF今野泰幸、FWアデミウソンら主力に故障者を抱える中、レヴィー・クルピ新監督の掲げるアタッキング・フットボールを展開。守備面においても開幕から続く“緩さ”を克服する戦いを披露した。
▽だが、結果は主審の判定に泣かされるなどの不運も重なり、開幕6戦未勝利となる黒星。降格時の2012年を下回るクラブワースト記録を樹立した格好だが、遠藤が「勝ってもおかしくない内容」と語るとおり、下を向くほど悪くない。むしろ、良い。己を信じて、今の戦いを続けるしかない。
◆昨年2戦2勝の相手、狙うは勝利のみ〜ジュビロ磐田〜
▽対する磐田も、G大阪と同様、MFアダイウトンやMFムサエフといった超主力が故障離脱を強いられる苦しい台所事情。だが、今年で指揮5年目となる名波浩監督の緻密なスカウティングと見事な人心掌握術により、戦力ダウンを余儀なくされた戦いの中でも最低限の結果を手にしている。
◆日本が誇る司令塔対決
▽日本代表でいち時代を築いた遠藤と中村の“司令塔対決”も見どころの1つだ。昨シーズンの対戦時は、中村のセットプレーが炸裂。今シーズンのここまでセットプレーからの失点が目立つG大阪としては、不用意なファウルを避けることも勝負のポイントになってくる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮
MF:遠藤保仁、マテウス、ファン・ウィジョ、倉田秋、食野亮太郎
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽前節負傷交代のDFオ・ジェソクに代わり、DF米倉恒貴が右サイドバックで先発か。そのほか、左サイドハーフにおいて、J1デビューの神戸戦で堂々たるプレーを披露したFW食野亮太郎か、卓越した攻撃センスでアピール続くMF井出遥也のいずれかが先発の座を掴むことになりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ジュビロ磐田[3-4-2-1]
DF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮
MF:櫻内渚、上原力也、田口泰士、ギレルメ
MF:中村俊輔、山田大記
FW:川又堅碁
監督:名波浩
▽対する磐田は、FW川又堅碁、MF山田大記、中村による前線のトライアングル継続か。MF上原力也が引き続きムサエフを欠くボランチの一角を務めることになるだろう。左ウィングバックは引き続きDFギレルメか。
【注目選手】
◆FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)
◆FW川又堅碁(ジュビロ磐田)
◆浮上のキッカケを求めた戦い
▽1分け5敗の最下位に沈むG大阪と、2勝2分け2敗で14位につける磐田による上位浮上のキッカケを探る両雄の一戦。互いに前節を勝ち切れなかっただけに、3ポイントだけを目指した激戦が予想できる戦いとなる。
▽結果がついてこない。前節のヴィッセル神戸との関西ダービーでもDF藤春廣輝やMF今野泰幸、FWアデミウソンら主力に故障者を抱える中、レヴィー・クルピ新監督の掲げるアタッキング・フットボールを展開。守備面においても開幕から続く“緩さ”を克服する戦いを披露した。
▽だが、結果は主審の判定に泣かされるなどの不運も重なり、開幕6戦未勝利となる黒星。降格時の2012年を下回るクラブワースト記録を樹立した格好だが、遠藤が「勝ってもおかしくない内容」と語るとおり、下を向くほど悪くない。むしろ、良い。己を信じて、今の戦いを続けるしかない。
◆昨年2戦2勝の相手、狙うは勝利のみ〜ジュビロ磐田〜
▽対する磐田も、G大阪と同様、MFアダイウトンやMFムサエフといった超主力が故障離脱を強いられる苦しい台所事情。だが、今年で指揮5年目となる名波浩監督の緻密なスカウティングと見事な人心掌握術により、戦力ダウンを余儀なくされた戦いの中でも最低限の結果を手にしている。
▽その状況の中で迎えた前節は、清水エスパルスとの“静岡ダービー”をゴールレスドロー。内容的に勝ち点3が欲しい試合内容だったが、3試合ぶりに先発復帰した中村の働きも含め、今後の戦いにポジティブな要素を残した。今節は昨年2戦2勝のG大阪戦。目指すは3ポイントのみだ。
◆日本が誇る司令塔対決
▽日本代表でいち時代を築いた遠藤と中村の“司令塔対決”も見どころの1つだ。昨シーズンの対戦時は、中村のセットプレーが炸裂。今シーズンのここまでセットプレーからの失点が目立つG大阪としては、不用意なファウルを避けることも勝負のポイントになってくる。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮
MF:遠藤保仁、マテウス、ファン・ウィジョ、倉田秋、食野亮太郎
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽前節負傷交代のDFオ・ジェソクに代わり、DF米倉恒貴が右サイドバックで先発か。そのほか、左サイドハーフにおいて、J1デビューの神戸戦で堂々たるプレーを披露したFW食野亮太郎か、卓越した攻撃センスでアピール続くMF井出遥也のいずれかが先発の座を掴むことになりそうだ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ジュビロ磐田[3-4-2-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:カミンスキーDF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮
MF:櫻内渚、上原力也、田口泰士、ギレルメ
MF:中村俊輔、山田大記
FW:川又堅碁
監督:名波浩
▽対する磐田は、FW川又堅碁、MF山田大記、中村による前線のトライアングル継続か。MF上原力也が引き続きムサエフを欠くボランチの一角を務めることになるだろう。左ウィングバックは引き続きDFギレルメか。
【注目選手】
◆FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪の注目選手は、チームトップの4ゴールを記録するファン・ウィジョだ。前節も攻撃陣の主軸を担い、出色の活躍を披露したが、渾身のシュートがポストに嫌われるなどノーゴール。状態自体悪くないだけに、今節こそチームを勝利に繋がる肉食系ストライカーの一発でホームのサポーターに歓喜の瞬間を届けたい。◆FW川又堅碁(ジュビロ磐田)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽磐田の注目選手は、ここまで2ゴールの川又だ。前節は清水の守備陣をこじ開けられずに不発。展開的に磐田ペースだっただけに、サックスブルーの得点源を司る者として思うところがあるはずだ。今節は昨年2得点を挙げたアルビレックス新潟時代の同僚であるGK東口順昭と対峙。個人としてもチームとしても波に乗りたい。
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